後場コメント No.1 ＫＹＢ、ネオス、日本電産、日本特殊陶業、フィットなど
★12：30 村田製作所－ＣＳが目標株価引き下げ 北米スマホでのコンテンツロストは織り込み済み
村田製作所<6981.T>が続落。クレディ・スイス証券では、北米スマホでのコンテンツロストは織り込み済みと判断。投資評価「OUTPERFORM」を継続も、目標株価は20900円→16500円と引き下げた。
業績予想を減額修正。今17.3期は円高、北米大手スマホでのコンテンツ・ロストにより業績は停滞局面にあり、バリュエーションも過去10年の下限を下回っている。ただし、円高環境下でも北米大手スマホ以外の売上高は順調に拡大しており、来期にかけては北米大手での減収影響が一巡し、中国スマホを中心としたCarrier Aggregation によるQuadplexer など高付加価値部品の増加、および車載向け売上高拡大などから再度増益基調に回帰すると予想。IMS2016で発表されたIHP SAWの本格立ち上がりは来期以降とみられるが、これによりミッドバンドPAMiD/PAiDへの参入も可能となり、同社RFビジネスのTAM拡大につながるとみるとした。
村田製作所<6981.T>が続落。クレディ・スイス証券では、北米スマホでのコンテンツロストは織り込み済みと判断。投資評価「OUTPERFORM」を継続も、目標株価は20900円→16500円と引き下げた。
業績予想を減額修正。今17.3期は円高、北米大手スマホでのコンテンツ・ロストにより業績は停滞局面にあり、バリュエーションも過去10年の下限を下回っている。ただし、円高環境下でも北米大手スマホ以外の売上高は順調に拡大しており、来期にかけては北米大手での減収影響が一巡し、中国スマホを中心としたCarrier Aggregation によるQuadplexer など高付加価値部品の増加、および車載向け売上高拡大などから再度増益基調に回帰すると予想。IMS2016で発表されたIHP SAWの本格立ち上がりは来期以降とみられるが、これによりミッドバンドPAMiD/PAiDへの参入も可能となり、同社RFビジネスのTAM拡大につながるとみるとした。
★12：31 ＫＹＢ－大幅続落 今期営業益3倍増見込むも市場予想より弱く 前期は70％減益
ＫＹＢ<7242.T>が大幅続落。同社は24日、17.3期通期の連結営業利益（IFRS）予想を130億円（前期比3.0倍）とすると発表した。市場予想は145億円。
16.3期の営業利益は43億円（前の期比70.1％減）だった。シリンダー、バルブ、鉄道車両用オイルダンパーなどを販売するHC事業で売り上げが伸び悩み、セグメント利益が大きく減少した。
ＫＹＢ<7242.T>が大幅続落。同社は24日、17.3期通期の連結営業利益（IFRS）予想を130億円（前期比3.0倍）とすると発表した。市場予想は145億円。
16.3期の営業利益は43億円（前の期比70.1％減）だった。シリンダー、バルブ、鉄道車両用オイルダンパーなどを販売するHC事業で売り上げが伸び悩み、セグメント利益が大きく減少した。
★12：31 ネオス－後場急伸 店舗向けO2Oトータルソリューションを開発
ネオス<3627.T>が後場急伸。同社は27日前引け後、受け付け自動化、実店舗への集客、送客、顧客の囲い込みまで実現するO2O（Online to Offline）トータルソリューションを企画・開発したと発表した。
同ソリューションは顧客とのチャット機能のほか、自動受け付け機能なども装備している。今回、整骨院業界の経営支援を手掛けるリグア（大阪市）と協業でカスタマイズし、整骨院向けO2Oトータルソリューションとして「Ligoo」の提供を開始した。今後の業績の伸びが期待され、買いが集まっている。
ネオス<3627.T>が後場急伸。同社は27日前引け後、受け付け自動化、実店舗への集客、送客、顧客の囲い込みまで実現するO2O（Online to Offline）トータルソリューションを企画・開発したと発表した。
同ソリューションは顧客とのチャット機能のほか、自動受け付け機能なども装備している。今回、整骨院業界の経営支援を手掛けるリグア（大阪市）と協業でカスタマイズし、整骨院向けO2Oトータルソリューションとして「Ligoo」の提供を開始した。今後の業績の伸びが期待され、買いが集まっている。
★12：34 日本電産－ＣＳが目標株価引き下げ 短期・中期ともに安心感が強い
日本電産<6594.T>が続落。クレディ・スイス証券では、短期、中期ともに安心感が強いとして、投資評価「OUTPERFORM」を継続した。目標株価は10100円→10000円と引き下げた。
中期的な車載ビジネスをコアとした業績拡大に加え、短期の業績悪化リスクも限定的であり（為替感応度の小ささ、HDD市場は短期的には若干数量上振れ）、強気の投資評価を継続。前16.3期で車載＆ACIMの収益寄与がHDD-SPMを上回り、今17.3期には全社利益の45％が車載＆ACIMによってもたらされると予想。また、車載関連では2015年2月に買収したGPM（ポンプ事業）に続く、次のM&A（合併・買収）があるかにも注目といた。
日本電産<6594.T>が続落。クレディ・スイス証券では、短期、中期ともに安心感が強いとして、投資評価「OUTPERFORM」を継続した。目標株価は10100円→10000円と引き下げた。
中期的な車載ビジネスをコアとした業績拡大に加え、短期の業績悪化リスクも限定的であり（為替感応度の小ささ、HDD市場は短期的には若干数量上振れ）、強気の投資評価を継続。前16.3期で車載＆ACIMの収益寄与がHDD-SPMを上回り、今17.3期には全社利益の45％が車載＆ACIMによってもたらされると予想。また、車載関連では2015年2月に買収したGPM（ポンプ事業）に続く、次のM&A（合併・買収）があるかにも注目といた。
★12：38 日本特殊陶業－ＣＳが目標株価引き下げ 中期では排ガス規制強化の恩恵を享受しよう
日本特殊陶業<5334.T>が大幅続落。クレディ・スイス証券では、為替は逆風だが、中期では排ガス規制強化の恩恵を享受しようとコメント。投資評価「OUTPERFORM」を継続も、目標株価は3800円→2550円と引き下げた。
業績予想を下方修正。為替影響、慎重な会社計画により短期的な業績は不透明であり、バリュエーションは過去10年のボトム水準近くまで低下。ただし、中長期での排ガス規制強化の恩恵を享受するという位置付けは変わらないとした。
プラグ、センサーの数量見通しに大きな変更はなく、プラグではシェアアップを勘案し、年率4％、センサーは年率5％成長を予想。高付加価値品増加によるミックス改善を想定するとした。
日本特殊陶業<5334.T>が大幅続落。クレディ・スイス証券では、為替は逆風だが、中期では排ガス規制強化の恩恵を享受しようとコメント。投資評価「OUTPERFORM」を継続も、目標株価は3800円→2550円と引き下げた。
業績予想を下方修正。為替影響、慎重な会社計画により短期的な業績は不透明であり、バリュエーションは過去10年のボトム水準近くまで低下。ただし、中長期での排ガス規制強化の恩恵を享受するという位置付けは変わらないとした。
プラグ、センサーの数量見通しに大きな変更はなく、プラグではシェアアップを勘案し、年率4％、センサーは年率5％成長を予想。高付加価値品増加によるミックス改善を想定するとした。
★12：41 フィット－急反発 前期営業利益を下方修正も影響は限定的
フィット<1436.T>が急反発。同社は25日、16.3期通期の営業利益予想を従来の12.4億円から10.0億円（前の期比9.3％減）へと引き下げると発表した。
同社は16.3期の売上高計上について会計処理における疑義が生じていたが、監査法人による調査の結果、エナジー事業での売り上げの一部を17.3期に計上することとなった。しかし、業績の下方修正幅が限定的だったことなどが好感され、市場は買いで反応している。
フィット<1436.T>が急反発。同社は25日、16.3期通期の営業利益予想を従来の12.4億円から10.0億円（前の期比9.3％減）へと引き下げると発表した。
同社は16.3期の売上高計上について会計処理における疑義が生じていたが、監査法人による調査の結果、エナジー事業での売り上げの一部を17.3期に計上することとなった。しかし、業績の下方修正幅が限定的だったことなどが好感され、市場は買いで反応している。
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