後場コメント No.6 東急不動産HD、セコム、住友化学、ユーグレナ、カネカなど

2016/06/27(月) 15:00
★14:16 東急不動産HD-反発 東急リバブルがリノベ工事検査を開始
 東急不動産ホールディングス<3289.T>が反発。27日付日経産業新聞で、同社傘下の東急リバブルが中古マンションの販売事業に力を入れると報じられた。
 中古物件のリノベーション(住宅の大規模改装)工事が適切に実施されたかを自社で検査するという。検査した物件は新ブランド「リディアス」で販売するもよう。今後の収益への貢献が期待され、買いが入っている。

★14:16 セコム-4日ぶり反発 子会社が「セコム・プレミアムネット・リモートブラウザ」を販売開始
 セコム<9735.T>が4日ぶり反発。同社は27日、同社グループの情報通信事業を担うセコムトラストシステムズ(東京都渋谷区)が、複雑・巧妙化するサイバー攻撃への安全対策として「セコム・プレミアムネット・リモートブラウザ」を7月から販売開始すると発表した。
 同サービスでは、顧客が社内環境から分離された同社の「セキュアデータセンター」内の仮想ブラウザーを使用してインターネットを閲覧する。ウイルス感染やサイバー攻撃に遭ったとしてもその被害が顧客のパソコンに及ぶことはない。また、メールの添付ファイルなどを受け渡しする際に事前に検査する。業績への寄与が期待され、買いが入っている。

★14:21  住友化学-続落 手づくりのような風合い持つ意匠性樹脂フィルム「WAPO」開発
 住友化学<4005.T>が続落。同社は27日、クラフト感のある風合いを持つ意匠性樹脂フィルム「WAPO(ワポ)」を開発・販売開始したと発表した。
 「WAPO」は、樹脂本来の特性である耐水性、耐薬品性などはそのままに、独自の原料配合と新たなフィルム加工技術により、手づくりのような自然な風合いを工業的に再現した樹脂フィルム。顧客の用途に応じて、フィルム表面の凹凸形状や光沢、色をカスタマイズして提供する。今後、文具のほか、住宅内装、自動車、家電、ファッションなど幅広い分野への用途展開を目指す。しかし、輸出関連や景気敏感銘柄が大きく売られるなか、株価は下落している。

★14:22 ユーグレナ-反発 ヘアケアブランドを立ち上げ 7月にシャンプーなど販売開始
 ユーグレナ<2931.T>が4日ぶり反発。6月27日付け化学工業日報で、同社が微細藻類ユーグレナ(和名・ミドリムシ)を応用した化粧品事業から、ヘアケアブランドを立ち上げると伝えられた。
 先行するスキンケアブランドの販売を行う美容サロンでの調査を通じ、ターゲット層に据える40代以降の女性のニーズを把握。加齢にともなうハリやコシ、ボリューム不足といった髪悩みに対し、提案していくもの。第1弾として、シャンプーとトリートメント(2品目3品種)を7月11日に発売する。美容サロンや百貨店などで取り扱うとされた。

★14:30 データセクション-大幅反発 子会社が年度内にアジア地域5カ国に事業所を開設へ
 データセクション<3905.T>が大幅反発。同社は6月27日11時に、子会社であるソリッドインテリジェンス(東京都渋谷区)が、海外のソーシャルメディア(SNS)分析サービスや、国や自治体をはじめとする観光産業(海外インバウンド)、海外に進出(アウトバウンド)する製造業・流通小売業への支援を加速するため、現地に根付いたサービスを提供することを目的に、今17.3期内に5カ国で事業拠点を開設すると発表した。1カ国目として、6月1日付けでマレーシアのクアラルンプールに事業所を開設したとしている。

★14:33  カネカ-5日ぶり反発 リチウム電池使用の「カネカ住宅用蓄電システム」販売
 カネカ<4118.T>が5日ぶり反発。同社は27日、独自に開発したリチウムイオン二次電池を使用した蓄電ユニットとパワーコンデイショナーで構成する住宅用蓄電システム(カネカ住宅用蓄電システム)を開発し、グループ会社のカネカソ-ラー販売(大阪市)を通じて販売すると発表した。
 同システムは品質低下の原因となる充放電時のガスの発生を抑制し、優れた製品寿命などを実現している。今後の業績への貢献が期待され、株価は上昇している。


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