後場コメント No.2 Vテクノロジー、富士フイルム、LIXILG、TOWA、日立化成など
★12:58 Vテクノロジー-東海東京が「OP」へ引き上げ FPD投資拡大の恩恵享受 新技術開発に注目
ブイ・テクノロジー<7717.T>が大幅続伸。東海東京調査センターでは、FPD(フラットパネルディスプレイ)投資拡大の恩恵を享受しており、新技術開発にも注目。レーティングを「Neutral」→「Outperform」、目標株価を4250円→17000円と大幅に引き上げた。
中期経営計画および取材をもとに、今17.3期以降の業績予想を見直し。中計では、FPD投資拡大の恩恵により、会社は今17.3期売上高450億円、営業利益40億円、来18.3期売上高700億円、営業利益90億円、19.3期売上高900億円、営業利益140億円と予想。
新規事業では、OLED用蒸着装置を開発中。競合のキヤノン系のトッキに比較して、蒸着源を工夫して、装置の小型化・低コスト化を実現すると同時に同社のFine Hybrid Mask(FHM、有機薄膜を蒸着する際に薄膜と同一パターンに整列させる金属および樹脂フィルムの混合物を用いたマスク)の活用が可能。FHMは、シャープと鴻海精密工業グループが出資する堺ディスプレイプロダクトで研究・開発が進められており、今後の展開が注目されるとした。
ブイ・テクノロジー<7717.T>が大幅続伸。東海東京調査センターでは、FPD(フラットパネルディスプレイ)投資拡大の恩恵を享受しており、新技術開発にも注目。レーティングを「Neutral」→「Outperform」、目標株価を4250円→17000円と大幅に引き上げた。
中期経営計画および取材をもとに、今17.3期以降の業績予想を見直し。中計では、FPD投資拡大の恩恵により、会社は今17.3期売上高450億円、営業利益40億円、来18.3期売上高700億円、営業利益90億円、19.3期売上高900億円、営業利益140億円と予想。
新規事業では、OLED用蒸着装置を開発中。競合のキヤノン系のトッキに比較して、蒸着源を工夫して、装置の小型化・低コスト化を実現すると同時に同社のFine Hybrid Mask(FHM、有機薄膜を蒸着する際に薄膜と同一パターンに整列させる金属および樹脂フィルムの混合物を用いたマスク)の活用が可能。FHMは、シャープと鴻海精密工業グループが出資する堺ディスプレイプロダクトで研究・開発が進められており、今後の展開が注目されるとした。
★13:09 富士フイルム-上げ幅拡大 「FF-21101」抗体ががん組織に集積することを画像診断で確認
富士フイルムホールディングス<4901.T>が上げ幅拡大。同社は6月28日に、傘下の富士フイルム(東京都港区)が、進行性固形がん患者に対する抗がん剤「FF-21101」の米国第1相試験において、投与された患者で「FF-21101」の抗体ががん組織に集積することが画像診断により確認できたと発表した。
これにより、抗体に結合させた放射性同位元素(RI)から放出される放射線で患部を治療することが期待されるとした。今後も引き続き臨床試験を進め、「FF-21101」の薬剤評価を行う考え。今回の報告は、6月27日(現地時間)にフランス・パリで開催された、がんの個別化医療に関する国際的なシンポジウム「World Innovative Networking in Personalized Cancer Medicine」において発表された。
富士フイルムホールディングス<4901.T>が上げ幅拡大。同社は6月28日に、傘下の富士フイルム(東京都港区)が、進行性固形がん患者に対する抗がん剤「FF-21101」の米国第1相試験において、投与された患者で「FF-21101」の抗体ががん組織に集積することが画像診断により確認できたと発表した。
これにより、抗体に結合させた放射性同位元素(RI)から放出される放射線で患部を治療することが期待されるとした。今後も引き続き臨床試験を進め、「FF-21101」の薬剤評価を行う考え。今回の報告は、6月27日(現地時間)にフランス・パリで開催された、がんの個別化医療に関する国際的なシンポジウム「World Innovative Networking in Personalized Cancer Medicine」において発表された。
★13:17 LIXILG-続伸 サービス付き高齢者向け住宅モデル「Premio」の運営受託を開始
LIXILグループ<5938.T>が続伸。同社は28日、介護付有料老人ホーム・住宅型有料老人ホームを運営するLIXILシニアライフカンパニーが、「健康寿命延伸に資する」サービス付き高齢者向け住宅モデル「Premio(プレミオ)」の運営受託事業を開始すると発表した。
LIXILが事業主(地域の地主・法人など)から運営を受託し、事業主、建設会社が三位一体で展開する事業モデル。これにより、事業主も自主運営を行うノウハウを取得しながら、将来的に多数のサービス付き高齢者向け住宅を運営する独立した事業として展開することが可能となる。今後の収益の伸びが期待され、買いが入っている。
LIXILグループ<5938.T>が続伸。同社は28日、介護付有料老人ホーム・住宅型有料老人ホームを運営するLIXILシニアライフカンパニーが、「健康寿命延伸に資する」サービス付き高齢者向け住宅モデル「Premio(プレミオ)」の運営受託事業を開始すると発表した。
LIXILが事業主(地域の地主・法人など)から運営を受託し、事業主、建設会社が三位一体で展開する事業モデル。これにより、事業主も自主運営を行うノウハウを取得しながら、将来的に多数のサービス付き高齢者向け住宅を運営する独立した事業として展開することが可能となる。今後の収益の伸びが期待され、買いが入っている。
★13:17 TOWA-続伸 「CBNエンドミル」が台湾の国立研究機関に採用
TOWA<6315.T>が続伸。同社は6月27日の大引け後に、台湾の国立研究機関である「金属工業研究発展センター(MIRDC)」と業務提携を締結すると発表した。金属加工の応用研究開発ツールに「CBNエンドミル」の採用が決まったため。
TOWA<6315.T>が続伸。同社は6月27日の大引け後に、台湾の国立研究機関である「金属工業研究発展センター(MIRDC)」と業務提携を締結すると発表した。金属加工の応用研究開発ツールに「CBNエンドミル」の採用が決まったため。
★13:23 日立化成-続伸 米国MDアンダーソンがんセンターと血中循環がん細胞で戦略的提携
日立化成<4217.T>が続伸。同社は6月27日の大引け後に、テキサス州立大学MDアンダーソンがんセンター(米国ヒューストン市)と、血中循環がん細胞(CTC)を捕捉する高精細フィルター、血液自動処理装置および試薬からなるシステムの開発・評価について、4年間の戦略的提携に合意したと発表した。
提携では、日立化成が資金および本システムを提供し、MDアンダーソンは5月に開始した大規模臨床試験において、同システムを検討、向上、活用するための専門知識を提供するとともに、がん関連遺伝子の発現・解析を含むCTCの遺伝子解析を実施する。これにより、システムで捕捉したCTCが、がんの遺伝子解析において臨床的有効性があるかどうかを確認する。
日立化成<4217.T>が続伸。同社は6月27日の大引け後に、テキサス州立大学MDアンダーソンがんセンター(米国ヒューストン市)と、血中循環がん細胞(CTC)を捕捉する高精細フィルター、血液自動処理装置および試薬からなるシステムの開発・評価について、4年間の戦略的提携に合意したと発表した。
提携では、日立化成が資金および本システムを提供し、MDアンダーソンは5月に開始した大規模臨床試験において、同システムを検討、向上、活用するための専門知識を提供するとともに、がん関連遺伝子の発現・解析を含むCTCの遺伝子解析を実施する。これにより、システムで捕捉したCTCが、がんの遺伝子解析において臨床的有効性があるかどうかを確認する。
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