前場コメント No.7 日本郵船、日本オラクル、エイチーム、コロプラ、積水化学など

2016/06/30(木) 11:30
★9:40 日本郵船など-大手海運が続伸 バルチック海運指数の好調続く
 日本郵船<9101.T>、商船三井<9104.T>、川崎汽船<9107.T>が続伸。外航不定期船の運賃に関連するバルチック海運指数が好調な動きを見せており、収益拡大を期待して買いが連日向かっている。同指数は21日の580から28日には627と1週間で8.1%上昇している。

★9:42  ポールHD-いちよしがフェアバリュー引き下げ 株価調整により投資妙味がある
 ポールトゥウィン・ピットクルーホールディングス<3657.T>がもみ合い。いちよし経済研究所では、立ち上がりは悪いが、株価調整により投資妙味があるとみて、レーティング「A」を継続した。フェアバリューは1500円→1250円と引き下げた。
 今17.1期下期(8~1月)からの業績トレンド反転を想定。足元の株価調整により投資妙味があると判断し、レーティングは「A」を継続。国内のアミューズメント機器向けデバッグ需要の回復には時間を要するとみているとし、いちよしの業績予想を下方修正。ただし、海外市場での競争力と成長期待は変わらないとした。ゲーム市場では、新たなゲーム専用機の発売が続く見通し。

★9:43  日本オラクル-大和が目標株価引き下げ マクロ環境不透明下でも安定成長・配当持続へ
 日本オラクル<4716.T>が続落。大和証券では、マクロ環境不透明下でも安定成長・配当を持続しようとコメント。投資判断「2(アウトパフォーム)」を継続も、目標株価は6590円→5940円と引き下げた。
 前16.5期は全セグメント増収も、営業利益はアップデートがけん引。大和予想に変更はないとし、今17.5期配当は通常回帰で減配を予想。現預金流出から目標株価を調整するとし、長期視点からはクラウド事業を有望視するとした。

★9:46  エイチーム-3日続伸 RPG『ユニゾンリーグ』で大型アップデート 新機能を追加
 エイチーム<3662.T>が3日続伸。同社は6月29日の大引け後に、世界のiOS/Android向けに配信し、累計450万ダウンロードを突破した新感覚リアルタイムRPG『ユニゾンリーグ』において、新機能「マイルーム(β版)」の追加を含む大型アップデートを実施すると発表した。「マイルーム」機能では自分専用の部屋を好みの「家具」でカスタマイズしたり、「家具」を設定することでパラメーターをUPさせることが可能。

★9:49 コロプラ-続伸 スマホ向けお手軽アクションゲーム『Elemagne』配信開始
 コロプラ<3668.T>が続伸。同社は6月29日の大引け後に、スマートフォン専用カジュアルゲームブランド「Kuma the Bear」による、お手軽アクションゲーム『Elemagne』のAndroid版をGoogle Play上で配信すると発表した。
 磁石の力を操作し、鉄球をゴールまで運ぶお手軽アクションゲーム。ステージに配置されている「電磁石」は、画面をタップするもしくは指を画面から離すことで磁力のON/OFFを切り替えることができる仕組み。この操作により、ユーザーの方は鉄球を引き寄せながら動かすことができる。

★9:50  積水化学-三菱UFJMSが目標株価引き下げ ドル100円でも減益回避は可能
 積水化学工業<4204.T>が反落。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、ドル100円でも減益回避は可能とみて、投資判断「Overweight」を継続した。目標株価は2000円→1650円と引き下げた。
 収益のディフェンシブ性を評価し、セクターでのトップピックとする見方に変更はなし。直近の円高進行に伴い、為替前提を保守的に1ドル100円に変更したが、住宅は国内中心で為替の影響を受けにくい上、環境・ライフライン(環境LL)では赤字を出していた一部海外事業から撤退したことなどから、今17.3期は営業減益が回避できると予想。円高が進行して外需動向も不透明な中、内需向けの比率が高く円高の減益影響も小さい同社の収益構造が評価される局面であると考えるとした。


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