後場コメント No.3 ロックオン、キヤノン、オムロン、JSR、大日本印刷など

2016/06/30(木) 15:00
★13:19  ロックオン-もみ合い 「API機能」β版リリース EC-CUBEの他サービス連携を強化
 ロックオン<3690.T>がもみ合い。同社は6月30日11時に、EC-CUBEのさらなる他サービスとの連携に向け、EC-CUBEの機能やデータを外部サービスから利用できる「API機能」のβ版(試用版)をリリースしたと発表した。
 EC-CUBEの最新版 EC-CUBE 3.0系は、EC-CUBE上でさまざまなサービスが利用できるプラグインにより各種連携を強化。これまでのプラグインはEC-CUBEのサイト上に機能を追加するのが主な役割であったのに対し、「API機能」では、ユーザー権限の認証を通して外部からEC-CUBEのデータ(商品データ、顧客データ、受注データ)にアクセスすることが可能。

★13:23  キヤノン-続伸 キヤノンによる東芝メディカルシステムズ買収を認可へ 日経報道
 キヤノン<7751.T>が続伸。日本経済新聞・電子版で6月30日12時29分に、公正取引委員会がキヤノンによる東芝メディカルシステムズの買収を認める方針を固めたと伝えられた。
 近く公表される見通し。一方、キヤノンが支払期限に間に合わせるため、新株予約権を使って公取委への届け出前に買収代金を支払ったことについては、今後認めないとの見解を示すとされた。東芝メディカルの親会社だった東芝とキヤノンは3月、東芝メディカルの全株式をキヤノンに6655億円で売却する契約を結んだと発表していた。

★13:27  オムロン-続伸 設備制御センサーで新製品発売 自ら異常を検知
 オムロン<6645.T>が続伸。30日付日経産業新聞で、同社が工場設備などを制御するセンサーについて、自ら異常を検知して知らせる新製品を発売すると報じられた。
 光でものの存在を検出する光電センサーなど80種類で、故障や検出位置のずれを認識するという。同社は2020年までに、取り扱っている約10万種類の工場制御機器をあらゆるものがネットにつながる「IoT」に対応させる方針で、今回はその第1弾となるとした。業績への寄与が期待され、株価は上昇している。

★13:27  JSR-CSが目標株価引き下げ 来期は液晶材料改善とS-SBR増設フル寄与に期待
 JSR<4185.T>が続伸。クレディ・スイス証券では、来期は液晶材料改善とS-SBR増設フル寄与に期待。投資評価「NEUTRAL」を継続も、目標株価は1720円→1450円と引き下げた。
 今17.3期は円高影響と液晶事業の低迷により、会社計画を下回り、営業利益は前期比4.1%減益の見通し。しかし、来18.3期はエコタイヤ用合成ゴムS-SBRのフル寄与によるエラストマー事業の利益拡大や、コストダウンによるディスプレイ材料の採算改善、およびArF用液浸レジストなど先端半導体材料の寄与により、多角化事業の利益拡大が見込まれ、今17.3期比16.7%営業増益を予想。このため、来期の収益拡大およびヘルスケア事業の中期成長性を株価が織り込む局面となる、16年後半以降に再び注目したいとした。

★13:31  大日本印刷-続伸 店舗や宅配による買い物を自動で家計簿に記録する機能を開発
 大日本印刷<7912.T>が続伸。同社は6月30日13時30分ごろ、コープ東北サンネット事業連合(仙台市)と連携し、生活者がコープ東北の店舗や共同購入で買い物をすると、スマートフォン向けの「DNP家計簿アプリ レシーピ!」へ自動的に買い物情報が反映される機能を提供すると発表した。
 連携機能の対象は、共同購入についてはコープ東北の全生協、店舗購入については4生協(みやぎ生活共同組合、生活共同組合共立社、いわて生活共同組合、コープふくしま)からスタートし、順次広げていく予定。

★13:41  京王-4日続伸 5月旅客運輸収入1.0%増 京王百貨店売上高4.4%減
 京王電鉄<9008.T>が4日続伸。同社は29日、同社およびグループ会社の5月度月次営業概況を発表した。
 鉄道事業における旅客運輸収入は70.4億円(前年比1.0%増)、輸送人員は5775万3000人(同1.2%増)だった。また、京王百貨店の合計売上高は65.4億円(同4.4%減)となった。


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