後場コメント No.1 ダルトン、富士通ゼネラル、日本取引所G、日本トリム、オープンドアなど

2016/07/28(木) 15:00
★12:30  ダルトン-ストップ高 医薬品の打錠前顆粒処理を行う連続造粒乾燥システム開発と報道
 ダルトン<7432.T>がストップ高。7月28日付け化学工業日報で、同社が医薬品の打錠前顆粒処理をワンステップで行う、連続造粒乾燥システムを開発したと伝えられた。
 精密混合、混練、造粒、乾燥までの各バッチ処理を連続システムで実現したもの。世界の製薬業界は現在、すべてバッチ式だが近年、連続式の導入が検討されている。同社は製薬企業に対し、連続式に加えフレキシブル生産、設備の簡略化、省スペース化などが可能になる新システムとして提案活動に乗り出すと報じられている。

★12:30  富士通ゼネラル-いちよしがフェアバリュー引き上げ 今後は成長戦略の具体化が問われよう
 富士通ゼネラル<6755.T>がもみ合い。いちよし経済研究所では、円高進行が追い風で、今後は成長戦略の具体化が問われてこようとコメント。レーティング「B」を継続も、フェアバリューは2300円→2400円と引き上げた。
 今17.3期1Q(4~6月)決算の内容を踏まえて、いちよしでは営業利益予想を小幅ながら上方修正。円高影響やコストダウン効果により空調機事業の収益性改善が著しいが、今後、海外市場向けを中心とする成長戦略を具体的に示せるかがカギとした。

★12:31  JPX-後場買い気配 上限1000万株・100億円の自己株取得枠を設定
 日本取引所グループ<8697.T>が後場買い気配。同社は28日前引け後、上限1000万株・100億円の自己株取得枠を設定すると発表した。
 現下の金利情勢を踏まえ、負債を活用した資本政策を実施するとともに、株主還元の充実を図る。取得期間は2016年7月29日~2017年1月27日。上限1000万株を取得した場合の発行済み株式総数(自己株式を除く)に対する割合は1.80%となる。

★12:31  JPX-後場買い気配 1Qは14%営業減益 自己株取得も発表
 日本取引所グループ<8697.T>が後場買い気配。同社は28日前引け後、17.3期1Q(4-6月)の連結営業利益が143億円(前年同期比14.3%減)だったと発表した。
 売買代金などに応じた「取引料」などの取引関連収益、金融商品債務引受業に関する清算手数料などの清算関連収益、上場企業の新株券発行に応じて受領する「新規・追加上場料」などの上場関連収益がそれぞれ減少した。
 併せて、上限1000万株・100億円の自己株取得枠を設定すると発表した。

★12:32  山陽特殊製鋼-反落 株主優待制度を拡充 対象者に地域特産品も贈呈
 山陽特殊製鋼<5481.T>が反落。同社は7月28日の前場引け後に、決算と併せて、株主優待制度を拡充すると発表した。これまでは9月30日時点で1000株以上保有する株主に対してカレンダーを贈呈(1年以上ならば工場見学会の案内も)していたが、これに加え、3月31日時点で1年以上かつ5000株以上保有の株主には地域特産品を贈呈する。

★12:35  日本トリム-大幅に3日続落 1Qは41%営業増益も見通し据え置きを嫌気
 日本トリム<6788.T>が大幅に3日続落。同社は27日、17.3期1Q(4-6月)の連結営業利益が9.5億円(前年同期比40.8%増)だったと発表した。
 ウォーターヘルスケア事業の整水器販売部門で、OEMの新規大口案件が順調に進むなどし、増収増益となった。しかし、業績好調も業績見通しが据え置かれたことが嫌気され、売りが出ている。

★12:36  オープンドア-続伸 国内航空券でスターフライヤーとの直接連携を開始
 オープンドア<3926.T>が続伸。同社は7月28日12時30分に、運営する「トラベルコちゃん」の国内航空券比較サービスにおいて、スターフライヤー<9206.T>との直接連携を開始したと発表した。
 これまでも旅行会社を通じて販売されるスターフライヤーの航空券を掲載してきたが、直接連携により、スターフライヤーの航空券を購入する際に予約先サイトや価格面での選択肢が増え、ユーザの利便性はさらに向上したとしている。


関連ニュース
日本株の最新ニュース
マーケットデータ
日経平均 37,110.17 -969.53
TOPIX 2,627.32 -50.13
グロース250 639.61 -20.26
NYダウ 37,775.38 +22.07
ナスダック総合 15,601.50 -81.87
ドル/円 153.94 -0.70
プレミアム銘柄の最新情報
ページTOPへ