後場コメント No.2 エムスリー、ステラケミファ、ナガワ、ボヤージュ、OKIなど

2016/07/28(木) 15:00
★12:37  エムスリー-いちよしがフェアバリュー引き上げ 1Qは円高影響を克服して堅調な立ち上がり
 エムスリー<2413.T>が4日続落。いちよし経済研究所では、1Q(4~6月)は円高影響を克服して堅調な立ち上がりと判断。レーティング「B」を継続も、フェアバリューは3000円→3500円と引き上げた。
 今17.3期通期業績予想について、いちよしでは1Q決算と為替前提を修正して、売上収益を下方修正。為替要因として、1Q決算で4.3億円減収となったが、いちよしでは1ドル107円を前提に通期で20億円程度の減収要因として織り込んだとした。製薬会社の発注の積極化などで医療ポータル事業の拡大が全体のドライバーとなる見込み。また、ベンチャー出資持ち分の売却益についても、前回予想には全く見込んでいなかったが、継続的に発生する可能性があるために、1Q実績を考慮して一定額を見込んだとした。来18.3期以降についても為替前提を見直したが、利益率の高い医療ポータルの予想引き上げで利益予想を上方修正。

★12:37  ステラケミファ-大幅反発 リチウムイオン電池の性能を高める添加剤を開発と報道
 ステラケミファ<4109.T>が3日ぶり大幅反発。7月28日付け日経産業新聞で、同社がリチウムイオン電池の性能を高める添加剤を開発したと伝えられた。
 充放電の効率を向上させながら、電池の寿命をのばす。新しい分子構造のリチウム塩(添加剤)を作ることに成功したもので、電気自動車(EV)や小型無人飛行機(ドローン)向けの大容量・高出力電池で採用を目指すと報じられている。

★12:41  ナガワ-いちよしがフェアバリュー引き下げ 利益予想を下方修正
 ナガワ<9663.T>がもみ合い。いちよし経済研究所では、利益予想を下方修正。レーティング「B」を継続、フェアバリューは3200円→3000円と引き下げた。
 今17.3期以降の利益予想に関し、ユニットハウス事業の収益性を厳しく見直し、減額修正した。主力のユニットハウス・レンタル分野は、建設現場数の頭打ちにより、売上高が伸び悩んでいる。同社はシェアアップを企図したレンタル資産への投資を計画しており、2Q(7~9月)以降の費用負担の増加を見込む。また、稼働率の低下による収益性の悪化がいちよしの想定以上であるとして、利益予想を下方修正した。

★12:48  NSSOL-後場急伸 1Qは小幅営業減益も受注高8%増
 新日鉄住金ソリューションズ<2327.T>が後場急伸。同社は28日前引け後、17.3期1Q(4-6月)の連結営業利益が46億円(前年同期比1.1%減)だったと発表した。受注高は564億円(同8.3%増)。
 事業部間の連携による営業活動展開、本体・子会社一体となった開発実行体制の拡充など、顧客とのリレーションシップの強化に向けた取り組みを推進し、大型案件の受注などで受注高は高水準となった。

★12:48  ボヤージュ-ドイツ証が目標株価引き下げ 業績予想をアップデート
 VOYAGE GROUP<3688.T>が反落。ドイツ証券では、3Q決算と通期ガイダンスの修正を受けて業績予想をアップデート。レーティング「Buy」を継続も、目標株価は2300円→1700円と引き下げた。
 マージン悪化と投資負担による当面の業績に下方圧力が生じることを考慮し、目標株価を引き下げ。ただし、(1)アドテク市場の長期的な成長性、(2)足もとの株価からのアップサイドを考慮し「Buy」を継続。

★12:54  OKI-小動き インドステイト銀行に紙幣還流型ATM600台を納入
 OKI<6703.T>が小動き。同社は3月28日午前、インド最大手であるインドステイト銀行に、紙幣還流型ATM「ATM-Recycler G7」600台を納入したと発表した。
 これにより、同行へは累計850台を納入しており、このほかにも同国金融機関から順調に受注が進んでいるとした。今後も事業拡大を図り、2020年でのインドでの稼働台数2万台を目指す考え。しかし、マーケットとの反応は薄い。


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