後場コメント No.2 ソニー、センコー、アドバンテスト、テンプＨＤ、オハラなど
★12:42 ソニー－ドイツ証が目標株価引き上げ 新しい利益成長ドライバーとしてのモバイル事業
ソニー<6758.T>が反発。ドイツ証券では、新しい利益成長ドライバーとしてのモバイル事業に注目。レーティング「Buy」を継続、目標株価を4000円→4100円と引き上げた。
今17.3期営業利益予想を3048億円→3226億円と上方修正。セグメント別では、構造改革効果と単価上昇で収益性が大きく改善している「モバイルコミュニケーション事業」を上方修正。一方で短期的な視点では、映画興行収入の苦戦を想定して「映画事業」を下方修正。その他では2Q以降の見方を大きく変えていないとした。
ソニー<6758.T>が反発。ドイツ証券では、新しい利益成長ドライバーとしてのモバイル事業に注目。レーティング「Buy」を継続、目標株価を4000円→4100円と引き上げた。
今17.3期営業利益予想を3048億円→3226億円と上方修正。セグメント別では、構造改革効果と単価上昇で収益性が大きく改善している「モバイルコミュニケーション事業」を上方修正。一方で短期的な視点では、映画興行収入の苦戦を想定して「映画事業」を下方修正。その他では2Q以降の見方を大きく変えていないとした。
★12:48 スクリーン－ドイツ証が目標株価引き上げ 中華スマホがファウンドリ10nm投資を加速へ
ＳＣＲＥＥＮホールディングス<7735.T>が大幅反発。ドイツ証券では、中華スマホがファウンドリ10nm投資を加速させると想定。レーティング「Buy」を継続、目標株価を1250円→1400円と引き上げた。
ケタ違いの補助金に支えられた中国スマホ市場は、高スペック化しながら急激に需要が拡大。MediaTekのアプリケーションプロセッサーでは、2017年から10nmを採用する予定で、先端ノードの採用タイミングがアップルに追いつくが、足元ではファウンドリの生産能力が不足。TSMCは10nmの初期生産能力を、アップルのみにけん引されていた従来よりも多めに立ち上がるとみられ、高いSPE需要が継続するとの見方を示した。
ＳＣＲＥＥＮホールディングス<7735.T>が大幅反発。ドイツ証券では、中華スマホがファウンドリ10nm投資を加速させると想定。レーティング「Buy」を継続、目標株価を1250円→1400円と引き上げた。
ケタ違いの補助金に支えられた中国スマホ市場は、高スペック化しながら急激に需要が拡大。MediaTekのアプリケーションプロセッサーでは、2017年から10nmを採用する予定で、先端ノードの採用タイミングがアップルに追いつくが、足元ではファウンドリの生産能力が不足。TSMCは10nmの初期生産能力を、アップルのみにけん引されていた従来よりも多めに立ち上がるとみられ、高いSPE需要が継続するとの見方を示した。
★12:57 センコー－大幅反発 イオン西関東LCの構内作業・配送業務など受託と報道
センコー<9069.T>が大幅反発。物流関連の一部メディアで、同社が24日、イオングローバルＳＣＭ（千葉県千葉市）が神奈川県愛川町に開設した西関東LC（ロジスティクスセンター）の構内作業、配送業務などを受託し、8月から業務を開始したと報じられた。
イオングループの物流業務は「北海道RDC」「東北RDC」「北関東RDC」に続き、同社では4番目のセンター業務受託となる。業績への寄与が期待され、買いが入っている。
センコー<9069.T>が大幅反発。物流関連の一部メディアで、同社が24日、イオングローバルＳＣＭ（千葉県千葉市）が神奈川県愛川町に開設した西関東LC（ロジスティクスセンター）の構内作業、配送業務などを受託し、8月から業務を開始したと報じられた。
イオングループの物流業務は「北海道RDC」「東北RDC」「北関東RDC」に続き、同社では4番目のセンター業務受託となる。業績への寄与が期待され、買いが入っている。
★12:58 アドバンテスト－ドイツ証が目標株価引き上げ 中華スマホがけん引するテスター需要
アドバンテスト<6857.T>が反発。ドイツ証券では、中華スマホがけん引するテスター需要に注目。レーティング「Hold」を継続も、目標株価は1000円→1400円と引き上げた。
同社のノンメモリー・テスターは、中国の補助金に支えられた中華スマホの数量成長に伴って、足もとで高い受注水準が継続。また、中華スマホの高スペック化によってDRAM価格が上昇に転じ始めており、今後はDRAM投資の再開とともに、メモリー・テスター需要も上がってくる見込み。同社はコンセンサスを上回る利益を予想も、すでにバリュエーションが高いために「Hold」継続。長期的には、高速NANDテスターとSSDテスターと成長にも期待するとした。
アドバンテスト<6857.T>が反発。ドイツ証券では、中華スマホがけん引するテスター需要に注目。レーティング「Hold」を継続も、目標株価は1000円→1400円と引き上げた。
同社のノンメモリー・テスターは、中国の補助金に支えられた中華スマホの数量成長に伴って、足もとで高い受注水準が継続。また、中華スマホの高スペック化によってDRAM価格が上昇に転じ始めており、今後はDRAM投資の再開とともに、メモリー・テスター需要も上がってくる見込み。同社はコンセンサスを上回る利益を予想も、すでにバリュエーションが高いために「Hold」継続。長期的には、高速NANDテスターとSSDテスターと成長にも期待するとした。
★13:05 テンプＨＤ－ＳＭＢＣ日興が目標株価引き上げ 中期的な“変化”に向けた動きは進展
テンプホールディングス<2181.T>が3日続伸。ＳＭＢＣ日興証券では、中期的な“変化”に向けた動きは着実に進展していると判断。投資評価「1（アウトパフォーム）」を継続、目標株価を2400円→2600円と引き上げた。人材サービスでの中期タームでのトップピック銘柄としての位置づけは変わらず。
今17.3期1Q決算を踏まえて業績予想を上方修正。1Q決算において、派遣および人材紹介が想定以上に好調だったことを踏まえて業績予想を引き上げ。
1Q決算と同時に通期計画の上方修正も発表されたが、主に1Qでの上振れ分が修正の中心であると推察。早ければ上期決算発表時に再度上方修正される可能性もあるとみられ、短期的なカタリストとなる見込み。中期的には、年率15％超の営業利益成長を予想。
テンプホールディングス<2181.T>が3日続伸。ＳＭＢＣ日興証券では、中期的な“変化”に向けた動きは着実に進展していると判断。投資評価「1（アウトパフォーム）」を継続、目標株価を2400円→2600円と引き上げた。人材サービスでの中期タームでのトップピック銘柄としての位置づけは変わらず。
今17.3期1Q決算を踏まえて業績予想を上方修正。1Q決算において、派遣および人材紹介が想定以上に好調だったことを踏まえて業績予想を引き上げ。
1Q決算と同時に通期計画の上方修正も発表されたが、主に1Qでの上振れ分が修正の中心であると推察。早ければ上期決算発表時に再度上方修正される可能性もあるとみられ、短期的なカタリストとなる見込み。中期的には、年率15％超の営業利益成長を予想。
★13:09 オハラ－ストップ高 新型リチウムイオン電池の試作・実証に成功 -30度でも駆動
オハラ<5218.T>がストップ高。同社は24日、酸化物系材料を用いた全固体リチウムイオン電池で、積層シートの一括焼結製法を用いることで、マイナス30度という低温下でも駆動する電池の試作・実証に成功したと発表した。
今後、酸化物系固体電解質LICGCの固体電池への採用を推進する。今回試作に成功した全固体リチウムイオン電池は、現在小型電子機器に搭載されている、電解液を用いたリチウムイオン電池との置き換えが期待される。今後2017年にかけて、これら用途での課題の抽出と対策を進め、2019年の電池部材としての採用を目指す考え。今後の業績の伸びが期待され、買いが殺到している。
オハラ<5218.T>がストップ高。同社は24日、酸化物系材料を用いた全固体リチウムイオン電池で、積層シートの一括焼結製法を用いることで、マイナス30度という低温下でも駆動する電池の試作・実証に成功したと発表した。
今後、酸化物系固体電解質LICGCの固体電池への採用を推進する。今回試作に成功した全固体リチウムイオン電池は、現在小型電子機器に搭載されている、電解液を用いたリチウムイオン電池との置き換えが期待される。今後2017年にかけて、これら用途での課題の抽出と対策を進め、2019年の電池部材としての採用を目指す考え。今後の業績の伸びが期待され、買いが殺到している。
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