キヤノン-売り買い交錯 S&Pがアウトルックを「ネガティブ」に変更

2016/08/25(木) 09:44
 キヤノン<7751.T>が売り買い交錯。格付け会社のスターダード・アンド・プアーズ(S&P)は8月24日の大引け後に、同社の長期会社格付け「AA」を継続したうえで、アウトルックを「安定的」→「ネガティブ」と、変更すると発表した。  キヤノンは主力事業の市場の成熟化に直面しており、収益性が長期にわたって低下傾向にあると指摘。足元で円高によるマイナス影響やレーザープリンターの販売低迷といった要因も重なっているため、今16.12期業績と収益性は悪化する見通し。新製品の投入や継続的なコスト削減の効果を加味しても、同社の収益性が現格付けに見合う水準まで早期に回復しない可能性があり、その確率が3分の1以上であるとS&Pでは判断。
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