前場コメント No.11 アルパイン、パナソニック、サイネックス、三機工業、関西ペイントなど
★10:27 アルパイン－続伸 野村が「中国EV関連の取り組みが順調」との見方
アルパイン<6816.T>が続伸。野村証券では、「中国EV関連の取り組みが順調」とするレポートを公表しており、材料視されているようだ。レーティング「Buy」、目標株価1450円は継続。
8月27日、持ち分法適用関連会社であるNeusoft Corporationが2016年度上半期決算を発表。売上高は前年同期比7％増収の33.8億元、通期計画（75.4億元）に対する進ちょく率は45％。セグメント別ではソフトウェア・SI事業が同10％増収の26.8億元、医療システム事業が同3%減収の6.6億元。親会社株主利益は0.9億元となり、アルパインの今17.3期上期の連結決算に持ち分法投資利益として約1.6億円が計上されることになる。車載関連の新事業は順調に立ち上がっていると判断。アルパインの中長期的な業績拡大にとってもポジティブとした。
アルパイン<6816.T>が続伸。野村証券では、「中国EV関連の取り組みが順調」とするレポートを公表しており、材料視されているようだ。レーティング「Buy」、目標株価1450円は継続。
8月27日、持ち分法適用関連会社であるNeusoft Corporationが2016年度上半期決算を発表。売上高は前年同期比7％増収の33.8億元、通期計画（75.4億元）に対する進ちょく率は45％。セグメント別ではソフトウェア・SI事業が同10％増収の26.8億元、医療システム事業が同3%減収の6.6億元。親会社株主利益は0.9億元となり、アルパインの今17.3期上期の連結決算に持ち分法投資利益として約1.6億円が計上されることになる。車載関連の新事業は順調に立ち上がっていると判断。アルパインの中長期的な業績拡大にとってもポジティブとした。
★10:32 パナソニック－続伸 インドでの鉛蓄電池合弁を解消 他国事業はＧＳユアサに売却
パナソニック<6752.T>が続伸。30日付「日刊工業新聞」で、同社が31日をめどにインドでの鉛蓄電池合弁事業を解消し、株式の持ち分60％のすべてを合弁相手のミンダインダストリーズ（デリー）に売却すると報じられた。
売却額は1800万インドルピー（約2700万円）のもよう。同社はすでに鉛蓄電池生産からの撤退を決めており、インド以外の事業はＧＳユアサ<6674.T>に売却するという。電気自動車（EV）の普及などで需要増が見込めるリチウムイオン電池やニッケル水素電池など得意分野に経営資源を集中する考えのもよう。事業再編に伴う経営へのポジティブな効果が期待され、株価は上昇している。
パナソニック<6752.T>が続伸。30日付「日刊工業新聞」で、同社が31日をめどにインドでの鉛蓄電池合弁事業を解消し、株式の持ち分60％のすべてを合弁相手のミンダインダストリーズ（デリー）に売却すると報じられた。
売却額は1800万インドルピー（約2700万円）のもよう。同社はすでに鉛蓄電池生産からの撤退を決めており、インド以外の事業はＧＳユアサ<6674.T>に売却するという。電気自動車（EV）の普及などで需要増が見込めるリチウムイオン電池やニッケル水素電池など得意分野に経営資源を集中する考えのもよう。事業再編に伴う経営へのポジティブな効果が期待され、株価は上昇している。
★10:33 サイネックス－反落 無料情報誌出版のサンマークを買収へ 取得価格は7億円
サイネックス<2376.T>が反落。同社は8月29日の大引け後に、無料情報誌出版のサンマーク（福岡市）について、全株式を取得することに基本合意したと発表した。
株式取得は10月上旬の予定で、取得価格は7億円。月刊の地域情報誌『Nasse』を福岡市、北九州市、熊本市で発行するとともに、情報ポータルサイトの運営などの地域社会貢献事業を展開するサンマークをグループ会社化することにより、地方自治体や地域事業者向け事業領域の拡大が図られるとした。
サイネックス<2376.T>が反落。同社は8月29日の大引け後に、無料情報誌出版のサンマーク（福岡市）について、全株式を取得することに基本合意したと発表した。
株式取得は10月上旬の予定で、取得価格は7億円。月刊の地域情報誌『Nasse』を福岡市、北九州市、熊本市で発行するとともに、情報ポータルサイトの運営などの地域社会貢献事業を展開するサンマークをグループ会社化することにより、地方自治体や地域事業者向け事業領域の拡大が図られるとした。
★10:37 三機工業－野村が目標株価引き下げ 営業停止の悪影響を見極めたい
三機工業<1961.T>が反落。野村証券では、営業停止の悪影響を見極めたいとし、レーティング「Neutral」を継続した。目標株価は1133円→905円と引き下げた。
4～6月期は季節性もあり通期への寄与は小さいが、営業損失は3億円と前年同期の6億円の損失から改善。ビル空調を含む建設設備事業では工事損失引当金の増加の悪影響があったが、機械システム事業では増収効果によって利益改善が見られたとした。すでに6月23日に会社からリリースがあったとおり、同社は過去の独占禁止法違反に関連し、7月8日から8月6日までの30日間で営業停止処分を受けており、7～9月期以降の業績への悪影響を見極めたいとコメント。15.3期に同処分を受けた同業他社においては民間の工事でも営業活動の自粛があった場合には、業績への悪影響が認められたとした。
三機工業<1961.T>が反落。野村証券では、営業停止の悪影響を見極めたいとし、レーティング「Neutral」を継続した。目標株価は1133円→905円と引き下げた。
4～6月期は季節性もあり通期への寄与は小さいが、営業損失は3億円と前年同期の6億円の損失から改善。ビル空調を含む建設設備事業では工事損失引当金の増加の悪影響があったが、機械システム事業では増収効果によって利益改善が見られたとした。すでに6月23日に会社からリリースがあったとおり、同社は過去の独占禁止法違反に関連し、7月8日から8月6日までの30日間で営業停止処分を受けており、7～9月期以降の業績への悪影響を見極めたいとコメント。15.3期に同処分を受けた同業他社においては民間の工事でも営業活動の自粛があった場合には、業績への悪影響が認められたとした。
★10:38 関西ペイント－3日続伸 サウジアラビアのプラント用塗料会社を買収
関西ペイント<4613.T>が3日続伸。30日付「日経新聞朝刊」で、同社が年内をめどに、サウジアラビアでプラント設備向け塗料を手がける中堅塗料メーカー、サウジインダストリアルペイントカンパニー（ダンマーム市）の全株式を取得し、子会社化すると報じられた。
買収額は数億円とされる。サウジアラビアは石油化学プラントの改修などで塗料需要が急増しており、事業拡大に弾みをつける考えのもよう。今後の海外収益の伸びが期待され、買いが入っている。
関西ペイント<4613.T>が3日続伸。30日付「日経新聞朝刊」で、同社が年内をめどに、サウジアラビアでプラント設備向け塗料を手がける中堅塗料メーカー、サウジインダストリアルペイントカンパニー（ダンマーム市）の全株式を取得し、子会社化すると報じられた。
買収額は数億円とされる。サウジアラビアは石油化学プラントの改修などで塗料需要が急増しており、事業拡大に弾みをつける考えのもよう。今後の海外収益の伸びが期待され、買いが入っている。
★10:47 オーテック－小動き フルノ電気工業を買収 北海道道北地域での工事受注が目的
オーテック<1736.T>が小動き。同社は8月29日の大引け後に、フルノ電気工業（北海道留萌市）の全株式を取得すると発表した。官公庁向け工事を中心とした電気工事業を展開する会社。取得価格は非公表。北海道道北地域での工事受注を確保する狙い。
オーテック<1736.T>が小動き。同社は8月29日の大引け後に、フルノ電気工業（北海道留萌市）の全株式を取得すると発表した。官公庁向け工事を中心とした電気工事業を展開する会社。取得価格は非公表。北海道道北地域での工事受注を確保する狙い。
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