大日本住友製薬-買い気配 「がん幹細胞」を治療する新薬を発売 日経報道
大日本住友製薬<4506.T>が買い気配。9月27日付け日本経済新聞・朝刊で、同社が2017年度にがんの再発や転移の原因とされる「がん幹細胞」を治療する新薬を発売すると伝えられた。
日本と米国で最終的な臨床試験(治験)で効果の確認を進めており、まず胃がん向けに製造販売の承認を取得する。「がんの親玉」であるがん幹細胞を攻撃する大型新薬となる見通し。開発中の新薬は「ナパブカシン」で、がん幹細胞は新たながん細胞を生み出したり、他の臓器・組織に転移したりする。従来の抗がん剤や放射線治療は通常のがん細胞を攻撃するが、がん幹細胞にはほとんど効果がないとした。
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