前場コメント No.4 任天堂、ボヤージュ、ルネサス、テクノメディカ、だいこうなど

2016/09/27(火) 11:30
★9:08  任天堂-みずほが目標株価引き上げ 独創性がポジティブサプライズを起こせるか?
 任天堂<7974.T>が反発。みずほ証券では、「独創性がポジティブサプライズを起こせるか?」とコメント。投資判断「買い」を継続、目標株価を31000円→32000円と引き上げた。
 『ポケモンGO』の大ヒットにより、想定した時期よりも早く株価上昇が始まってしまったとしたが、もともと想定していた有力なカタリスト候補はここから加速すると注目。「新型ゲーム機NXの詳細発表」、「どうぶつの森のゲームアプリの発表の可能性」、「『ポケモンサン&ムーン』など3DS向けソフト充実での業績反転」、「『スーパーマリオラン』のローンチ」など、年内だけ挙げても株価材料は豊富。
 また、これまでの株価上昇要因は『ポケモンGO』での「任天堂のIP力」への期待と、スマホゲームへの参入など独自性を捨てての「いい意味での普通化」が評価されてきた。上記のカタリスト候補においてもその流れは続くが、そろそろ任天堂が任天堂であるゆえんでもある、その「独創性」によるサプライズも欲しいところ。『スーパーマリオラン』のマネタイズ手法や新型ゲーム専用機「NX」の提案などで、任天堂がその独創性によりポジティブサプライズを起こす可能性にも期待して引き続き注目するとした。

★9:11  ボヤージュ-4日続伸 爽快バサ斬りアクションRPG「三国双舞」配信開始
 VOYAGE GROUP<3688.T>が4日続伸。同社は9月26日の大引け後に、連結子会社で、海外のスマートフォン向けゲームのパブリッシング事業を展開するVOYAGE SYNC GAMES(東京都渋谷区)が、三国志が舞台の爽快バサ斬り3DアクションRPG「三国双舞」の配信を開始したと発表した。「30日間ログインボーナスキャンペーン」をはじめ、豪華特典を獲得できる5大キャンペーンを開催する。

★9:11  ボヤージュ-4日続伸 動画広告配信事業を展開するCMerTVを子会社化
 VOYAGE GROUP<3688.T>が4日続伸。同社は9月26日の大引け後に、動画広告事業を強化するため、10月3日付けで、動画広告配信事業を展開するCMerTV(東京都千代田区)の株式を取得し、連結子会社化すると発表した。今後は、各社のノウハウやサービスを融合して動画広告分野での多様な取り組みを加速する考え。

★9:12  ルネサス-大和が目標株価引き下げ インターシル買収で成長への布石は打たれた
 ルネサスエレクトロニクス<6723.T>が反落。大和証券では、インターシル買収で成長への布石は打たれたと判断。投資判断「3(中立)」を継続も、目標株価は750円→600円と引き下げた。
 自動車向け半導体は堅調だが、為替影響や研究開発費の増加で17年度の営業利益は700 億円台にとどまる見通し。中立の投資判断を継続したうえで、今後はインターシルを通じたシェア拡大に注目するとした。

★9:13  ダイトーケミックス-買い気配 通期営業益を上方修正 化成品の感光性材料が好調
 ダイトーケミックス<4366.T>が買い気配。同社は26日、17.3期通期の連結営業利益予想を、従来の3.0億円から7.5億円(前期比47.1%増)へと引き上げると発表した。
 上期(4-9月)で、化成品事業の感光性材料が好調に推移したほか、売上原価率の低減も寄与する。

★9:15  テクノメディカ-反発 東証に「改善報告書」を提出したと発表
 テクノメディカ<6678.T>が反発。同社は9月26日の大引け後に、過年度の決算短信を訂正した件について、東証に「改善報告書」を提出したと発表した。9月8日付けで有価証券上場規程に基づき、その経緯および改善措置を記載した「改善報告書」の提出を求められていたもの。

★9:23  だいこう-5日ぶり急反落 通期最終赤字に転落見込む マイナンバー関連の業務見直しで特損
 だいこう証券ビジネス<8692.T>が5日ぶり急反落。同社は26日、17.3期通期の連結最終損益予想を従来の5.5億円の黒字から30.0億円の赤字(前期は0.3億円の黒字)へと引き下げると発表した。
 マイナンバー関連サービスの業務体制の見直しに係る費用について特別損失として計上する。株式市況低迷に伴うバックオフィス業務の減少なども響く。


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