後場コメント No.2 ビジョン、三菱商事、イオンモール、コロワイド、大日本印刷など

2016/09/29(木) 15:00
★12:45  ビジョン-6日続伸 高速通信規格4G-LTE提供エリアにニューカレドニアを追加
 ビジョン<9416.T>が6日続伸。同社は9月29日11時に、高速通信規格4G-LTE提供エリアに、ニューカレドニアを追加したと発表した。
 ニューカレドニアは、海外データ通信ローミング定額制割引サービス対象エリアとなっておらず、同エリア向けWi-Fiルーターレンタルは業界で初めて。これにより、4G-LTEでの提供エリアは、合計56の国と地域になった。業界最多クラス。

★12:54  日本オラクル-もみ合い エム・エス・アイがデータベース環境にクラウド活用
 日本オラクル<4716.T>がもみ合い。同社は9月29日11時に、ソフトウェア受託開発やパッケージ・ソフトウェア製造販売を行うエム・エス・アイ(東京都新宿区)が、データベース環境をクラウドで提供する「Oracle Database Cloud Service」を活用し、環境構築・開発コストを削減したと発表した。
 エム・エス・アイはミロク情報サービス<9928.T>の子会社。情報処理サービスに加え、葬儀施行管理システム「FDN」などのソフトウェア開発・販売を行っている。顧客からのソフトウェア受託開発業務において、インドなどのオフショアにおけるエンジニア・リソースを活用し、その開発環境として「Oracle Database Cloud Service」の利用を4月から開始したとしている。

★12:56  三菱商事など-総合商社が高い OPEC減産合意で資源開発持ち直しに期待
 三菱商事<8058.T>など、総合商社が高い。複数のメディアで、OPEC(石油輸出国機構)がアルジェリアで非公式の会合を開き、加盟国の生産量の上限を1日当たり3250万バレル~3300万バレルとする減産に合意したと報じられ、材料視されている。
 原油の過剰供給の解消が目的とされ、資源開発事業を展開する総合商社の収益拡大への期待が高まっている。三井物産<8031.T>、住友商事<8053.T>、伊藤忠商事<8001.T>、丸紅<8002.T>、豊田通商<8015.T>、双日<2768.T>などにも買いが向かっている。

★13:02  イオンモール-反発 上期4%経常増益で最高益更新との観測 新店・大型改装店舗の収入伸びる
 イオンモール<8905.T>が反発。29日付の日経新聞朝刊で、同社の17.2期上期(3-8月)の連結経常利益が、前年同期比4%増の205億円前後だったようだと報じられた。
 従来予想を5億円ほど上回り、同期間として過去最高を更新したという。新店や大型改装した店舗の収入が伸びたほか、中国や東南アジアの店舗の収益も改善したもよう。

★13:06  コロワイド-反発 「牛角」カンボジア1号店をオープン
 コロワイド<7616.T>が反発。同社は9月29日11時に、子会社であるレインズインターナショナル(横浜市)が、10月7日にカンボジアのプノンペンへ、カンボジア1号店(フランチャイズ)となる「牛角」ボンケンコン店をオープンすると発表した。

 カンボジア国内でのフランチャイズ契約を「TH F & B Co.,Ltd社」と締結し、今後5年間で「牛角」の出店を、5店舗予定。コロワイドグループの海外展開は13の国と地域へと拡大する。

★13:17  大日本印刷-反発 再生可能原料使用の「認証ナイロンフィルム包装材」を開発
 大日本印刷<7912.T>が反発。同社は29日、再生可能原料を使用した「認証ナイロンフィルム包装材」を開発したと発表した。
 ナイロン樹脂の製造をBASF(ドイツ)が、ナイロンフィルムの製造を興人フィルム&ケミカルズ(東京都港区)が、ナイロンフィルムを使用した包装材の製造を同社が担当し、また、サプライチェーン全体の製造プロセスを第三者認証機関が監査認証する。同ナイロン樹脂を用いた材料で、サプライチェーン全体で認証手法と製造体制を構築する。業績拡大への貢献が期待され、株価は上昇している。


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