後場コメント No.2 マルマエ、北国銀行、NTN、大成建設、GSユアサなど

2016/10/24(月) 15:00
★12:42  マルマエ-大幅続伸 いちよしが「多くの需要が同社に集まる可能性が高い」との見方
 マルマエ<6264.T>が大幅に9日続伸。いちよし経済研究所では、レーティング、フェアバリューは未付与ながら「半導体、フラットパネル関連の多くの需要が同社に集まる可能性が高い」と題したレポートを公表しており、買い材料視されているようだ。
 同社の直接的、最終的な顧客は国内外の半導体やFPD製造装置メーカーが中心であり、足もとで投資案件の多い中国大型液晶投資、3Dフラッシュメモリー、さらには有機EL(OLED)などの分野において、同社への加工需要が高まると想定。会社側はFPD需要に関しては慎重な姿勢も見せているが、半導体関連需要の取り込みに対しては意欲的。製造装置部材となる金属(アルミ、ステンレスなど)加工企業は複数存在するが、電極加工などに強みを持つ同社は、装置需要拡大に応じた収益成長が可能と考えているとした。

★12:45  北国銀-大幅に3日続伸 上期経常益を上方修正 有価証券関係損益が予想上回る
 北国銀行<8363.T>が大幅に3日続伸。同社は21日に、17.3期上期(4-9月)の連結経常利益予想を従来の80億円から122億円(前年同期比86.5%増)へと引き上げると発表した。
 銀行単体において、有価証券関係損益が当初予想を上回る見込みとなったこと、また、与信関係費用が当初予想を下回る見込みとなったことが寄与する。上方修正を好感した買いが入っている。

★12:49  ウエルシアHD-水戸が目標株価引き上げ 17.2期は会社計画上振れを予想
 ウエルシアホーディングス<3141.T>が3日続落。水戸証券では、今17.2期は会社計画上振れを予想。レーティング「B+」を継続、目標株価を8100円→8700円と引き上げた。
 今第2四半期(3~8月期)は売上高3110億円(+35%)、営業利益116億円(+52%)。既存店売上高は+6.06%と、会社計画の+3.7%を大きく上振れ。今17.2期会社計画は、売上高6300億円(+19%)、営業利益218億円(+16%)が据え置かれたが、上期の好調を踏まえると会社計画の通期既存店売上高+3.5%は保守的に思われるとした。

★12:50  NTN-3日続伸 超小型電子部品の整列搬送速度従来比2倍のパーツフィーダー開発と報道
 NTN<6472.T>が3日続伸。24日付の日刊工業新聞で、超小型電子部品の整列搬送速度が従来比2倍のパーツフィーダーを開発したと報じられた。
 「シュート」と呼ぶ本体上側の搬送部とフィーダー本体の間に、搬送振動の動きに相対して振動する新部品を載せた。この新部品により、従来構造で高速化するとシュートの一部が跳ね返り、搬送振動に悪影響を与える課題を解決した。17年の製品化を予定し、20年度に年5億円の販売を目指すとしている。

★12:52  大成建設-後場プラス転換 上期営業増益で計画上振れ観測 都心再開発が寄与
 大成建設<1801.T>が後場プラス転換。日経新聞電子版では24日12時30分、同社の17.3期上期(4-9月)の連結営業利益が、従来の減益予想から一転して増益になったと報じられた。
 これまでは前年同期比21%減の350億円を見込んでいたが、同期間として最高益だった前年同期の443億円を上回ったとみられる。都心部を中心とした再開発の需要が強く、建築事業の利益率が予想を上回ったという。

★13:03  GSユアサ-底堅い アイドリングストップ車用鉛蓄電池が日産「新型セレナ」に採用
 ジーエス・ユアサ コーポレーション<6674.T>が底堅い。同社は10月24日、アイドリングストップ車用鉛蓄電池(IS車用鉛蓄電池)の最新モデルが、日産自動車<7201.T>の5代目「新型セレナ」に採用されたと発表した。
 日産自が8月24日に発売した「新型セレナ」は、最新の運転支援システム「プロパイロット」を採用するとともに、4代目セレナから引き続きS-HYBRIDシステムを搭載。同システムは、最適な鉛蓄電池を用いることで減速回生エネルギーを十分に受け入れることができる。その結果、長時間のアイドリングストップやモーターによるトルクアシストが可能となり、車両の燃費を向上させることができるとした。


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