前場コメント No.3 富士重工業、ドーン、放電精密、田淵電機、アエリアなど

2016/10/25(火) 11:30
★9:05  日本マイクロニクス-いちよしが「C」へ引き下げ 株価上昇で
 日本マイクロニクス<6871.T>が続落。いちよし経済研究所では、修正内容自体は一過性要因が大きいが、株価上昇により、レーティングを「B」→「C」と引き下げた。フェアバリューは900円を継続。
 10月21日に会社側から、前16.9期連結業績見通しの修正が発表された。内容は売上高および利益見通しの下方修正。会社発表を受け、いちよしも前16.9期業績推定を会社見通し水準に修正。一方、今回の修正は一過性要因が大きいと判断し、今17.9期以降については従来予想を据え置き。

★9:05  マツダと富士重-高い 円高響き営業益は計画下振れとの観測
 マツダ<7261.T>が続伸。富士重工業<7270.T>が3日ぶり反発。25日付の日経新聞朝刊で、円高が響くことで、17.3期の連結営業利益はマツダが前期比34%減の1500億円程度、富士重が35%減の3700億円程度とそれぞれ従来想定を下回る見通しだと報じられた。
 円高進行で輸出採算が悪化しているためで、両社とも想定為替レートを円高方向に大きく修正するという。しかし、好調な地合いのほか、目先の悪材料出尽くし感から株価は上昇している。

★9:05  ニトリHD-続伸 10月既存店3%減収 全店は2%増収
 ニトリホールディングス<9843.T>が続伸。同社は24日、10月月次国内売上高前年比推移を発表し、既存店売上高は前年同月比3.0%減、全店では同2.4%増となった。
 既存店客数は1.6%減。10月は、中旬より気温の低下が進んだことから布団や枕などの寝装品が売り上げをけん引した。前年より祝日が2日少なくなったため既存店売り上げは減少したとした。

★9:05  ドーン-反発 院外心停止救命システムで京都大学環境安全保健機構と共同研究開始
 ドーン<2303.T>が5日ぶり反発。同社は10月24日の大引け後に、AED(自動体外式除細動器)活用促進による院外心停止救命システムに関し、京都大学環境安全保健機構と共同研究を開始すると発表した。119番通報、地域のAED、救命ボランティアを、スマートフォンアプリによって連携させるもの。

★9:06  放電精密加工研究所-岩井コスモが新規「A」 来期以降の業績拡大が予想される
 放電精密加工研究所<6469.T>が3日ぶり大幅反発。岩井コスモ証券では、来期以降の業績拡大が予想されるとコメント。投資判断「A」、目標株価1550円として、新規カバレッジを開始した。
 新規事業であるエアバス「A350」のエンジン用部材の受託加工が、中期的な業績のけん引役になる見込み。新規事業に関連する先行投資や研究開発の負担も終了する見込みで、今後は増収効果による採算改善を予想。会社は中期計画で19.2期に売上高130億円、営業利益10億円超としているが、現状では目標に対する上乗せも可能との見方を示した。

★9:07  田淵電-売り気配 通期見通しを下方修正 低圧連系案件の減速や販売単価下落で
 田淵電機<6624.T>が売り気配。同社は24日に、17.3期の連結営業利益予想を従来の20.0億円から0.0億円(前期は49.2億円)に引き下げると発表した。
 シェアが大きい低圧連系案件での減速影響が大きいこと 、競争環境の激化に伴い販売単価が下落したこと、北米市場において州政府や地域電力会社によって異なる規格の仕様要求に対する対応に時間を要したことにより展開が遅れていることが響く。大幅下方修正を嫌気し、売りが優勢となっている。

★9:08  アエリア-反発 自社パブリッシングタイトル第2弾『A3!』事前登録開始
 アエリア<3758.T>が反発。同社は10月24日の大引け後に、連結子会社のリベル・エンタテインメント(東京都千代田区)が、2017年1月配信開始予定のiOS/Android版タイトルとなる、イケメン役者育成ゲーム「A3!(エースリー)」について、公式サイトおよび予約トップ10で事前登録を開始したと発表した。事前登録キャンペーンを開催する。


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