前場コメント No.11 太洋工業、しまむら、NIC、ナガワ、JFEHDなど

2016/10/25(火) 11:30
★10:08  サダマツ-小動き 12月1日予定で眼鏡事業を譲渡 宝飾事業に経営資源を集中
 サダマツ<2736.T>が小動き。同社は10月24日の大引け後に、12月1日を予定日として眼鏡事業を譲渡すると発表した。主力の宝飾事業に経営資源を集中するため。譲渡先はヨネザワ(熊本市)で、譲渡価格は未定。

★10:09  太洋工業-7日続伸 3Q赤字縮小 通電検査機および外観検査機のアジア市場での売り上げ増加で
 太洋工業<6663.T>が7日続伸。同社は24日、16.12期3Q累計(12-9月)の営業損益が1400万円の赤字(前年同期は9600万円の赤字)だったと発表した。FPCを対象とした通電検査機および外観検査機の売り上げが中国を中心としたアジア市場で増加したことが寄与した。なお、会社の通期計画5400万円の黒字は据え置いた。

★10:09  セック-急落 上期営業益を下方修正 放送関連プロジェクトに不採算案件発生で
 セック<3741.T>が急落。同社は24日に、17.3期上期(4-9月)の連結営業利益予想を従来の2.3億円から1.3億円(前年同期比53.9%減)へと引き下げると発表した。社会基盤システム分野の放送関連プロジェクトで不採算案件が発生したことが響く。

★10:12  しまむら-続伸 10月度既存店5.4%減収も前月から大きく改善
 しまむら<8227.T>が続伸。同社は24日、「ファッションセンターしまむら」の10月度(20日締め)の既存店売上高が前年同月比5.4%減(9月は13.8%減)だったと発表した。客数が4.7%減(同9.1%減)、客単価は0.6%上昇(同4.2%低下)した。全店売上高は4.2%減(同12.9%減)。
 全国的に気温の高い日が続き秋冬物の動きが鈍い情勢だったが、10月中旬から気温が低下し、ボリュームニット、スカンツなどのトレンドアイテムや掛布団、敷パットなどの寝具を中心に秋冬物の動きが活発になった。

★10:13  NIC-急騰 上期営業益を上方修正 FA装置の売上高伸長で
 エヌアイシ・オートテック<5742.T>が急騰。同社は24日に、17.3期上期(4-9月)の連結営業利益予想を従来の2.7億円から3.7億円(前年同期比53.8%増)へと引き上げると発表した。
 主力製品である「アルファフレームシステム」及びFA装置などの売上高が伸長したことが寄与する。上方修正を好感した買いが入っている。

★10:14  ナガワ-反発 上期3.4%営業増益  民間向け店舗や大型倉庫の受注高が堅調
 ナガワ<9663.T>が反発。同社は24日に、17.3期の上期(4-9月)の連結営業利益は17.5億円(前年同期比3.4%増)となったと発表した。民間向けの店舗や大型倉庫の受注高が堅調に推移したことや、建設機械のレンタル・販売ともに増加したことが奏功した。

★10:18  JFEHD-野村が目標株価引き下げ まだ投資タイミングではないとの見方
 JFEホールディングス<5411.T>が3日続落。野村証券では、エンジニアリングの好調は評価も、まだ投資タイミングではないとみて、レーティング「Neutral」を継続した。目標株価は1435円→1410円と引き下げた。
 今17.3期下期の鋼材スプレッドの悪化が予想される状況になってきたとし、業績予想を下方修正。原料炭価格の上昇による業績悪化リスクはおおむね株価には織り込まれてきたとみられるが、下期の業績不透明感が残る中では株価上昇は難しい。鋼材価格の値上げが部分的にでも浸透し、原料炭価格が下落に転じる局面では短期的に株価が見直される可能性はある。銅社の着実なコスト削減の取り組みやエンジニアリング事業の成長は高く評価できるものの、野村では17年の中国の鋼材需要は今年よりも厳しいとみているとし、まだ強気になるのは難しいと考えているとした。


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