前場コメント No.12 マネパG、新日鉄住金、エステー、指月電機、ジャフコなど

2016/10/25(火) 11:30
★10:19  テンプHD-続伸 建築業界向け提案書作成サービス「プロポーザルクリエイト」開始
 テンプホールディングス<2181.T>が続伸。同社は10月24日の大引け後に、傘下で人材派遣・アウトソーシング事業を手掛けるテンプスタッフ(東京都渋谷区)が10月より、建築業界(ゼネコン、設計事務所、建設コンサルタント)向け提案書作成に関する新サービス「プロポーザルクリエイト」を開始すると発表した。
 同業界へ多数の人材を提供するCADチームのノウハウと、パンフレットやチラシなど多数の企業向けデザイン実績を持つデザインチームのデザイン力で、契約締結や受注につながる魅力的な提案書作成を支援するとした。

★10:22  マネパG-急落 上期決算速報を発表 営業益19.8%減
 マネーパートナーズグループ<8732.T>が急落。同社は24日に、17.3期上期(4-9月)の決算速報値を発表し、営業利益が6.8億円(前年同期比19.8%減)だったと発表した。純利益は4.6億円(同21.7%減)だった。なお、正式発表は10月28日に予定される。

★10:25  新日鉄住金-野村が目標株価引き下げ 原料炭高で業績予想を下方修正
 新日鉄住金<5401.T>が3日続落。野村証券では、原料炭高で業績予想を下方修正。レーティング「Neutral」を継続、目標株価は2080円→2030円と引き下げた。
 今17.3期下期の鋼材スプレッドは上期比で悪化が予想される状況になっており、業績予想を下方修正。原料炭価格上昇による短期業績面での悪影響は株価に織り込まれつつあるが、下期業績の不透明感が解消されるまでは株価上昇は難しいと予想。鋼材価格の値上げが部分的にでも浸透することが明らかになり、原料炭のスポット価格が下落する局面では株価が短期的に見直される可能性はあるが、17年の中国の鋼材需要が今年よりも厳しい状況が予想される中では、株価が大きく上昇することは難しいと判断しているとした。

★10:25  エステー-大幅続伸 上期営業益を上方修正 主力品や高付加価値品の販売強化が奏功
 エステー<4951.T>が大幅続伸。同社は24日、17.3期上期(4-9月)の連結営業利益予想を従来の15.5億円から21.8億円(前年同期比35.0%増)へと引き上げると発表した。
 主力品と高付加価値商品の販売強化で売上総利益が増加したほか、返品や製造コストの削減も奏功した。

★10:25  川重冷熱工業-売買なし 中国の合弁事業を解消 同方川崎節能設備など譲渡
 川重冷熱工業<6414.T>が売買なし。同社は10月24日の大引け後に、中国の空調設備大手である同方人工環境(中国北京市)との合弁会社である、同方川崎節能設備(中国河北省)の持ち分をすべて売却し、合弁を解消すると発表した。厳しい業績が続いており、株式を譲渡し、譲渡代価として得た資金を事業基盤の強化に活用することが得策と判断したとしている。しかし、マーケットの反応は薄い。

★10:34  指月電-急落 上期営業益を下方修正 電力機器システム低調で
 指月電機製作所<6994.T>が急落。同社は24日に、17.3期上期(4-9月)の連結営業利益予想を従来の9.4億円から4.9億円(前年同期比46.6%減)へと引き下げると発表した。高採算の電力機器システムの売上が予想よりも低調に推移したことが響く。下方修正を嫌気し、売りが入っている。

★10:34  ジャフコ-大和が目標株価引き下げ IPO環境は厳しいが引当金取り崩しなどが押し上げ
 ジャフコ<8595.T>が続伸。大和証券では、IPO環境は厳しいが、引当金取り崩しなどが収益を押し上げるとみて、投資判断「2(アウトパフォーム)」を継続した。目標株価は4400円→3450円と引き下げた。今17.3期上期営業利益49億円(前年同期比▲67.2%)。下期には高ポテンシャル案件を見込むとした。新ファンド組成は順調な印象であるとし、引き続き株主還元に期待。


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