後場コメント No.1 Hamee、新内外綿、昭和電工、三井住友トラスト、オークマなど

2016/10/25(火) 15:00
★12:30  Hamee-反発 中国越境ECプラットフォーム「京東全球購」に店舗を正式オープン
 Hamee<3134.T>が3日ぶり反発。同社は10月25日11時に、中国EC大手「京東集団(ジンドン)」の越境ECプラットフォーム「京東全球購(JD Worldwide)」に、「Hamee 全球購官方旗艦店」を正式にオープンしたと発表した。
 Hamee全球購官方旗艦店は「京東全球購(JD Worldwide)」でのスマートフォングッズの販売を正式に開始する。正式オープン時には、ディズニーライセンス商品やiPhone7/7plusアクセサリーなどを中心に商品を取りそろえ、11月11日の「独身の日」に向け、さらに品ぞろえを充実させる方針とした。

★12:30  モーニングスター-底堅い 上期8%経常増益 ファンドデータ売り上げ伸びる
 モーニングスター<4765.T>が底堅い。同社は25日前引け後、17.3期上期(4-9月)の連結経常利益が8.2億円(前年同期比7.8%増)だったと発表した。事前に報じられた日経観測並みの着地。
 データソリューション事業で、ファンドデータの売り上げが増加した。ファンドレポートやマネールックも伸びた。

★12:32  内外綿-小動き 上期営業益を下方修正 紡績部門軟調や為替レートの変動の影響で
 新内外綿<3125.T>が小動き。同社は25日11時40分に、17.3期上期(4-9月)の連結営業利益予想を従来の1.4億円から1.3億円(前年同期比2.3倍)へと引き下げると発表した。紡績部門における市場の冷え込みにより売り上げ、利益ともに軟調となったことややタイにおける販売子会社の売り上げが為替レートの変動の影響を受けたことが響く。

★12:42  昭和電工-反発 高純度ガス事業で中国国内の物流網構築を急ぐと報じられる
 昭和電工<4004.T>が反発。10月25日付け化学工業日報で、同社が高純度ガス事業で中国国内の物流網構築を急ぐと伝えられた。
 昨年の天津市での爆発事故を契機に危険化学品への規制が強まるなか、安定供給を果たすための喫緊の課題に位置付け、全土で拠点網を整えていく方針。同社グループが有する既存拠点の活用も選択肢。年内にも立地候補地のメドを得るなど事業化調査(FS)を終え、来年前半の具体化を目指すと報じられた。

★12:53  三井住友トラスト-大幅反発 FinTechの実証実験に着手 NECや日本IBMと協力
 三井住友トラスト・ホールディングス<8309.T>が大幅反発。同社傘下の三井住友信託銀行(千代田区)は25日、日本電気<6701.T>、日本アイ・ビー・エム(東京都中央区)などの協力を得て、FinTechの実証実験などに着手すると発表した。
 また、送金・決済業務について国内外為替一元化検討に関するコンソーシアムに参加し、ブロックチェーン技術を活用した新たな送金・決済サービスを検討する。個人顧客向けロボアドバイザーについても、年内のサービスリリースを目指して検討を進めているとした。今後の業績の伸びへの貢献が期待され、買いが入っている。

★13:04  オークマ-もみ合い 金属3Dプリンターを開発 2017年に発売と報道
 オークマ<6103.T>がもみ合い。25日付の日刊工業新聞で、金属粉末をレーザーで焼き固めて形状を作る金属3Dプリンター(金属積層造形機)を開発し、2017年に発売すると報じられた。
 同社の金属積層造形機は、工作機械の技術を使い、造形物を削って仕上げるハイブリッド型。欧州に多い積層造形だけの一般的な装置に比べ、精度よく仕上げられる利点がある。拡販を狙って1億円を下回る価格で発売する。

★13:07  UACJ-MSMUFGが「OW」へ引き上げ 好材料が期末にかけて織り込まれるとの見方
 UACJ<5741.T>が3日ぶり反発。モルガン・スタンレーMUFG証券が、投資判断を「Equal-weight」→「Overweight」、目標株価を300円→400円と引き上げたことが観測されている。タイ工場の立ち上げ費用負担縮小や電力・燃料費の減少、在庫評価損の減額といった好材料が今17.3期末にかけて織り込まれると想定。


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