後場コメント No.4 IIJ、マルマン、三井住建道路、大日本塗料、日立キャピタルなど

2016/10/26(水) 15:00
★13:28  IIJ-4日ぶり反発 「拘束的企業準則」を英国機関に申請 EU新個人情報保護法施行に向け
 インターネットイニシアティブ<3774.T>が4日ぶり反発。同社は26日、子会社で、欧州事業を展開するIIJ Europe(ロンドン)が、EUの新たな個人情報保護の枠組みを規定した「一般データ保護規則」への対応として同社グループ内で統一された情報管理ルールを文書化した「拘束的企業準則」を、英国の監督機関「Information Commissioner's Office(ICO)」に申請したと発表した。
 同社グループでは、ウィルマーヘイル法律事務所ブリュッセルオフィスの弁護士の協力のもとBCRを申請し、2017年秋にICOの承認を取得することを目指すとしている。拘束的企業準則の承認取得は日系のクラウド事業者として初となる見込みだという。今後の業績への貢献が期待され、買いが入っている。

★13:28  マルマン-大幅反発 自民党の受動喫煙防止議員連盟が「たばこ1箱1000円」申し入れで
 マルマン<7834.T>が大幅反発。時事通信が10月25日の大引け後に、自民党の受動喫煙防止議員連盟会長の山東昭子元参院副議長が、菅義偉官房長官と会い、たばこ1箱の価格を1000円以上に引き上げるよう申し入れたと伝えたことが手がかり。「禁煙パイポ」を愛用する利用者が増えるとの思惑が広がっているようだ。
 山東氏が25日に首相官邸で菅官房長官と会い、2020年の東京五輪・パラリンピックに向けた受動喫煙防止対策として、たばこ税の増税を申し入れたもの。菅氏は増税の是非には言及しなかったが、「五輪もあり、いいタイミングだ」と応じ、受動喫煙防止のための法整備を急ぐ考えを示したと報じられている。

★13:39  三井住建道路-後場上げ幅拡大 上期営業益を上方修正 選別受注徹底と利益率改善で
 三井住建道路<1776.T>が後場上げ幅拡大。同社は26日13時30分、17.3期上期(4-9月)の連結営業損益予想を、従来の6500万円の赤字から1300万円の黒字(前年同期は2億7000万円の黒字)へと引き上げると発表した。選別受注の徹底と利益率の改善などが奏功した。

★13:40  大日本塗料-続伸 「マイティー万能エポシーラー」の水性タイプを投入と報道
 大日本塗料<4611.T>が続伸。10月26日付け化学工業日報で、同社があらゆる建物の素地に使える「マイティー万能エポシーラー」の水性タイプを投入したと伝えられた。
 従来品の性能は維持しつつ、臭気の少ない水性型に改良。作業者や住民の健康や快適性に配慮した。防錆性が高く鉄部に適した白色と、コンクリートなど吸い込みの大きい基材に向くクリアの2色をラインアップ。幅広い上塗りに適応するのも特徴で、主力製品のひとつに位置づけ拡販すると報じられた。

★13:46  ツバキナカシマ-反発 世界の営業体制を17年から再編と日経報道 世界3極に統括者配置
 ツバキ・ナカシマ<6464.T>が反発。10月26日付け日本経済新聞・朝刊で、同社が世界の営業体制を2017年から再編すると伝えられた。
 現在は国別に管理しているが、欧米とアジアの3極で計10人の統括者を配置し、メーンの顧客企業ごとに管理する体制に改める。顧客の海外進出に伴って海外展開するなど、柔軟な営業につなげる。営業体制再編などをテコに現在350億円強の連結売上高を、早期に500億円に増やす計画と報じられている。

★13:49  日立キャピ-後場一段高 通期営業益を下方修正も悪材料出尽くしで買い入る
 日立キャピタル<8586.T>が後場一段高。同社は26日13時30分に、17.3期通期の連結営業利益予想を従来の453.0億円から427.0億円(前期比5.6%減)へと引き下げると発表した。上期において収束事業と位置づけているファクタリングの減少などにより日本事業が減少したことなどが響く。
 併せて、17.3期の上期(4-9月)の連結営業利益は213.4億円(前年同期比9.5%減)となったと発表した。しかしながら、悪材料出尽くしで買いが入っている。



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