後場コメント No.2 ゴールドクレスト、豊田自動織機、日本郵船、商船三井、川崎汽船など

2016/10/28(金) 15:00
★12:40  東洋電機製造-SMBC日興が目標株価引き上げ 有望な交通を活かす運営が焦点
 東洋電機製造<6505.T>が小動き。SMBC日興証券では、有望な交通を活かす運営が焦点とし、投資評価「2(中立)」を継続した。目標株価は350円→360円と引き上げた。
 中立評価継続の理由は、目標株価が現行株価に対して20%強の上値余地があり、交通事業を中心とした成長性に対する基本的な評価は継続するものの、今17.5期1Q決算では産業事業の採算悪化で収益が大きく悪化するなど、依然として事業機会を十分に収益に活かし切れていないと判断したため。不安定な事業動向を考慮したとしている。中長期的に交通事業を中心に有望だが、事業運営改善が求められると指摘。

★12:47  ゴールドクレスト-SMBC日興が目標株価引き下げ 営業増益が続くと予想
 ゴールドクレスト<8871.T>が大幅に9日続伸。SMBC日興証券では、高利益率案件の着実な販売で営業増益が続くと予想。投資評価「2(中立)」を継続、目標株価は2100円→1900円と引き下げた。
 今17.3期上半期決算にサプライズは小さいが、順調な進ちょくと評価。上半期営業利益は53億円と、計画外の収益不動産物件の売却があったことなどから、SMBC日興予想30億円を上回った。同社の通期計画に変更はなし。SMBC日興では業績予想を微調整し、資本コストの算出前提を変更したことに伴い、目標株価を引き下げ。
 同社に対する基本的な評価に変更はないとし、低簿価の開発用地を多く保有していることから、マンション市況が悪化するなかでも良好な業績を維持できると見込むとした。

★12:53  ゴールドクレスト-大幅に9日続伸 上期87%営業増益 都心部中心に新築分譲マンション供給
 ゴールドクレスト<8871.T>が大幅に9日続伸。同社は27日、17.3期上期(4-9月)の連結営業利益が53.6億円(前年同期比86.8%増)だったと発表した。
 利益の見込める用地を選別して取得することに努め、都心部を中心に高品質で競争力の高い新築分譲マンションを供給したという。

★12:54  豊田織機-3日続落 通期経常益を下方修正 為替変動による影響や売上構成の変動で
 豊田自動織機<6201.T>が3日続落。同社は28日11時40分に、17.3期通期の連結経常利益予想を従来の1770億円から1730億円(前年同期比6.7%減)に引き下げると発表した。上期における為替変動による影響や人件費の増加、売上構成の変動が響く。
 17.3期の上期(4-9月)の連結経常利益は843億円(前年同期比15.4%減)となった。

★12:55  日本郵船など-ドイツ証では「日本の海運会社は低調な利益が続く見通し」
 ドイツ証券では日本の海運会社について、最大の利益変動要因はコンテナ船事業であり、この事業で下降サイクルが長期化する恐れがあると指摘。これに円高と重油価格の上昇が相まって、日本の海運会社3社は低調な利益が続くと予想しているとした。今17.3期から19.3期の利益予想を大幅に下方修正。平均ROEは-11%となり、ドイツ証の見解では現行PBR0.7倍は割高であると判断。
コード 銘柄   レーティング 目標株価
----------------------------------------------------
9101  日本郵船 Hold     180円→190円
9104  商船三井 Sell     140円→130円
9107  川崎汽船 Sell     110円→100円

★13:05  カルソニックカンセイ-13時11分から売買再開 日経報道で「コメントする事項はありません」
 カルソニックカンセイ<7248.T>が売買停止中。同社は10月28日12時55分に、同日付け日本経済新聞・朝刊での同社株に関する報道について、「日産自動車が保有する関係者株式に関する記事と理解しており、現時点で弊社からコメントする事項はありません」とのコメントを発表した。
 東証は報道の真偽確認のため、同社株の取引を8時20分から停止していたが、13時11分から売買を再開する。気配値は1330円のストップ高水準まで上昇している。


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