後場コメント No.4 バンドー化学、三菱ケミカル、住友商事、HIS、HOYAなど

2016/10/28(金) 15:00
★13:28  バンドー化学-反発 フィルム・精密機器用簡易検査装置を開発と報じられる
 バンドー化学<5195.T>が反発。10月28日付け化学工業日報で、同社が簡易異物検査装置を新たに開発したと報じられた。
 フィルム基材や電子基板、薄物ワークなどの表面に付着する微細ごみなどの量や大きさを定量的に評価することができるもの。光源と撮像系、解析ソフトなどを組み合わせて、携帯性と測定速度、操作性を両立。2017年をメドに製品化し、手軽に利用できる検査装置として需要拡大を目指す。フィルム加工や精密電子機器をはじめ、食品などの製造・検査現場などで展開を進めていくと報じられている。

★13:32  ケーエフシー-後場一段高 通期営業益を上方修正 選別受注徹底や原価圧縮で
 ケー・エフ・シー<3420.T>が後場一段高。同社は28日13時20分、17.3期通期の連結営業利益予想を、従来の19.0億円から26.2億円(前期比6.0%減)へと引き上げると発表した。上期において選別受注の徹底や原価の圧縮などに努めたこと、また、手持ち工事の進ちょくやその他の受注動向について下期も堅調に推移する見通しであることが寄与する。
 17.3期上期(4-9月)の営業利益は11.0億円(前年同期比5.2%減)だった。

★13:36  三菱ケミカル-後場上げ幅拡大 通期営業益を上方修正 ポリオレフィン・MMAの市況好調
 三菱ケミカルホールディングス<4188.T>が後場上げ幅拡大。同社は28日13時30分、17.3期通期の連結営業利益予想を、従来の21.1億円から22.9億円(前期比14.8%減)へと引き上げると発表した。
 上期で、ポリオレフィン・MMAの市況が好調に推移したほか、ヘルスケアで国内医薬品の販売が想定を上回り推移した。高機能フィルムの販売も好調であった。

★13:37  アクセルマーク-上げ幅拡大 『ワールドクロスサーガ -時と少女と鏡の扉-』450万DL
 アクセルマーク<3624.T>が上げ幅拡大。同社は10月28日11時に、完全子会社であるアクセルゲームエンターテインメント(東京都中野区)が、提供中のタイトル、時を思考する対戦RPG『ワールドクロスサーガ -時と少女と鏡の扉-』について、450万ダウンロードを突破したと発表した。可視化された時間軸で"刻(トキ)"を奪い合い、時を思考する対戦RPG。

★13:43  住友商事-反発 ベトナムのフンイエン省と海外工業団地に関する覚書を締結
 住友商事<8053.T>が4日ぶり反発。同社は10月28日11時ごろ、運営・展開するベトナムの第2タンロン工業団地について、ベトナムのフンイエン省との間で「フンイエン省ジャパンデスク」の設置に関する覚書を締結したと発表した。
 今般、新たな取り組みとして、フンイエン省へ進出を検討する日系企業への窓口として、フンイエン省とともに第2タンロン工業団地内に「フンイエン省ジャパンデスク」を設置。関係省庁や関係当局と連携し、投資申請や会社設立の迅速化、裾野産業認定のサポートなどを行う。

★13:47  HIS-後場一段高 創業者で会長の沢田秀雄氏が11月1日付けで社長に復帰
 エイチ・アイ・エス<9603.T>が後場一段高。同社は10月28日11時15分に、創業者で会長の沢田秀雄氏が11月1日付けで社長に復帰すると発表。「攻めのガバナンス」実現に向けた経営執行体制の再編を行うとしており、好感した買いが入っているようだ。代表取締役会長に加えて代表取締役社長を兼務し、新設の最高経営責任者(CEO)に就任する。

★13:50  HOYA-後場一段高 上期純益427億円で会社予想上回る
 HOYA<7741.T>が後場一段高。同社は28日13時30分に、17.3期上期(4-9月)の連結純利益が427億円(前年同期比15.1%減)だったと発表した。上期の会社予想385億円を上回った。
 コンタクトレンズについて専門小売店「アイシティ」の新規出店および既存店におけるプロモーション強化に継続して取り組んでいることや、白内障用眼内レンズが国内外で好調に推移していることが寄与した。


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