〔Market Flash〕11月自動車国内販売は新車攻勢などにより年率520万台超の水準~SMBC日興

2016/12/02(金) 14:28
【14:25】11月自動車国内販売は新車攻勢などにより年率520万台超の水準~SMBC日興  SMBC日興証券では、11月の国内自動車販売についてリポートしている。11月の国内新車総販売台数は、前年同月比7%増の41.8万台。登録車は14%増と4カ月連続で増加し、軽自動車は3%減と23カ月連続で減少した。需要水準は年率換算で522万台程度と、10月の503万台を上回り、2015年3月(532万台程度)以来の水準となった。当面は、メーカーごとに新車効果によるモメンタム継続が期待されるとしている。一方、軽自動車の需要低迷と次年度の税制大綱、トラック需要の継続など、実需動向なども注視していきたいとコメントしている。 【13:55】日経平均は11カ月ぶりに終値ベースで18500円台を回復~野村  野村証券のテクニカルレポートでは日経平均について考察している。12月1日の日経平均終値は18513円と、11カ月ぶりに終値ベースで18500円台を回復した。この先、さらに上昇する場合は11月1日ザラ場高値17473円から11月9日ザラ場安値16111円までの下げ幅1362円の倍返しの18835円が上値のメドになるとみている。もっとも、11月30日にRSIは96.5%となり、09年8月4日の99.5%以来の高水準となり、オシレーターは過熱感が強いことを指摘している。調整する場合の下値メドは、11月30日と12月1日の間のマド埋めとなる18370円、11月9日ザラ場安値16111円から12月1日ザラ場高値18746円までの上昇幅2635円に対する30%押しの17955円などを想定している。 【13:15】2Q決算では悪材料出尽くしの株価反応が目立った~三菱UFJMS  三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、17.3期第2四半期の決算集計レポートのなかで、今回の決算発表直前の株価反応は、そのほとんどが想定通りかつ過去平均より大きくなったと指摘している。決算発表後においては、ポジティブ銘柄は全般的にマイナス、ネガティブ銘柄についてもほとんどの項目がマイナスとなったとのこと。その他、自社株買いの超過リターンが過去比で小さいことや、減収減益企業や会社予想下方修正企業の超過リターンがプラスになるなど、悪材料出尽くしと考えられる反応が目立ったとコメントしている。 【12:40】日経平均は短期では良くない足、来週は押し目も~大和  大和証券のテクニカルレポートでは、日経平均は2月・6月のダブルボトムのパターンが形成されており、春までに2万円トライが期待できる良いチャートになったと捉えている。ただ、6月から7月の上昇をもう一度繰り返した場合の値幅や、トランプ氏当選時の急落の倍返しの値幅にほぼ到達したことから、短期的にはいったん反落してもおかしくないとみている。日足でもきのう(1日)は上ヒゲが長く、きょうはマドをあけての安寄りで、悪い足となっているとのこと。また、12月5日(月)は東証開所来の12月のなかでは最も軟化した日が多い「下げの特異日」であることも指摘しており、来週は押し目形成の可能性もあると考えている。 【11:00】アメリカへの生産回帰を背景にFA関連機器の需要増期待が高まる~CS  クレディ・スイス証券では、米空調機最大手のCarrierが、トランプ次期大統領の圧力に屈する格好でメキシコへの工場移転を撤回し、インディアナ州の工場を維持することを決定したことを受け、今回ようなアメリカへの生産回帰の動きが、製造業における自動化・省力化投資を加速させると同時に、FA(Factory Automation)関連機器の需要増期待を高めることになると予想している。アメリカ市場での自動化・省力化ニーズの高まりは、FA機器の新たな需要増期待につながると考えている。FA関連で北米売上構成比が高い企業としては、ファナック(6954)、安川電機(6506)、キーエンス(6861)を挙げている。 【10:35】IR施設実現に向け前進、長期的なテーマに~SMBC日興  SMBC日興証券では、衆議院内閣委員会においてIR(統合型リゾート)推進法案が審議入りしたことを受け、カジノを含むIR施設の国内実現に向けて大きく前進した印象が持たれるとコメント。法案採決となればいったんは好材料出尽くしとなる可能性があるが、株式市場において長期的に注目を集めるテーマになりうると考えている。エンタメセクターでIRやカジノと関連性が強い銘柄としては、セガサミーHD(6460)、コナミHD(9766)を挙げている。また、直接的に関わらなくても、バンダイナムコHD(7832)などは、エリア内にアミューズメント施設を展開する可能性があるとみている。首都圏にIR施設が設立されれば、オリエンタルランド(4661)も外国人観光客の取り込みなどのメリットが波及する可能性があると考えている。 【9:50】百貨店売上に底打ち感が強まる~野村  野村証券では、11月の百貨店売上は、曜日効果を除くとおおむね前年並みで、底打ち感が強まったと捉えている。年後半から既に株価反転が進んだが、現状の株式市況が続くと、来春には環境改善で売上改善がさらに進む可能性も高まっていると指摘している。来春は中期計画の発表が相次ぎ、経営変化への期待も高まる見通し。17年度以降の業界収益は増益転換を予想している。特に資産再開発案件が豊富なJ.フロント リテイリング(3086)や、費用削減に取り組む伊勢丹三越ホールディングス(3099)が、相対的に増益率が高くなると予想している。 【9:20】10月の貸家住宅着工戸数はリーマンショック後のピークを更新~三菱UFJMS  三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、10月の新設住宅着工戸数を受けてリポートしている。10月は前年比13.7%増と4カ月連続のプラスを記録し、持家は同4.9%増、貸家が同22.0%増、分譲マンション同9.0%増となった。また、10月の季節調整済年率換算値は98.3万戸と3カ月連続で100万戸の大台を割り込んだ。地域別では、首都圏が前年比15.6%増、中部圏が同11.1%増、近畿圏が同4.1%減、その他地域が同20.3%増となっている。10月の単月の着工水準としては2013年に次ぐ水準であり、特に貸家はリーマンショック後のピークを更新している。三菱UFJMSでは、住宅需要は全般にポジティブな状況にあると考えている。 【8:45】寄り前気配はリコー、ADEKA、ネクソン、積水化が高い気配値  主力株の寄り前気配では、リコー(7752) +4.78%、ADEKA(4401) +4.63%、ネクソン(3659) +3.78%、積水化(4204) +3.75%、三浦工(6005) +2.98%、滋賀銀(8366) +2.82%、ヤマトHD(9064) +2.82%、島忠(8184) +2.65%、ジャフコ(8595) +2.61%、日本紙(3863) +2.37%などが高い気配値。  一方、三和HD(5929)-26.50%、淀川鋼(5451) -9.67%、豊田織機(6201) -8.26%、セイノーHD(9076) -7.01%、日梱包(9072) -6.09%、ジェイテクト(6473) -5.28%、ローム(6963) -5.16%、ヤマハ(7951) -5.02%、ユニプレス(5949) -4.93%、SUMCO(3436) -4.61%などが安い気配値となっている。
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