前場コメント No.11 THK、リネットジャパン、田辺三菱、シグマクシス、NECなど

2017/02/24(金) 11:30
★10:05  THK-CSが目標株価引き上げ 株価は各種好材料を織り込んだ印象
 THK<6481.T>が反落。クレディ・スイス証券では、株価は各種好材料を織り込んだ印象とし、投資評価「NEUTRAL」を継続した。目標株価は2700円→3200円と引き上げた。
 株価は今17.3期計画の上方修正と来上期の大幅増益決算期待、会計リスクが懸念されるSMC株から投資家の視点が同社株にシフトしていることなども織り込み、FA関連サブセクター内でアウトパフォーム基調にある。ただし、各種好材料は織り込まれ、株価バリュエーション面にも反映された印象。むしろ、株価3000円台では利益確定に押されそうとの見方を示した。

★10:09  リネットジャパン-急騰 株主優待を導入 NETOFF査定金額UPクーポンとお買い物券を贈呈
 リネットジャパングループ<3556.T>が急騰。同社は24日9時に、株主優待制度を新設すると発表した。
 毎年3月末日現在または9月末現在、同社株式を1単元(100株)以上保有する株主を対象に、1単元(100株)の保有で、最大11000円分(NETOFF査定金額UP最大10000円+NETOFFお買い物券1000円)を贈呈する。なお、2年以上の継続保有の場合は、最大16500円分(NETOFF査定金額UP最大15000円+NETOFFお買い物券 1500円)の贈呈となる。

★10:10  田辺三菱製薬-みずほが目標株価引き上げ 注目点はエダラボンのALSと米国戦略投資
 田辺三菱製薬<4508.T>が3日続伸。みずほ証券では、当面の注目点はエダラボンのALSと米国戦略投資とし、投資判断「中立」を継続した。目標株価は2140円→2450円と引き上げた。
 みずほ予想を見直し。主な変更点は、為替前提の円安変更による、ロイヤルティ収入および筋萎縮性側索硬化症(ALS)で米国発売予定のエダラボン(米国製品名RADICAVA)の売上高の増額。当面の注目点は、中期計画目標である米国売上高2020年度800億円達成に向けた2000億円以上の戦略投資になるとした。

★10:10  シグマクシス-反発 グローバルセキュリティエキスパートの株式売却
 シグマクシス<6088.T>が反発。同社は23日、ビジネスブレイン太田昭和(BBS)<9658.T>との合弁契約を解消し、シグマクシスが保有するグローバルセキュリティエキスパート(GSX、東京都港区)の全株式をBBSに譲渡すると発表した。
 シグマクシスは2015年2月に、脆弱性診断やセキュリティコンサルティングを中心としたサイバーセキュリティ対策サービスを提供するGSXの株式をBBSから49%買い受け、以来約2年間GSXとの協業を推進してきた。シグマクシスは保有するGSXの全株式(発行済株式総数の49%)をBBSに譲渡する。

★10:10  NEC-みずほが目標株価引き下げ 18.3期も実質的な利益回復力は弱い
 NEC<6701.T>が続落。みずほ証券では、来18.3期も実質的な利益回復力は弱く、構造改革策が待たれるとコメント。投資判断「中立」を継続、目標株価は280円→260円と引き下げた。
 3Q決算および通期業績計画下方修正で明らかになった4事業(衛星、海外通信、ハードウェア、電池)の想定以上の悪化を受け、みずほ予想を下方修正。今17.3期発生の一過性費用約200億円の解消や日本航空電子の連結効果約120億円を除けば、来18.3期営業利益の実質的な回復力は弱く、当面大きな回復は期待し難いとした。悪化事業の止血と成長領域の確立という2つの視点に立った構造改革策が待たれると指摘。

★10:17  ワンダーコーポ-5日ぶり反落 通期一転営業赤字転落見込む 海外低迷で貴金属販売不振
 ワンダーコーポレーション<3344.T>が5日ぶり反落。同社は23日、17.2期通期の連結営業損益予想を従来の5.0億円の黒字から4.0億円の赤字(前期は5.6億円の赤字)へと引き下げると発表した。
 WonderREX事業で、海外市況の落ち込みに伴いブランド貴金属販売が不振となったことや、衣料品などの高粗利商材が天候不順などの影響で想定を下回っている。


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