前場コメント No.1 武田、ソレキア、東芝、参天製薬、昭和電工など
★9:00 武田－ＭＳＭＵＦＧが「OW」へ引き上げ 転換点が到来
武田薬品工業<4502.T>が反発。モルガン・スタンレーＭＵＦＧ証券では、転換点が到来したと判断。投資判断を「Equal-weight」→「Overweight」、目標株価を5100円→6900円と引き上げた。
株式市場が今年、同社の中長期の収益成長力の高さを「再発見」する可能性は極めて高いと想定。過去数年の業績不安定性から、これまで過小評価されてきた銘柄だったが転換点は近いとした。ドライバーは認可済み新薬5つ（Entyvio、Ninlaro、TakeCab、Adcetris、Trintellix）。
2014年のChristophe Weber氏の社長就任（CEOは2015年から）以降に進めた変革の結果が、2017年から投資家の目に見える形で実現し始める見込み。高いといわれるバリュエーションも調整後利益（無形固定資産、一時益/コストなどを調整）でみれば、決して過剰ではない。認可済み新薬の成長＆コスト構造改革によって、調整後OP（Core Earnings）は、今後5年、2ケタの安定成長が見込める状況に入ってきたと指摘。
武田薬品工業<4502.T>が反発。モルガン・スタンレーＭＵＦＧ証券では、転換点が到来したと判断。投資判断を「Equal-weight」→「Overweight」、目標株価を5100円→6900円と引き上げた。
株式市場が今年、同社の中長期の収益成長力の高さを「再発見」する可能性は極めて高いと想定。過去数年の業績不安定性から、これまで過小評価されてきた銘柄だったが転換点は近いとした。ドライバーは認可済み新薬5つ（Entyvio、Ninlaro、TakeCab、Adcetris、Trintellix）。
2014年のChristophe Weber氏の社長就任（CEOは2015年から）以降に進めた変革の結果が、2017年から投資家の目に見える形で実現し始める見込み。高いといわれるバリュエーションも調整後利益（無形固定資産、一時益/コストなどを調整）でみれば、決して過剰ではない。認可済み新薬の成長＆コスト構造改革によって、調整後OP（Core Earnings）は、今後5年、2ケタの安定成長が見込める状況に入ってきたと指摘。
★9:00 ソレキア－買い気配 富士通によるTOB 買付価格4000円に変更
ソレキア<9867.T>が買い気配。同社は29日、富士通<6702.T>による同社株券に対する公開買い付け（TOB）について、買付価格が3500円から4000円に変更されたと発表した。
同社は、佐々木ベジ氏の同社株券に対するTOBについて、反対の意見を表明し、富士通<6702.T>による同社株のTOBに関して賛同の意見を表明している。なお、佐々木ベジ氏によるTOBの買付価格は1株3700円となっている。
ソレキア<9867.T>が買い気配。同社は29日、富士通<6702.T>による同社株券に対する公開買い付け（TOB）について、買付価格が3500円から4000円に変更されたと発表した。
同社は、佐々木ベジ氏の同社株券に対するTOBについて、反対の意見を表明し、富士通<6702.T>による同社株のTOBに関して賛同の意見を表明している。なお、佐々木ベジ氏によるTOBの買付価格は1株3700円となっている。
★9:00 東芝－反落 今期最終赤字1兆円超えの可能性 米ＷＨの破産申請
東芝<6502.T>が反落。同社は29日、子会社の米原子力大手ウエスチングハウス（ＷＨ）など2社が米連邦破産法11条の適用をニューヨーク州の連邦破産裁判所に申請したと発表した。
2社の負債総額は計98億ドル。これに伴い、東芝の17.3期の連結最終損益が最大で1兆0100億円の赤字（従来予想は3900億円の赤字）になる可能性もあるという。
東芝<6502.T>が反落。同社は29日、子会社の米原子力大手ウエスチングハウス（ＷＨ）など2社が米連邦破産法11条の適用をニューヨーク州の連邦破産裁判所に申請したと発表した。
2社の負債総額は計98億ドル。これに伴い、東芝の17.3期の連結最終損益が最大で1兆0100億円の赤字（従来予想は3900億円の赤字）になる可能性もあるという。
★9:00 参天製薬－ＵＢＳが新規「Buy」 グローバル眼科薬企業へ脱皮
参天製薬<4536.T>が反発。ＵＢＳ証券では、グローバル眼科薬企業へ脱皮と注目。レーティング「Buy」、目標株価1900円として、新規カバレッジを開始した。
世界4位の眼科薬企業。市場はOpsiria（眼内の膜の炎症治療剤）の承認可能性や中国での販売ネットワークを拡大する合弁会社設立などによる成長を過小評価していると指摘。眼科薬企業として高齢化社会および相対的に低い価格圧力からの恩恵を受ける。参天のコンセンサスP/E倍率は過去20年平均程度で取引されており、割高感はないとした。
緑内障治療剤タプロスやドライアイ治療剤ジクアスの短期的な業績貢献は限定的であるが、中国事業は中期的に重要な業績ドライバー。販売ネットワークや生産ライセンスを持つ重慶科瑞製薬との合弁設立も、中長期的に重要な取り組み。失明を遅らせるアイリーア中国販売権を獲得できればポジティブとした。
参天製薬<4536.T>が反発。ＵＢＳ証券では、グローバル眼科薬企業へ脱皮と注目。レーティング「Buy」、目標株価1900円として、新規カバレッジを開始した。
世界4位の眼科薬企業。市場はOpsiria（眼内の膜の炎症治療剤）の承認可能性や中国での販売ネットワークを拡大する合弁会社設立などによる成長を過小評価していると指摘。眼科薬企業として高齢化社会および相対的に低い価格圧力からの恩恵を受ける。参天のコンセンサスP/E倍率は過去20年平均程度で取引されており、割高感はないとした。
緑内障治療剤タプロスやドライアイ治療剤ジクアスの短期的な業績貢献は限定的であるが、中国事業は中期的に重要な業績ドライバー。販売ネットワークや生産ライセンスを持つ重慶科瑞製薬との合弁設立も、中長期的に重要な取り組み。失明を遅らせるアイリーア中国販売権を獲得できればポジティブとした。
★9:01 スシロー－売り気配スタート／東証1部再上場 寄り前は引受価額
回転ずし最大手のスシローグローバルホールディングス<3563.T>はきょう、東京証券取引所の第1部市場に再上場した。公開価格3600円の売り気配で始まり、差し引き約193万株の売り越し。直前の寄り前気配は引受価額の呼び値に対応した3430円程度だった。
国内主幹事は野村証券と三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券のほか、ＵＢＳ証券、ＳＭＢＣ日興証券、大和証券の計5社。公開株数は2113万4700株。うちオーバーアロットメントによる売り出しは201万1600株。「スシロー」ブランドでの回転すしを全国チェーン展開している。
回転ずし最大手のスシローグローバルホールディングス<3563.T>はきょう、東京証券取引所の第1部市場に再上場した。公開価格3600円の売り気配で始まり、差し引き約193万株の売り越し。直前の寄り前気配は引受価額の呼び値に対応した3430円程度だった。
国内主幹事は野村証券と三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券のほか、ＵＢＳ証券、ＳＭＢＣ日興証券、大和証券の計5社。公開株数は2113万4700株。うちオーバーアロットメントによる売り出しは201万1600株。「スシロー」ブランドでの回転すしを全国チェーン展開している。
★9:01 昭和電工－3日続伸 タイでアルミ缶工場建設 現地飲料大手カラバオと
昭和電工<4004.T>が3日続伸。30日付の日経新聞朝刊で、同社がタイで現地飲料大手のカラバオ・グループと組みアルミ缶工場を建設すると報じられた。
カラバオが中国やカンボジアなどに輸出するエナジードリンクのアルミ缶を生産するという。軽くて輸送費が安いアルミ缶を使い輸出を増やしたいカラバオと、成長が見込めるアジアでの事業を探っていた昭和電工の狙いが一致したとしている。
昭和電工<4004.T>が3日続伸。30日付の日経新聞朝刊で、同社がタイで現地飲料大手のカラバオ・グループと組みアルミ缶工場を建設すると報じられた。
カラバオが中国やカンボジアなどに輸出するエナジードリンクのアルミ缶を生産するという。軽くて輸送費が安いアルミ缶を使い輸出を増やしたいカラバオと、成長が見込めるアジアでの事業を探っていた昭和電工の狙いが一致したとしている。
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