前場コメント No.12 日野自動車、日産自動車、イード、ＮＴＴドコモ、ヤマハ発動機など
★10:41 日野自動車－ＣＳが目標株価引き上げ インドネシアCV販売の本格回復の確度が高まる
日野自動車<7205.T>が反発。クレディ・スイス証券では、インドネシアCV販売の本格回復の確度が高まっていると判断。投資評価「NEUTRAL」を継続も、目標株価は1250円→1400円と引き上げた。
同社の主要市場の1つであるインドネシアにおける3QのCV販売は、数年ぶりに前年同期比2ケタ％の増加となった。また、当該決算において同社より鉱山向け需要に回復の兆しが出てきたことが確認され、長く期待されたインドネシアCV販売の本格回復の確度が一気に高まった格好。同社はインフラ投資拡大や資源価格の改善を背景に、18.3期の同社インドネシア販売が2ケタ後半の水準まで伸びる可能性があると想定。一方、悩ましいのは株価バリュエーションが、この本格回復期待をすでに織り込んだとみられる点とした。
日野自動車<7205.T>が反発。クレディ・スイス証券では、インドネシアCV販売の本格回復の確度が高まっていると判断。投資評価「NEUTRAL」を継続も、目標株価は1250円→1400円と引き上げた。
同社の主要市場の1つであるインドネシアにおける3QのCV販売は、数年ぶりに前年同期比2ケタ％の増加となった。また、当該決算において同社より鉱山向け需要に回復の兆しが出てきたことが確認され、長く期待されたインドネシアCV販売の本格回復の確度が一気に高まった格好。同社はインフラ投資拡大や資源価格の改善を背景に、18.3期の同社インドネシア販売が2ケタ後半の水準まで伸びる可能性があると想定。一方、悩ましいのは株価バリュエーションが、この本格回復期待をすでに織り込んだとみられる点とした。
★10:45 日産自動車－ＣＳが目標株価引き上げ 収益構造の改善には時間を要する
日産自動車<7201.T>が続落。クレディ・スイス証券では、収益構造の改善には時間を要するとみて、投資評価「NEUTRAL」を継続した。目標株価は1100円→1150円と引き上げた。
台数をインセンティブで下支えする状況は当面続く見込み。米国自動車需要がピークアウトしつつあり、セダン市場の競合激化が続く中、経年化したモデルパイプラインの改善は次期Altimaが投入される2018年以降まで待たれそう。加えて、残価ロスの拡大、ローン延滞率や貸し倒れ率の上昇に伴う販売金融事業への影響もリスクとして残る。結果として、現状みられる収益構造の改善には時間を要する見通し。中国の事業動向に対する不安も残るほか、中国自動車需要は2018年には減少に転じる恐れがあり、同社収益への影響が懸念されるとした。
日産自動車<7201.T>が続落。クレディ・スイス証券では、収益構造の改善には時間を要するとみて、投資評価「NEUTRAL」を継続した。目標株価は1100円→1150円と引き上げた。
台数をインセンティブで下支えする状況は当面続く見込み。米国自動車需要がピークアウトしつつあり、セダン市場の競合激化が続く中、経年化したモデルパイプラインの改善は次期Altimaが投入される2018年以降まで待たれそう。加えて、残価ロスの拡大、ローン延滞率や貸し倒れ率の上昇に伴う販売金融事業への影響もリスクとして残る。結果として、現状みられる収益構造の改善には時間を要する見通し。中国の事業動向に対する不安も残るほか、中国自動車需要は2018年には減少に転じる恐れがあり、同社収益への影響が懸念されるとした。
★10:46 イード－3日続伸 ＩＫＥＭＵと業務提携契約締結 ゲーム内でのWEB広告を共同展開へ
イード<6038.T>が3日続伸。同社は29日、グローバルで「アドバゲーム」のプラットフォームを運営する、ＩＫＥＭＵ（東京都渋谷区）と、「アドバゲーム」サービスに関する業務提携を締結し、パズル、レーシングゲーム、アクションゲームなど100種類以上のゲーム内でのWEB広告を共同展開すると発表した。
このサービスを利用することで、ゲーム内に、商品特性や企業メッセージを適切なゲームフォーマットに落し込みが可能となり、ユーザーに対して今までにない形でのアピールが可能となるとしている。今後の収益拡大への寄与が期待され、買いが入っている。
イード<6038.T>が3日続伸。同社は29日、グローバルで「アドバゲーム」のプラットフォームを運営する、ＩＫＥＭＵ（東京都渋谷区）と、「アドバゲーム」サービスに関する業務提携を締結し、パズル、レーシングゲーム、アクションゲームなど100種類以上のゲーム内でのWEB広告を共同展開すると発表した。
このサービスを利用することで、ゲーム内に、商品特性や企業メッセージを適切なゲームフォーマットに落し込みが可能となり、ユーザーに対して今までにない形でのアピールが可能となるとしている。今後の収益拡大への寄与が期待され、買いが入っている。
★10:49 ＮＴＴドコモ－続落 位置確認可能タグを児童見守りに活用
ＮＴＴドコモ<9437.T>が続落。30日付の日経産業新聞で、同社が神戸市で、位置情報確認の機能を持つタグを小学生の見守りに活用する実験を広げると報じられた。
同社は無線通信を使った小型の位置情報発信器（BLEタグ）を無料で貸すという。これをランドセルなどにつけると、受信機のある施設や、検知アプリの入ったスマホを持っている人のそばを通った際、保護者に位置情報が逐次通知されるとしている。しかし株価は、軟調な地合いのなかで下落している。
ＮＴＴドコモ<9437.T>が続落。30日付の日経産業新聞で、同社が神戸市で、位置情報確認の機能を持つタグを小学生の見守りに活用する実験を広げると報じられた。
同社は無線通信を使った小型の位置情報発信器（BLEタグ）を無料で貸すという。これをランドセルなどにつけると、受信機のある施設や、検知アプリの入ったスマホを持っている人のそばを通った際、保護者に位置情報が逐次通知されるとしている。しかし株価は、軟調な地合いのなかで下落している。
★10:54 ヤマハ発動機－ＣＳが目標株価引き上げ 二輪販売は下振れるが収益は安定
ヤマハ発動機<7272.T>が3日続伸。クレディ・スイス証券では、二輪販売は下振れるが収益は安定していると判断。投資評価「NEUTRAL」を継続も、目標株価は2000円→2700円と引き上げた。
今17.12期のグローバル二輪販売は増加に転じるとみられるが、前期比12.9％増を見込む同社計画はやや楽観的であり、下振れる可能性が高い。石炭など資源価格の改善を背景にインドネシアの二輪需要が回復局面に入りつつある見方に異論はないが、足元の全需をみる限り、回復ペースはやや遅れている。一方で、同社のアジア二輪事業の台当たり収益はプラットフォームモデルの展開を背景に着実に改善しており、二輪事業は安定した収益寄与が期待できると考えるとした。
ヤマハ発動機<7272.T>が3日続伸。クレディ・スイス証券では、二輪販売は下振れるが収益は安定していると判断。投資評価「NEUTRAL」を継続も、目標株価は2000円→2700円と引き上げた。
今17.12期のグローバル二輪販売は増加に転じるとみられるが、前期比12.9％増を見込む同社計画はやや楽観的であり、下振れる可能性が高い。石炭など資源価格の改善を背景にインドネシアの二輪需要が回復局面に入りつつある見方に異論はないが、足元の全需をみる限り、回復ペースはやや遅れている。一方で、同社のアジア二輪事業の台当たり収益はプラットフォームモデルの展開を背景に着実に改善しており、二輪事業は安定した収益寄与が期待できると考えるとした。
★10:59 郷鉄工所－大幅安 東証・名証から監理銘柄（確認中）に指定
郷鉄工所<6397.T>が大幅安。同社は3月30日10時30分に、東京証券取引所および名古屋証券取引所より監理銘柄（確認中）に指定されたと発表した。
郷鉄工所<6397.T>が大幅安。同社は3月30日10時30分に、東京証券取引所および名古屋証券取引所より監理銘柄（確認中）に指定されたと発表した。
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