後場コメント No.4 資生堂、出光興産、ヨシックス、藤商事、ＵＭＣエレクトロニクスなど
★12:54 資生堂－野村が目標株価引き上げ 業績再拡大に向けて基盤を整備中
資生堂<4911.T>が続伸。野村証券では、業績再拡大に向けて基盤を整備中と注目。レーティング「Neutral」を継続も、目標株価は3000円→3530円と引き上げた。
強みを持つプレステージ製品（高価格帯）の販売が好調。インバウンド向けの売り上げが引き続き強く、今後発売する「しわ改善」効果のあるクリームの売上寄与も期待できる。営業利益は今17.12期に前期比35％増の496億円、来18.12期に同26％増の623億円への拡大を予想。中長期視点では、アジア圏でのさらなるプレゼンス拡大、成長に向けて基盤を整備中の欧米で損益改善が進むかなどに注目するとした。
資生堂<4911.T>が続伸。野村証券では、業績再拡大に向けて基盤を整備中と注目。レーティング「Neutral」を継続も、目標株価は3000円→3530円と引き上げた。
強みを持つプレステージ製品（高価格帯）の販売が好調。インバウンド向けの売り上げが引き続き強く、今後発売する「しわ改善」効果のあるクリームの売上寄与も期待できる。営業利益は今17.12期に前期比35％増の496億円、来18.12期に同26％増の623億円への拡大を予想。中長期視点では、アジア圏でのさらなるプレゼンス拡大、成長に向けて基盤を整備中の欧米で損益改善が進むかなどに注目するとした。
★13:03 出光興産－野村が目標株価引き下げ 経営統合で創業家との交渉に進展は見られない
出光興産<5019.T>が3日続落。野村証券では、経営統合で創業家との交渉に進展は見られないと判断。レーティング「Neutral」を継続、目標株価は3560円→3510円と引き下げた。
石化市況および石炭売価下落を主因に、今18.3期（目標株価の算定基準期）の在庫損益などを除く修正EPS予想を下方修正。今18.3期会社予想の石炭他の営業利益は低い印象とコメント。
豪州一般炭スポット価格が足元で軟調な上、昭和シェル石油（5002）との経営統合の実現が不透明であること、石油元売4社間で配当利回りが最も低いことが、株価の上値を抑制するリスクと考えるとした。
出光興産<5019.T>が3日続落。野村証券では、経営統合で創業家との交渉に進展は見られないと判断。レーティング「Neutral」を継続、目標株価は3560円→3510円と引き下げた。
石化市況および石炭売価下落を主因に、今18.3期（目標株価の算定基準期）の在庫損益などを除く修正EPS予想を下方修正。今18.3期会社予想の石炭他の営業利益は低い印象とコメント。
豪州一般炭スポット価格が足元で軟調な上、昭和シェル石油（5002）との経営統合の実現が不透明であること、石油元売4社間で配当利回りが最も低いことが、株価の上値を抑制するリスクと考えるとした。
★13:05 ＧＭＯクラウド－急騰 ＪＩＧ－ＳＡＷとIoTサービスの共同開発・連携で協業
ＧＭＯクラウド<3788.T>が急騰。同社は26日に、同社の提供する「IoTの窓口」における提携パートナーとして、ＪＩＧ－ＳＡＷ<3914.T>とIoT（モノのインターネット）領域で協業すると発表した。
今後「IoTの窓口」において、ＧＭＯクラウドが提供するIoTデバイスにおける、ＪＩＧ－ＳＡＷのマルチデバイス自動監視システム「puzzle」などを活用したデバイスマネジメントサービスの検証や、新規IoTデバイス（プロトタイプ）の共同開発を行っていくとしている。今後の収益拡大への寄与が期待され、買いが入っている。
ＧＭＯクラウド<3788.T>が急騰。同社は26日に、同社の提供する「IoTの窓口」における提携パートナーとして、ＪＩＧ－ＳＡＷ<3914.T>とIoT（モノのインターネット）領域で協業すると発表した。
今後「IoTの窓口」において、ＧＭＯクラウドが提供するIoTデバイスにおける、ＪＩＧ－ＳＡＷのマルチデバイス自動監視システム「puzzle」などを活用したデバイスマネジメントサービスの検証や、新規IoTデバイス（プロトタイプ）の共同開発を行っていくとしている。今後の収益拡大への寄与が期待され、買いが入っている。
★13:09 ヨシックス－いちよしが目標株価引き下げ 18.3期も過去最高の営業利益更新を予想
ヨシックス<3221.T>が大幅続伸。いちよし経済研究所では、今18.3期も過去最高の営業利益更新を予想するとし、レーティング「A」を継続した。フェアバリューは2500円→2200円と引き下げた。
新規出店は15.3期：26店舗、16.3期：36店舗、17.3期：38店舗（退店5店舗）であった。いちよしでは18.3期：42店舗（同5店舗）の出店を予想。今18.3期は新規出店数などの見直し（新規出店数前回予想50店舗→今回予想42店舗：退店数前回予想4店舗→今回5店舗）、人件費上昇などを見込み、今18.3期業績見通しを下方修正としたするものの、今18.3期も過去最高の営業利益の更新を予想しているとした。
ヨシックス<3221.T>が大幅続伸。いちよし経済研究所では、今18.3期も過去最高の営業利益更新を予想するとし、レーティング「A」を継続した。フェアバリューは2500円→2200円と引き下げた。
新規出店は15.3期：26店舗、16.3期：36店舗、17.3期：38店舗（退店5店舗）であった。いちよしでは18.3期：42店舗（同5店舗）の出店を予想。今18.3期は新規出店数などの見直し（新規出店数前回予想50店舗→今回予想42店舗：退店数前回予想4店舗→今回5店舗）、人件費上昇などを見込み、今18.3期業績見通しを下方修正としたするものの、今18.3期も過去最高の営業利益の更新を予想しているとした。
★13:12 藤商事－いちよしが目標株価引き下げ 18.3期は黒字回復が可能と予想
藤商事<6257.T>がもみ合い。いちよし経済研究所では、今18.3期は看板タイトル「リング」シリーズの発売が見込まれ、黒字回復は可能と予想。レーティング「B」を継続も、フェアバリューは1200円→1100円と引き下げた。
前17.3期は売上高329億円（前の期比14％減）、営業損失22.7億円（前の期は20.3億円の黒字）。厳しい事業環境に加え、パチスロ機の低迷が赤字転落につながった。今18.3期はさらなる厳しい事業環境が予想されるが、パチンコ機・パチスロ機とも看板タイトルの「リング」シリーズの発売が見込まれ、黒字回復は可能と考えるとした。
藤商事<6257.T>がもみ合い。いちよし経済研究所では、今18.3期は看板タイトル「リング」シリーズの発売が見込まれ、黒字回復は可能と予想。レーティング「B」を継続も、フェアバリューは1200円→1100円と引き下げた。
前17.3期は売上高329億円（前の期比14％減）、営業損失22.7億円（前の期は20.3億円の黒字）。厳しい事業環境に加え、パチスロ機の低迷が赤字転落につながった。今18.3期はさらなる厳しい事業環境が予想されるが、パチンコ機・パチスロ機とも看板タイトルの「リング」シリーズの発売が見込まれ、黒字回復は可能と考えるとした。
★13:14 ＵＭＣエレ－反落 生産技術など3部門で開発人材5割増
ユー・エム・シー・エレクトロニクス<6615.T>が反落。29日付の日刊工業新聞で、同社が2017年度中に、生産技術など3部門で開発人材を現状比約1.5倍の380人にすると報じられた。
電子機器製造受託サービス（EMS）工場のIoT化を進めており、自社のソフトウエア開発を加速するという。また低価格の生産自動化装置「ローコストオートメーション（LCA）装置」の開発人材を確保することで、18年度以降のLCAの外販や新規のEMS事業拡大に備えるとされる。しかし、株価へのポジティブな影響は限定的だ。
ユー・エム・シー・エレクトロニクス<6615.T>が反落。29日付の日刊工業新聞で、同社が2017年度中に、生産技術など3部門で開発人材を現状比約1.5倍の380人にすると報じられた。
電子機器製造受託サービス（EMS）工場のIoT化を進めており、自社のソフトウエア開発を加速するという。また低価格の生産自動化装置「ローコストオートメーション（LCA）装置」の開発人材を確保することで、18年度以降のLCAの外販や新規のEMS事業拡大に備えるとされる。しかし、株価へのポジティブな影響は限定的だ。
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