前場コメント No.12 パナソニック、村田製作所、ミネベアミツミ、フルスピード、ピクスタなど

2017/06/26(月) 11:31
★10:12  パナソニック-3日ぶり反発 2016年世界「主要商品・サービスシェア調査」リチウムイオン電池で首位
 パナソニック<6752.T>が3日ぶり反発。26日付の日経新聞朝刊で、同新聞社がまとめた2016年の世界の「主要商品・サービスシェア調査」で、同社がリチウムイオン電池で韓国・サムスンSDIからトップの座を奪ったと報じられた。
 同社がシェアを1.4ポイント増の22.8%とし、2.1ポイント減で20.8%の韓国・サムスンSDIから首位の座を奪ったという。

★10:15  村田製作所-もみ合い 横浜・みなとみらい21地区に研究開発拠点を設立
 村田製作所<6981.T>がもみ合い。同社は6月26日午前、横浜市のみなとみらい21地区に、新たに研究開発拠点を設立すると発表した。新しい事業への取り組みを推進するため、新たに研究開発拠点を設立することを決定したもの。

★10:18  ミネベアミツミ-SMBC日興が目標株価引き上げ ゲーム機器の数量が上振れるか注目
 ミネベアミツミ<6479.T>が4日ぶり反発。SMBC日興証券では、ゲーム機器の数量が上振れれば、業績のアップサイドになろうとコメント。投資評価「2(中立)」を継続、目標株価は1600円→1900円と引き上げた。
 引き続き、ゲーム機器の数量変動が最大の業績変動要因。ソフトウェアのラインアップしだいで未知数な部分もある。また、部品不足によりゲーム機器増産が遅れており、本格的な数量増加とそれによる利益押し上げは、部品調達状況からみて9月以降になる可能性が高い。それ以外の事業については、モーター販売数量が車載向けで増加、利益率も改善傾向にあるため、今後の動向に注視したいとコメント。電子機器セグメントの営業利益は、今18.3期以降はバックライトよりもモーターからの貢献の方が大きくなってくると分析。
 現時点でスマートフォン向けOIS・VCMについては、大幅な利益貢献を見込んでいないとした。開発サイクルからみて、2018年モデルからはミネベアとミツミの融合した製品投入が可能になるとみられるため、今後の開発状況に注目。

★10:24  フルスピード-3日ぶり反発 中国ニュースなど取り上げる情報サイト「chaimemo」開設
 フルスピード<2159.T>が3日ぶり反発。26日付の日経新聞朝刊で、同社が中国のニュースや統計を取り上げる情報サイト「chaimemo(チャイメモ)」を開設すると報じられた。
 中国の訪日客に日本観光のアプリを提供してきたが、中国に特化した日本の情報サイトが少ないことに着目したという。企業に中国のマーケティングリポートやPR事例を紹介するとみられる。今後の収益貢献が期待され、買いが入っている。

★10:25  りらいあ-3日続落 「ふるさと納税コンシェルジュさとみ」にバーチャルエージェント導入
 りらいあコミュニケーションズ<4708.T>が3日続落。同社は6月26日10時に、さとふる(東京都中央区)のふるさと納税ポータルサイト 「さとふる」のチャットボット「ふるさと納税コンシェルジュ さとみ」に、バーチャルエージェントを導入したと発表した。
 自然言語処理技術及びAI(人工知能)を活用してユーザーが入力する話し言葉を理解し、オンライン上で知的な自動応答が行えるもの。バーチャルエージェントはサービス開始以来、多くのサポートサイトで新しいユーザー体験を提供し、顧客満足向上に寄与しているシステム。しかし、株価への影響は限定的のもよう。

★10:28  ピクスタ-続伸 台湾のECサイト開設サービスとAPI連携 画像素材を提供
 ピクスタ<3416.T>が続伸。同社は6月26日9時に、運営する写真・イラストなどのデジタル画像素材のマーケットプレイス「PIXTA(ピクスタ)」において、台湾の方城市行銷が運営するECショップ開設プラットフォーム「FunOO(ファンオーオー)」と、API連携(画像素材の検索・ダウンロード機能の連携)すると発表した。
 日本国外の現地企業がPIXTA APIを導入する、初の事例。サービス開始は今夏中を予定。この連携により、台湾でのPIXTA素材の認知と活用を促進するとした。


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