後場コメント No.1 アイシン精機、フォーサイド、トランスジェニック、ガーラ、デンソーなど
★12:30 アイシン精機-東海東京が目標株価引き下げ 絶好調のAT販売は両刃の剣
アイシン精機<7259.T>が続伸。東海東京調査センターでは、絶好調のAT販売は両刃の剣と判断。レーティング「Neutral」を継続、目標株価は6300円→6100円と引き下げた。
今18.3期のA 生産にて980万台との計画は、これまで予想していた水準を上回っており、サプライズ。この増産に直面するグループ会社のアイシンAWの生産現場はまさに一息つく暇もないほどのフル操業の状態と思われるとした。定時稼動能力を超える増産の負荷は、グローバルの生産拠点で分担するのではなく、実際にはスキルの高い国内拠点が担う公算が大きい。中期的な目標だったAT生産台数1000万台達成は来19.3期にも前倒しで実現されると予想。この好調は株価に織り込まれてきたと想定。一方では、負荷の大きさによる生産ロスや自動車メーカーの生産計画の下方修正、先行投資の急拡大などのリスクも内包していると指摘。
アイシン精機<7259.T>が続伸。東海東京調査センターでは、絶好調のAT販売は両刃の剣と判断。レーティング「Neutral」を継続、目標株価は6300円→6100円と引き下げた。
今18.3期のA 生産にて980万台との計画は、これまで予想していた水準を上回っており、サプライズ。この増産に直面するグループ会社のアイシンAWの生産現場はまさに一息つく暇もないほどのフル操業の状態と思われるとした。定時稼動能力を超える増産の負荷は、グローバルの生産拠点で分担するのではなく、実際にはスキルの高い国内拠点が担う公算が大きい。中期的な目標だったAT生産台数1000万台達成は来19.3期にも前倒しで実現されると予想。この好調は株価に織り込まれてきたと想定。一方では、負荷の大きさによる生産ロスや自動車メーカーの生産計画の下方修正、先行投資の急拡大などのリスクも内包していると指摘。
★12:30 FVC-後場買い気配 日清紡HDがZMPに出資
フューチャーベンチャーキャピタル<8462.T>が後場買い気配。日清紡ホールディングス<3105.T>は26日前引け後、FVC出資先のZMP(文京区)に対し、第三者割当増資を引き受けることで出資したと発表した。出資額などは公表していない。
フューチャーベンチャーキャピタル<8462.T>が後場買い気配。日清紡ホールディングス<3105.T>は26日前引け後、FVC出資先のZMP(文京区)に対し、第三者割当増資を引き受けることで出資したと発表した。出資額などは公表していない。
★12:31 フォーサイド-ストップ高買い気配 アリババ集団が「アリペイ」を通じた集客機能日本導入と報道で
フォーサイド<2330.T>がストップ高買い気配。日本経済新聞電子版は23日に、中国ネット通販最大手のアリババ集団は、電子決済サービス「支付宝(アリペイ)」を通じた集客機能を日本に導入すると報じた。
フォーサイドの子会社がユニヴァ・ペイキャストとパートナー提携し、日本企業に「支付宝(アリペイ)」課金決済サービスを提供していることから、アリペイ関連銘柄として引き続き材料視されているもよう。
フォーサイド<2330.T>がストップ高買い気配。日本経済新聞電子版は23日に、中国ネット通販最大手のアリババ集団は、電子決済サービス「支付宝(アリペイ)」を通じた集客機能を日本に導入すると報じた。
フォーサイドの子会社がユニヴァ・ペイキャストとパートナー提携し、日本企業に「支付宝(アリペイ)」課金決済サービスを提供していることから、アリペイ関連銘柄として引き続き材料視されているもよう。
★12:33 トランスジェニック-後場買い気配 関連会社が「エクソソーム糖鎖解析サービス」開始
トランスジェニック<2342.T>が後場買い気配。同社は26日12時に、関連会社の医化学創薬(札幌市中央区)が、エクソソーム糖鎖解析サービスを開始すると発表した。
がん細胞から分泌されるエクソソームを選別することができれば、がんの早期発見につながる可能性もあるという。早期発見のためにはエクソソームにおけるバイオマーカーが必要となるが、この候補として糖鎖をはじめとしたいくつかの分子が挙げられている。そこで医化学創薬が保有する糖鎖解析技術がエクソソーム研究の発展に役立つものと考え、新しくサービスを提供することとしたとしている。今後の収益拡大への寄与が期待され、買いが入っている。
トランスジェニック<2342.T>が後場買い気配。同社は26日12時に、関連会社の医化学創薬(札幌市中央区)が、エクソソーム糖鎖解析サービスを開始すると発表した。
がん細胞から分泌されるエクソソームを選別することができれば、がんの早期発見につながる可能性もあるという。早期発見のためにはエクソソームにおけるバイオマーカーが必要となるが、この候補として糖鎖をはじめとしたいくつかの分子が挙げられている。そこで医化学創薬が保有する糖鎖解析技術がエクソソーム研究の発展に役立つものと考え、新しくサービスを提供することとしたとしている。今後の収益拡大への寄与が期待され、買いが入っている。
★12:33 ガーラ-後場買い気配 業績基準に係る上場廃止の猶予期間から解除
ガーラ<4777.T>が後場買い気配。同社は26日、17.3期の営業キャッシュフローがプラスを計上したことで、「業績」基準に係る上場廃止の猶予期間から解除されたと発表した。
同社は16.3期で、16.3期を含めて営業利益・営業キャッシュフローが4期連続でマイナスとなったことで、上場廃止基準に係る猶予期間に入っていた。
ガーラ<4777.T>が後場買い気配。同社は26日、17.3期の営業キャッシュフローがプラスを計上したことで、「業績」基準に係る上場廃止の猶予期間から解除されたと発表した。
同社は16.3期で、16.3期を含めて営業利益・営業キャッシュフローが4期連続でマイナスとなったことで、上場廃止基準に係る猶予期間に入っていた。
★12:35 デンソー-東海東京が目標株価引き下げ ADASや電動化の収益貢献の道筋は見えてきた
デンソー<6902.T>が3日続伸。東海東京調査センターでは、ADASや電動化の収益貢献の道筋は見えてきたとして、レーティング「Outperform」を継続した。目標株価は6600円→6480円と引き下げた。
中期計画では21.3期に売上収益5兆円超、売上営業利益率(その他収支除く)8%台後半を目指す。けん引役のADAS(先進運転支援システム)や電動化では自動車メーカーでの実用化の工程表や規模などが流動的であり、受注獲得競争も激化することから、中期予想では慎重にならざるを得ない。だが、株式市場のデンソーに対する評価には、顧客の多様性に裏打ちされた技術や原価、品質などに関する自動車業界の評価に比べると大きなギャップがあると推察。新たな事業や技術分野で勝利者を決め打ちするのは時期尚早。注目すべきは将来の方向性の変化に柔軟に対応できることを担保するような技術や財務、顧客基盤だと考える。デンソーはそれらを有していると指摘。
デンソー<6902.T>が3日続伸。東海東京調査センターでは、ADASや電動化の収益貢献の道筋は見えてきたとして、レーティング「Outperform」を継続した。目標株価は6600円→6480円と引き下げた。
中期計画では21.3期に売上収益5兆円超、売上営業利益率(その他収支除く)8%台後半を目指す。けん引役のADAS(先進運転支援システム)や電動化では自動車メーカーでの実用化の工程表や規模などが流動的であり、受注獲得競争も激化することから、中期予想では慎重にならざるを得ない。だが、株式市場のデンソーに対する評価には、顧客の多様性に裏打ちされた技術や原価、品質などに関する自動車業界の評価に比べると大きなギャップがあると推察。新たな事業や技術分野で勝利者を決め打ちするのは時期尚早。注目すべきは将来の方向性の変化に柔軟に対応できることを担保するような技術や財務、顧客基盤だと考える。デンソーはそれらを有していると指摘。
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