後場コメント No.2 日立化成、マクドナルド、インソース、東祥、エンジャパンなど

2017/06/26(月) 15:01
★12:40  日立化成-小高い 低結晶性炭素負極材の開発技術に関する特許の維持決定
 日立化成<4217.T>が小高い。同社は26日に、リチウムイオン電池の高い入出力特性を維持しつつ、従来の低結晶性炭素負極材よりも不可逆容量を小さくした低結晶性炭素負極材の開発技術に関する基本特許第5811999号について、特許庁の審理の結果、日立化成による特許維持が決定したと発表した。
 この特許は負極材分野における注目度が高く、特許取得後の2016年5月に第三者からの特許異議申立てが申請されたが、特許庁による審理の結果、日立化成による特許維持が決定したとしている。

★12:40  エスペック-岩井コスモが目標株価引き上げ 新製品や新素材の開発支援企業として成長へ
 エスペック<6859.T>が反発。岩井コスモ証券では、新製品や新素材の開発支援企業として収益成長を見込み、一段の上値展開を予想。投資判断「B+」を継続、目標株価を1600円→1950円と引き上げた。
 二次電池や自動運転など自動車市場やスマートフォン市場において、環境試験器の旺盛な需要は継続。前期は為替や製品ミックスの影響で減益だが、今18.3期は生産効率化などにより2ケタ増益となる見通し。製品開発に不可欠な環境試験器は、今後も宇宙開発も含めて国内外で需要が拡大すると想定。今18.3期は立ち上がりが順調であり、収益上乗せの可能性もあるとした。

★12:44  マクドナルド-反発 宅配サービスを拡大と日経報道 ウーバーの宅配サービスを活用
 日本マクドナルドホールディングス<2702.T>が反発。同社傘下の日本マクドナルド(東京都新宿区)が宅配サービスを拡大すると、日本経済新聞・電子版で6月26日前場引け後に伝えられている。
 米ウーバーテクノロジーズの宅配サービスを使い、ハンバーガーなどの商品を自宅まで届けるというもの。外食では人手不足が深刻で、自前で宅配要員を確保するのは難しい状況。単身のシニアや育児中の女性など宅配の需要は高いとみて、配達業務を外部に委託して拡大に乗り出す。まず、東京都内の数店舗で米ウーバーの料理宅配サービス「ウーバーイーツ」を使う。

★12:45  インソース-反発 IT研修ラインナップを62種類拡充
 インソース<6200.T>が反発。同社は26日、IT研修を62種類拡充したと発表した。セキュリティ分野やUX分野などの強化に向け、実践型人財を育成する「芝大門塾」を展開する、東芝オー・エー・コンサルタント(東京都港区)と提携する。
 これにより、公開講座での提携関連研修は8社744種類、IT関連研修は988種類となる。今後の業績拡大への期待から、買いが入っている。

★12:51  東祥-ドイツ証が目標株価引き上げ スポーツクラブの成長余地に注目
 東祥<8920.T>が5日ぶり反発。ドイツ証券では、スポーツクラブの成長余地に注目。レーティング「Buy」を継続、目標株価を5800円→5900円と引き上げた。
 経済産業省の特定サービス産業動態統計調査によると、フィットネスクラブの個人会員数は331万人で、日本の人口に対する参加率はわずか2.6%にとどまっていると指摘。成長を続けており、過去5年間の成長率は2.7%(CAGR)に達する(スクール会員を除くと3.8%)これに対して、諸外国の参加率は米国で10%台後半、英国で10%台前半とみられ、日本のスポーツクラブ市場は大きな成長余地があることがうかがえるとした。

★12:52  エン・ジャパン-4日ぶり反発 ロボットを活用した採用業務代行サービス開始
 エン・ジャパン<4849.T>が4日ぶり反発。同社は26日に、RPAテクノロジーズ(東京都港区)と提携し、同社が提供する業務自動化支援ロボット「BizRobo! (ビズロボ)」を用いた採用業務代行サービスを開始したと発表した。
 エン・ジャパンは、業務自動化支援ロボットを用いた採用業務代行をサービス内容に加えることで、人手不足により採用活動に手が回っていない企業の採用業務のスリム化を実現するという。企業は削減したマンパワーをより創造性が求められる業務にあてることで生産性向上が可能となるとしている。今後の収益拡大への寄与が期待され、買いが入っている。


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