米ゼネラル・エレクトリック-下落 コア事業の低迷を嫌気
7月21日 終値 前日比 前日比(%)
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GE 25.91 -0.78 -2.92%
7月21日の取引で、米複合企業のゼネラル・エレクトリック(NYSE:GE)の株価が下落した。同社の2Q決算は売上高と調整後一株当たり利益が市場予想を上回ったが、石油・ガス、輸送などのコア事業の売り上げ減少が嫌気された。株価は前日比2.92%安の25.91ドルで値終了し、52週安値を更新。1年10カ月ぶりの安値水準となった。
GEの第2四半期決算は、GEキャピタルを含む売上高が前年同期比12%減の296億ドル(市場予想:291億5200万ドル)、継続事業にかかわる純利益が55%減の14億9900万ドルとなった。調整後一株当たり利益は0.28ドルとなり市場予想の0.25ドルを上回った。
事業別売上高は、産業部門全体では前年同期比2%減となり、うち電力事業が同5%増、再生可能エネルギー事業が17%増、ヘルスケア事業が4%増となった一方、石油・ガス事業が3%減、輸送事業が14%減、家電・照明器具事業が27%減となった。事業売却を進めている金融部門は12%減となった。産業部門の調整後コア売上高は2%増、同調整後営業利益率が前年同期から0.1%ポイント上昇し13.2%となった。
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