後場コメント No.4 不二越、ハニーズ、インベスターズクラウド、参天製薬、小野測器など

2017/07/26(水) 15:01
★13:20  不二越-反発 本間会長「不適切発言のお詫び」と自社HPに謝罪文を掲載
 不二越<6474.T>が3日ぶり反発。本間博夫会長が7月5日の決算会見で「富山で生まれた人を極力採らない」などと発言した問題で、同社ホームページに「不適切発言のお詫び」と題した本人名の文章が掲載されており、混乱が収束するとの見方から、買い安心感が広がっているもよう。
 「私の発言の一部に不用意で不適切な表現があり、ご迷惑をおかけしました」などと記されているもの。5日の決算会見で本間会長は「富山で生まれて地方の大学に行ったとしても、私は極力採らない」「偏見かもしれないが、(富山の人は)閉鎖的な考えが強いです」などと発言。これが地元紙や、ヤフーニュースに掲載され、波紋が広がっていた。

★13:27  ハニーズ-もみ合い 8月末にミャンマーで新たな物流倉庫を稼働 日経報道
 ハニーズホールディングス<2792.T>がもみ合い。7月26日付け日本経済新聞・朝刊で、同社が8月末、ミャンマーにおいて、新たな物流倉庫を稼働させると伝えられた。
 現地の自社工場と取引先企業が生産した商品を同倉庫に集め、日本国内の店舗に直接送る。従来は福島県いわき市の物流センターにいったん集め、そこで店ごとに分けて配送していた方式を変更する。人手不足などで高騰する国内の人件費や物流費の抑制につなげると報じられている。

★13:39  インベスターC-続落 傘下が旅行者データを収集・可視化するデータエクスチェンジサービス開始
 インベスターズクラウド<1435.T>が続落。同社は26日、子会社であるiVacation(東京都港区)が、自社開発のコンシェルジュアプリの運用を8月より開始し、旅行者の行動履歴などのデータを収集・可視化するデータエクスチェンジサービスを開始すると発表した。
 コンシェルジュアプリでは、運用側のコンシェルジュのチャット業務の効率化を図るだけでなく、旅行者の属性や行動履歴などを収集する。収集した民泊物件の宿泊者データの提供、またデータを可視化することで、民泊運営やサービスの改善・向上を図ることができる。さらに、このデータシステムは「TRIP PHONE」を貸し出すホテルなどの宿泊施設や旅行代理店への提供も可能。将来的には、収集データの幅を広げ、蓄積したデータを統合的に集積・分析可能な、データエクスチェンジプラットフォームの構築を目指すという。しかし、株価へのポジティブな影響は限定的だ。

★13:41  参天製薬-3日続落 小児の春季カタル治療剤シクロスポリン乳化点眼液が欧州で承認勧告取得
 参天製薬<4536.T>が変わらず挟み3日続落。同社は26日に、小児の重症春季カタルを対象とした1mg/mLシクロスポリン乳化点眼液について、欧州医薬品庁の医薬品評価委員会より承認勧告を受けたと発表した。
 1mg/mLシクロスポリン点眼液の有効性および忍容性は、Vektisと呼ばれる第3相無作為化二重盲検多施設試験にて評価された。 Vektisは、169人の4-18歳の重症春季カタル患者を対象とし基剤群を含む3群の平行群間比較試験であり、主要評価項目および主な副次評価項目を達成したとしている。しかし、マーケットの反応は限定的だ。

★13:55  小野測器-後場上げ幅縮小 上期営業益93%減 減収や新情報システムの減価償却開始で
 小野測器<6858.T>が後場上げ幅縮小。同社は26日13時45分に、17.12期上期(1-6月)の連結営業利益は0.5億円(前年同期比92.5%減)だったと発表した。
 売上高の減少に加え、新情報システムの減価償却の開始および同システムの安定稼働に向けた費用の増加などが響いた。なお、通期の会社計画0.8億円に対する進ちょくは60.0%となっている。

★13:55  島津製作所-底堅い X線TVシステム「FLEXAVISION eXceed edition」シリーズ2機種発売
 島津製作所<7701.T>が底堅い。同社は7月26日午後、新しい透視画像処理技術によってクリアな画像が取得できるとともに、ネットワーク機能の強化で効率的なシステム運用が可能になった、X線TVシステム「FLEXAVISION HB package eXceed edition」と「FLEXAVISION FD package eXceed edition」を発売すると発表した。
 画像の各画素ごとに検出した被写体の動きに合わせてノイズを効率良く低減する透視画像処理技術と、その処理をリアルタイムで高速に行う新開発のハードウェアを搭載し、被写体の動きによる残像感の少ないクリアな透視画像の取得が可能。また、X線信号から画像濃度を自動調整する機能の最適化により、X線量は変わらず、現行製品との比較で最大15%厚い被写体を透視可能とした。


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