後場コメント No.5 アズワン、ダイビル、セーレン、TIS、伊藤忠商事など

2017/07/26(水) 15:01
★13:56  アズワン-3日続落 1Qは7%最終増益との観測 好採算のネット販売増える
 アズワン<7476.T>が3日続落。26日付の日経新聞朝刊で、同社の18.3期1Q(4-6月)の連結純利益は、前年同期比7%増の10億円程度になったもようだと報じられた。
 同月期としては4期連続で過去最高を更新するという。採算の良いインターネット経由の販売が増えて利益をけん引したとされる。

★14:09  ダイビル-後場プラス転換 1Q営業益19%増 「新ダイビル」の収益寄与で
 ダイビル<8806.T>が後場プラス転換。同社は26日14時に、18.3期1Q(4-6月)の連結営業利益は31.7億円(前年同期比19.1%増)だったと発表した。主力の土地建物賃貸事業が、「新ダイビル」の収益寄与による増収や減価償却費などの減少により増益となったことが寄与した。

★14:09  セーレン-続伸 液晶ポリエステル繊維の生産能力を増強
 セーレン<3569.T>が続伸。26日付の日刊工業新聞で、同社が液晶ポリエステル(LCP)繊維の生産能力を現状比3倍の年間数百トンに増強すると報じられた。
 需要動向をみながら2018年度までに着手する方針だという。投資額は10億円を見込むとされる。強度や弾性に優れるLCP繊維は、光ケーブルに使う張力緩和部材「テンションメンバ」などに採用が増えるもよう。今後の業績拡大への期待から、買いが入っている。

★14:12  ワタベウェディング-反発 沖縄に「古宇利島 空と海の教会」2018年春オープン
 ワタベウェディング<4696.T>が反発。同社は7月26日9時に、沖縄・古宇利島に、挙式施設「古宇利島 空と海の教会」を2018年春オープンすると発表した。海抜82メートルの絶景ビューが魅力の観光施設「古宇利オーシャンタワー」敷地内のプライベートガーデンに誕生する白亜の挙式施設。

★14:20  TIS-小安い Tealiumの「Universal Data Hub」を「TIS MARKETING CANVAS」に追加
 TIS<3626.T>が小安い。同社は26日に、米国企業のTealiumと販売代理店契約を締結し、デジタルマーケティングで顧客のステータスに応じたリアルタイムコミュニケーションを実現する「Universal Data Hub」の導入支援サービスを提供すると発表した。
 同社では、「Universal Data Hub」を統合マーケティング・ソリューション「TIS MARKETING CANVAS」のデータ活用ソリューションの1つとして提供し、企業のマーケティング業務の高度化を支援していくという。なお、「Universal Data Hub」はグローバルで、小売業から金融業、メディア・出版業、旅行業まで、幅広い業界の750社以上の導入実績があるとしている。しかし、マーケットの反応は限定的だ。

★14:22  伊藤忠商事-反発 S&Pがアウトルックを「ポジティブ」に変更
 伊藤忠商事<8001.T>が4日ぶり反発。格付け会社のスタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は7月26日午後、同社の長期会社格付け「A-」を維持し、アウトルックを「安定的」→「ポジティブ」に変更すると発表した。
 過去数年の事業ポートフォリオ戦略が奏功し、食品や消費者関連を中心とする非資源事業から安定的に利益を創出していると評価。保守的な投資方針や財務規律が維持され、FCFの黒字が続くとともに、リスクアセットの拡大が抑制される可能性が高いとS&Pではみているとした。今後1~2年、同社が引き続き同業他社比で高い水準の利益を安定的に計上するとともに、同社の自己資本の十分性の改善が続く見通しが従来よりも強まったと判断。

★14:24  日本タングステン-底堅い 半導体製造で使う部品を開発 新素材活用で耐久性30倍以上に
 日本タングステン<6998.T>が底堅い。26日付の日経産業新聞で、同社が半導体製造で使う部品を開発したと報じられた。
 シリコンウエハーに回路を書き込む際に用いる部品で、新たな素材を採用し、従来より最大で30倍以上耐久性が向上したという。佐賀県の工場に約5億円を投じて生産設備などを導入し、早ければ1年後をめどに量産するとされる。同社では技術革新による市場の変化で主力商品の一部の販売が低迷しており、新分野参入で業績向上を目指す考えのもよう。今後の業績拡大への期待から、株価は底堅く推移している。

★14:34  キヤノンMJ-底堅い SMBCファイナンスサービスがトークナイゼーション製品を導入
 キヤノンマーケティングジャパン<8060.T>が底堅い。同社傘下のキヤノンITソリューションズは26日に、三井住友フィナンシャルグループ<8316.T>傘下のSMBCファイナンスサービス(東京都港区) に「Vormetric Tokenization with Dynamic Data Masking」(以下、VTS)を活用した「PCI DSS対応カード事業者向けトークナイゼーション」を導入したと発表した。
 「VTS」の特長は、正規の番号を意味のない数列に変換するトークナイゼーション機能やデータベースに情報を持たないボルトレス技術を装備しており、柔軟な拡張性と低コスト・高パフォーマンスを実現するという。なお、SMBCファイナンスサービスは「VTS」を活用し、EC加盟店に向けたクレジットカード情報の非保持化を可能にするサービスをスタートするとしている。


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