前場コメント No.17 エスフーズ、小野薬品、PRTIMES、日立建機、UACJなど

2017/09/19(火) 11:31
★11:00  エスフーズ-丸三が目標株価引き上げ 業界内で相対的に高い成長性を評価
 エスフーズ<2292.T>が続伸。丸三証券では、積極投資により業容が拡大しており、業界内で相対的に高い成長性を評価。投資判断「買い」を継続、目標株価を3900円→4800円と引き上げた。
 同社はここ数年、M&A(合併・買収)を行いながら同業の食肉加工大手を上回る売上成長を遂げてきた。今後も、豚肉事業の強化(生産頭数、加工能力増強)、鶏肉事業の立ち上げ、オーロラ社を軸とした海外展開、取扱シェアの高い神戸ビーフの輸出拡大、M&Aの積極活用といった経営戦略の方向性は変わらないと想定。売上高5000億円、経常利益200億円を経営目標に掲げ、各種の投資などを背景に、食肉取扱数量の拡大が続くことによる売上高および利益成長期待は大きいと考えているとした。

★11:11  小野薬品-BofAMLが「中立」へ引き上げ 悪材料はおおむね織り込まれた
 小野薬品工業<4528.T>が4日続伸。バンク・オブ・アメリカ・メリルリンチ(BofAML)が、投資判断を「アンダーパフォーム」→「中立」、目標株価を2380円→2500円と引き上げたことが観測されている。
 抗がん剤オプジーボの競合懸念から、株価は2016年のピークに比べて60%超、2017年の年初からでも15%下落しており、22.3期予想PERでセクター平均20倍を下回る19倍へと低下。これにより、悪材料はおおむね織り込まれたと判断。
 足もとでは、腎細胞がんと胃がんの良好なニュースフローが継続。今後の注目点となる肝臓がんの適応はアンメットニーズが大きく、試験成功のハードルは高いが、競合は少ないため、成功時の株価への影響は大きいとした。

★11:13  PRTIMES-反発 「PR TIMES」利用企業数が1万9000社を突破
 PR TIMES<3922.T>が反発。同社は15日に、プレスリリース配信サービス「PR TIMES」の利用企業数が1万9000社を突破したと発表した。
 「PR TIMES」の利用企業社数は、2010年度以降2期ごとに2倍のペースで増加しており、引き続き顧客拡大に努め、2020年度に5万社到達を目指すという。なお、国内上場企業の「PR TIMES」利用社数は15日時点で1221社であり、国内上場企業の33.2%が利用していることとなるとしている。

★11:14  日立建機-続伸 鉱山機械向け部品の世界供給網を構築へ
 日立建機<6305.T>が続伸。19日付の日刊工業新聞で、同社が2019年度をめどに、鉱山機械向けに再生した主要部品の世界各地への供給網を構築すると報じられた。
 主にインドネシアと豪州、ザンビアの3カ国で展開している再生事業を拡充し、13カ国で手掛ける体制を確立するという。豪州には部品再生工場を新設する計画とされる。鉱山機械を長期間利用する傾向が続いており、大型の油圧ショベルやダンプトラックの再生部品の需要が見込まれるとしている。今後の販売拡大への期待から、株価は上昇している。

★11:16  UACJ-ジェフリーズが「BUY」へ2段階引き上げ タイ工場の立ち上がりは進んでいる
 UACJ<5741.T>が大幅続伸。ジェフリーズ証券が、投資判断を「UNDERPERFORM」→「Buy」、目標株価を290円→390円と引き上げたことが観測されている。
 タイ工場(UATH)の減損リスク懸念で従前は弱気な見方をしていたものの、タイ工場を訪問して姿勢を強気に転じるとコメント。ジェフリーズが想定していたよりも生産の立ち上がりは進んでおり、業績予想を見直すとした。修正後の業績予想はコンセンサスを大きく上回るとし、カタリストは中国アルミ生産能力30%削減とUATH第3期の立ち上がりと注目。

★11:20  ソフトウェアサービス-5日ぶり反発 8月売上高71%増 受注高2.1倍
 ソフトウェア・サービス<3733.T>が5日ぶり反発。電子カルテ専業の同社は15日、8月単月の売上高が前年同月比71.3%増の13億9300万円だったと発表した。受注高は14億9900万円(前年同月比2.1倍)、受注残高は39億6900万円(同15.8%増)だった。


日本株の最新ニュース
マーケットデータ
日経平均 37,628.48 -831.60
TOPIX 2,663.53 -47.20
グロース250 640.12 -15.48
NYダウ 38,460.92 -42.77
ナスダック総合 15,712.75 +16.11
ドル/円 155.66 +0.35
プレミアム銘柄の最新情報
ページTOPへ