前場コメント No.10 セブン&アイ、ベクトル、リロG、M&Aキャピタル、トヨタなど
★9:59 セブン&アイ-野村が目標株価引き下げ ほぼ想定線の上期業績
セブン&アイ・ホールディングス<3382.T>が反発。野村証券では、レーティング「Buy」を継続も、ほぼ想定線の上期業績とみて、目標株価を5400円→5100円と引き下げた。
今18.2期上期連結営業利益は、前年同期比7.2%増益の1945億円と、会社計画1908億円を上回った。10月8日付け日経新聞報道の営業利益1900億円強に沿った内容であり、改めてのサプライズはないが、堅調な業績基調を示す結果と評価。野村の従来予想を維持。
新体制での経営改革は実行段階へ。コンビニ事業における本部負担増への懸念から、協働による成長戦略で徐々に増収効果への期待に移行し、株価の再評価につながる可能性があると指摘。
セブン&アイ・ホールディングス<3382.T>が反発。野村証券では、レーティング「Buy」を継続も、ほぼ想定線の上期業績とみて、目標株価を5400円→5100円と引き下げた。
今18.2期上期連結営業利益は、前年同期比7.2%増益の1945億円と、会社計画1908億円を上回った。10月8日付け日経新聞報道の営業利益1900億円強に沿った内容であり、改めてのサプライズはないが、堅調な業績基調を示す結果と評価。野村の従来予想を維持。
新体制での経営改革は実行段階へ。コンビニ事業における本部負担増への懸念から、協働による成長戦略で徐々に増収効果への期待に移行し、株価の再評価につながる可能性があると指摘。
★10:03 ベクトル-急反落 売上高予想を下方修正 営業益は市場予想下回る計画維持
ベクトル<6058.T>が急反落。同社は12日、18.2期通期の連結売上高予想を従来の215億円から195億円(前期比46.8%増)へと引き下げると発表した。理由については発表していない。
営業利益予想は30億円を据え置いた。当初想定より粗利率の高い案件が多かったため。しかし、市場は31億円を予想しており、失望から売られている。
ベクトル<6058.T>が急反落。同社は12日、18.2期通期の連結売上高予想を従来の215億円から195億円(前期比46.8%増)へと引き下げると発表した。理由については発表していない。
営業利益予想は30億円を据え置いた。当初想定より粗利率の高い案件が多かったため。しかし、市場は31億円を予想しており、失望から売られている。
★10:08 リロG-小幅反落 業績予想を引き上げ 「中立」継続
リログループ<8876.T>が小幅反落。ゴールドマン・サックス証券では、業績予想を引き上げ。投資判断「中立」を継続も、目標株価は2000円→2150円と引き上げた。
人材需給がひっ迫する中、手厚い福利厚生で人材を確保しようという企業は増加傾向。同社福利厚生事業の好調な業績を反映し、フルプランの会員数見通しを引き上げ。結果として、営業利益予想は2~~5%上方修正。
リログループ<8876.T>が小幅反落。ゴールドマン・サックス証券では、業績予想を引き上げ。投資判断「中立」を継続も、目標株価は2000円→2150円と引き上げた。
人材需給がひっ迫する中、手厚い福利厚生で人材を確保しようという企業は増加傾向。同社福利厚生事業の好調な業績を反映し、フルプランの会員数見通しを引き上げ。結果として、営業利益予想は2~~5%上方修正。
★10:13 M&Aキャピタルと日本M&Aセンター-「中立」継続 好循環は達成できている
ゴールドマン・サックス証券では、M&A関連の2社について、大型案件の成約継続により単価が上昇しているとみて、業績予想を引き上げ。両社とも上場で信頼度/安心感の向上→大型案件の継続的成約→ミックス改善で単価上昇という好循環を達成できていると指摘。単価上昇を織り込み、業績予想を引き上げたものの、セクター相対から「中立」を継続。
コード 銘柄 投資判断 目標株価
----------------------------------------------------------
6080 M&Aキャピタル 中立継続 5700円→6000円
2127 日本M&Aセンター 中立継続 4300円→4700円
ゴールドマン・サックス証券では、M&A関連の2社について、大型案件の成約継続により単価が上昇しているとみて、業績予想を引き上げ。両社とも上場で信頼度/安心感の向上→大型案件の継続的成約→ミックス改善で単価上昇という好循環を達成できていると指摘。単価上昇を織り込み、業績予想を引き上げたものの、セクター相対から「中立」を継続。
コード 銘柄 投資判断 目標株価
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6080 M&Aキャピタル 中立継続 5700円→6000円
2127 日本M&Aセンター 中立継続 4300円→4700円
★10:19 ファンドクリエーションG-急落 3Q累計営業益41%減 不動産投資等部門の減益で
ファンドクリエーショングループ<3266.T>が急落。同社は12日に、17.11期の3Q累計(12-8月)の連結営業利益は2.4億円(前年同期比40.6%減)だったと発表した。
アセットマネジメント事業の黒字化やインベストメントバンク事業の証券投資等部門の赤字縮小はあったものの、インベストメントバンク事業の不動産投資等部門が減益となったことが響いた。通期の会社計画4.3億円に対する進ちょくは56.7%となっている。
ファンドクリエーショングループ<3266.T>が急落。同社は12日に、17.11期の3Q累計(12-8月)の連結営業利益は2.4億円(前年同期比40.6%減)だったと発表した。
アセットマネジメント事業の黒字化やインベストメントバンク事業の証券投資等部門の赤字縮小はあったものの、インベストメントバンク事業の不動産投資等部門が減益となったことが響いた。通期の会社計画4.3億円に対する進ちょくは56.7%となっている。
★10:20 トヨタ-ジェフリーズが目標株価引き上げ 飛躍を迎えるにはもうしばらくの時間が必要
トヨタ自動車<7203.T>が3日続落。ジェフリーズ証券では、投資判断「HOLD」を継続、目標株価は6400円→7200円と引き上げた。
台数の伸びが鈍化する中で、先行投資に向けた構造固定費が増大するフェーズの最中であることに変わりはなし。収益成長には変動費の引き下げ改革が必要と考えるとしたが、その効果には時間を要する見通し。業績は安定的だが、飛躍を迎えるにはもうしばらくの時間が必要であるとの見方を示した。
トヨタ自動車<7203.T>が3日続落。ジェフリーズ証券では、投資判断「HOLD」を継続、目標株価は6400円→7200円と引き上げた。
台数の伸びが鈍化する中で、先行投資に向けた構造固定費が増大するフェーズの最中であることに変わりはなし。収益成長には変動費の引き下げ改革が必要と考えるとしたが、その効果には時間を要する見通し。業績は安定的だが、飛躍を迎えるにはもうしばらくの時間が必要であるとの見方を示した。
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