前場コメント No.11 ホンダ、武田、明光ネット、塩野義製薬、ケイブなど
★10:19 ラクトジャパン－5日ぶり急反落 3Q累計経常益3倍も材料出尽くしで
ラクト・ジャパン<3139.T>が5日ぶり急反落。同社は12日、17.11期3Q累計（12-8月）の連結経常利益が23.2億円（前年同期比3.0倍）だったと発表した。通期計画20.2億円を超過したが、同計画を据え置いた。
国内生乳生産量の減少傾向で輸入乳原料への需要が引き続き旺盛で、販売が好調に推移した。円安が進行したことで、為替予約に関連し為替差益が計上された。しかし株価は、決算期待で前日までに上昇しており、材料出尽くしで下落している。
ラクト・ジャパン<3139.T>が5日ぶり急反落。同社は12日、17.11期3Q累計（12-8月）の連結経常利益が23.2億円（前年同期比3.0倍）だったと発表した。通期計画20.2億円を超過したが、同計画を据え置いた。
国内生乳生産量の減少傾向で輸入乳原料への需要が引き続き旺盛で、販売が好調に推移した。円安が進行したことで、為替予約に関連し為替差益が計上された。しかし株価は、決算期待で前日までに上昇しており、材料出尽くしで下落している。
★10:24 ホンダ－ジェフリーズが目標株価引き上げ 構造改革の再評価が遅れている
ホンダ<7267.T>が反落。ジェフリーズ証券では、構造改革の再評価が遅れていると判断。投資判断「BUY」を継続、目標株価を3800円→4000円と引き上げた。セクタートップ推奨。
11月の決算発表以降に、株価回復は加速化する見込み。ファンダメンタルズドライバーは、（1）「2030年ビジョン」で描いた構造改革、（2）二輪車と中国事業の成長、（3）地道な足元の経営管理の強化にある。
四輪車の収益性のばん回、二輪車の規模と収益性の成長、中国事業を核とする持分利益の成長が、厳しい自動車産業の中で同社の個別の成長力を実現すると考えられる。さらに、注目はタカタ問題が解決に向かうことで、株主還元策の再強化が今後検討に向かう可能性があること。実現すれば、強い株価ドライバーになるとした。
ホンダ<7267.T>が反落。ジェフリーズ証券では、構造改革の再評価が遅れていると判断。投資判断「BUY」を継続、目標株価を3800円→4000円と引き上げた。セクタートップ推奨。
11月の決算発表以降に、株価回復は加速化する見込み。ファンダメンタルズドライバーは、（1）「2030年ビジョン」で描いた構造改革、（2）二輪車と中国事業の成長、（3）地道な足元の経営管理の強化にある。
四輪車の収益性のばん回、二輪車の規模と収益性の成長、中国事業を核とする持分利益の成長が、厳しい自動車産業の中で同社の個別の成長力を実現すると考えられる。さらに、注目はタカタ問題が解決に向かうことで、株主還元策の再強化が今後検討に向かう可能性があること。実現すれば、強い株価ドライバーになるとした。
★10:34 武田－ＵＢＳが目標株価引き上げ 営業利益ガイダンスは上方修正される見込み
武田薬品工業<4502.T>がもみ合い。ＵＢＳ証券では、営業利益ガイダンスは上方修正されると想定。レーティング「Neutral」を継続、目標株価は6000円→6200円と引き上げた。
7月17日のベルケイド特許訴訟勝利以降+8％上昇（TOPIXは+3％）し、おおむねその影響が織り込まれたと判断。One-offの利益が集中したQ1と異なり、Q2は大きな特殊要因を想定していないとした。Core Earningsは842億円を予想。
Q2決算でガイダンスの上方修正をＵＢＳでは予想しているとし、現在の営業利益ガイダンス1800億円（コンセンサス2023億円、ＵＢＳ予想2178億円）から引き上げられれば、いったん好材料出尽くしになる見込み。
武田薬品工業<4502.T>がもみ合い。ＵＢＳ証券では、営業利益ガイダンスは上方修正されると想定。レーティング「Neutral」を継続、目標株価は6000円→6200円と引き上げた。
7月17日のベルケイド特許訴訟勝利以降+8％上昇（TOPIXは+3％）し、おおむねその影響が織り込まれたと判断。One-offの利益が集中したQ1と異なり、Q2は大きな特殊要因を想定していないとした。Core Earningsは842億円を予想。
Q2決算でガイダンスの上方修正をＵＢＳでは予想しているとし、現在の営業利益ガイダンス1800億円（コンセンサス2023億円、ＵＢＳ予想2178億円）から引き上げられれば、いったん好材料出尽くしになる見込み。
★10:34 明光ネット－急反落 今期23％営業減益見込む 戦略投資で費用かさむ
明光ネットワークジャパン<4668.T>が急反落。同社は12日、18.8期通期の連結営業利益予想を20.1億円（前期比23.1％減）とすると発表した。市場予想は29.3億円。
ブランディング刷新費用、マーケティング機能強化費用、コンテンツ拡充費用など、戦略投資費用の計上を見込んでいる。
17.8期通期の営業利益は26.2億円（前の期比20.2％増）と、市場予想29.1億円を下振れた。2016年3月に連結子会社化した「JCLI日本語学校」を運営する国際人材開発などの業績が順調だった。
明光ネットワークジャパン<4668.T>が急反落。同社は12日、18.8期通期の連結営業利益予想を20.1億円（前期比23.1％減）とすると発表した。市場予想は29.3億円。
ブランディング刷新費用、マーケティング機能強化費用、コンテンツ拡充費用など、戦略投資費用の計上を見込んでいる。
17.8期通期の営業利益は26.2億円（前の期比20.2％増）と、市場予想29.1億円を下振れた。2016年3月に連結子会社化した「JCLI日本語学校」を運営する国際人材開発などの業績が順調だった。
★10:38 塩野義製薬－ＵＢＳが目標株価引き上げ 若干のガイダンス上方修正は織り込み済みか
塩野義製薬<4507.T>が反発。ＵＢＳ証券では、若干のガイダンス上方修正は織り込み済みかとコメント。レーティング「Buy」を継続、目標株価は6800円→7000円と引き上げた。
Q1決算の低めであった進ちょく率を反映して8月中旬に株価は5600円程度まで調整したが、直近は6000円程度まで戻している。経営陣の業績に対するコミットメントの高さを反映していると推察。Q2経常利益は412億円（前年比+62％）を予想。期初ガイダンスはViiV配当が100億程度しか織り込まれておらず、今のところ四半期ごとに50億円程度見込まれる。これを主因として、通期経常利益は上方修正が見込まれるとした（ガイダンス1235億円、ＵＢＳ予想1385億円）。
塩野義製薬<4507.T>が反発。ＵＢＳ証券では、若干のガイダンス上方修正は織り込み済みかとコメント。レーティング「Buy」を継続、目標株価は6800円→7000円と引き上げた。
Q1決算の低めであった進ちょく率を反映して8月中旬に株価は5600円程度まで調整したが、直近は6000円程度まで戻している。経営陣の業績に対するコミットメントの高さを反映していると推察。Q2経常利益は412億円（前年比+62％）を予想。期初ガイダンスはViiV配当が100億程度しか織り込まれておらず、今のところ四半期ごとに50億円程度見込まれる。これを主因として、通期経常利益は上方修正が見込まれるとした（ガイダンス1235億円、ＵＢＳ予想1385億円）。
★10:45 ケイブ－大幅に5日続伸 1Q営業黒字転換 広告・販促費を大幅続減
ケイブ<3760.T>が大幅に5日続伸。同社は12日、18.5期1Q（6-8月）の営業損益が2700万円の黒字（前年同期は1億8600万円の赤字）だったと発表した。
広告宣伝費・販売促進費を7400万円（前年同期は2億7072万円）まで削減したことで、損益が改善した。
ケイブ<3760.T>が大幅に5日続伸。同社は12日、18.5期1Q（6-8月）の営業損益が2700万円の黒字（前年同期は1億8600万円の赤字）だったと発表した。
広告宣伝費・販売促進費を7400万円（前年同期は2億7072万円）まで削減したことで、損益が改善した。
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