後場コメント No.2 ＧＳＩクレオス、シベール、神戸製鋼所、Ｊトラスト、住友金属鉱山など
★12:59 ＧＳＩクレオス－反発 CFRP製の自動車プラスチック部品が成形できる射出成形機を投入
ＧＳＩクレオス<8101.T>が3日ぶり反発。10月17日付け日本経済新聞・朝刊で、同社が連続して炭素繊維強化プラスチック（CFRP）製の自動車プラスチック部品が成形できる射出成形機を、日本市場に投入すると伝えられた。
独クラウス・マッファイ・テクノロジーズ社と輸入代理店契約を結び、同社の押出技術による連続コンパウンディングを非連続な射出成形に組み合わせた新システムとして普及を目指すもの。自動車プラ部品業界ではコスト削減や高機能化への要求が強まるなか、独自技術で差別化戦略を急いでいるとされる。
ＧＳＩクレオス<8101.T>が3日ぶり反発。10月17日付け日本経済新聞・朝刊で、同社が連続して炭素繊維強化プラスチック（CFRP）製の自動車プラスチック部品が成形できる射出成形機を、日本市場に投入すると伝えられた。
独クラウス・マッファイ・テクノロジーズ社と輸入代理店契約を結び、同社の押出技術による連続コンパウンディングを非連続な射出成形に組み合わせた新システムとして普及を目指すもの。自動車プラ部品業界ではコスト削減や高機能化への要求が強まるなか、独自技術で差別化戦略を急いでいるとされる。
★13:25 シベール－小動き 東京エリアの店舗を全店閉鎖 赤字店舗の閉鎖を進める狙い
シベール<2228.T>が小動き。10月17日付け日本経済新聞・朝刊で、同社が東京エリアの店舗を全店閉鎖し、東京から撤退すると伝えられた。
ラスクブームを生み出したが、ブームが一巡したことで減収傾向が続いているため。シベールの直営店は現在、山形エリア12店、仙台エリア8店を中心に、東京エリアには3店がある。前17.8期の単独決算は営業、経常、最終の各損益ともに2期連続赤字で、赤字幅も拡大。仙台エリアの小規模店舗を含め、赤字店舗の閉鎖を進め、収益改善を急ぐと報じられている。
シベール<2228.T>が小動き。10月17日付け日本経済新聞・朝刊で、同社が東京エリアの店舗を全店閉鎖し、東京から撤退すると伝えられた。
ラスクブームを生み出したが、ブームが一巡したことで減収傾向が続いているため。シベールの直営店は現在、山形エリア12店、仙台エリア8店を中心に、東京エリアには3店がある。前17.8期の単独決算は営業、経常、最終の各損益ともに2期連続赤字で、赤字幅も拡大。仙台エリアの小規模店舗を含め、赤字店舗の閉鎖を進め、収益改善を急ぐと報じられている。
★13:38 神戸製鋼所－大幅続伸 アナリスト説明会で安心感広がる みずほでは「東芝とは違う」
神戸製鋼所<5406.T>が大幅続伸。10月16日夕方に、データ改ざん問題について川崎社長主催のアナリスト説明会が行われ、その内容から買い安心感が広がっているもよう。
みずほ証券では、業績予想、目標株価（現在は「買い」、目標株価1600円）は改めて見直すとしたが、全体的にプラス面、マイナス面が交錯した説明との印象とした。今回の説明会自体は株価面でカタリストにもリスクにもならないとみられるが、「データ改ざん」のみならず、「データねつ造」も行われていたことに言及されたことで、さらなる信用低下につながるリスクが残るとみるものの、「東芝のケースとは違う」という見方を確認できるもので、ポジティブな印象とした。
神戸製鋼所<5406.T>が大幅続伸。10月16日夕方に、データ改ざん問題について川崎社長主催のアナリスト説明会が行われ、その内容から買い安心感が広がっているもよう。
みずほ証券では、業績予想、目標株価（現在は「買い」、目標株価1600円）は改めて見直すとしたが、全体的にプラス面、マイナス面が交錯した説明との印象とした。今回の説明会自体は株価面でカタリストにもリスクにもならないとみられるが、「データ改ざん」のみならず、「データねつ造」も行われていたことに言及されたことで、さらなる信用低下につながるリスクが残るとみるものの、「東芝のケースとは違う」という見方を確認できるもので、ポジティブな印象とした。
★13:40 Ｊトラスト－後場プラス転換 投資先のＧＬ株式の取引再開 関連情報明確化で
Ｊトラスト<8508.T>が後場プラス転換。同社は17日13時15分に、同社の株価下落の要因について、タイ証券取引所（SET）からのＧｒｏｕｐ Ｌｅａｓｅ ＰＣＬ（以下、ＧＬ）株式の取引停止が発表されたことと考えると発表した。
タイ証券取引委員会（以下、タイSEC ）が公表したリリースによると、ＧＬ最高経営責任者（CEO）である此下益司氏はタイSECから偽計および不正行為の可能性を指摘され、同氏はタイSECの申し立てによりタイ法務省特別捜査局による調査を受けることとなったという。これには刑事告訴につながる可能性が含まれることから、同社は同氏はＧＬの取締役ならびに経営責任者の資格を喪失し、それらの地位を退任したものと承知しているとした。また、17日付けSETのリリースによると、ＧＬが関連情報を明確化したことにより、きょうの取引開始から、取引が開始されているとしている。
なお、同社子会社であるＪＴＲＵＳＴ ＡＳＩＡが投資先としてＧＬの普通株式を1億2216万3100株（持株比率8.01％）、転換社債を180米ドル保有しているという。
Ｊトラスト<8508.T>が後場プラス転換。同社は17日13時15分に、同社の株価下落の要因について、タイ証券取引所（SET）からのＧｒｏｕｐ Ｌｅａｓｅ ＰＣＬ（以下、ＧＬ）株式の取引停止が発表されたことと考えると発表した。
タイ証券取引委員会（以下、タイSEC ）が公表したリリースによると、ＧＬ最高経営責任者（CEO）である此下益司氏はタイSECから偽計および不正行為の可能性を指摘され、同氏はタイSECの申し立てによりタイ法務省特別捜査局による調査を受けることとなったという。これには刑事告訴につながる可能性が含まれることから、同社は同氏はＧＬの取締役ならびに経営責任者の資格を喪失し、それらの地位を退任したものと承知しているとした。また、17日付けSETのリリースによると、ＧＬが関連情報を明確化したことにより、きょうの取引開始から、取引が開始されているとしている。
なお、同社子会社であるＪＴＲＵＳＴ ＡＳＩＡが投資先としてＧＬの普通株式を1億2216万3100株（持株比率8.01％）、転換社債を180米ドル保有しているという。
★13:51 住友金属鉱山－大幅続伸 ＳＭＢＣ日興では「硫酸ニッケル生産拡大は順調に進展」
住友金属鉱山<5713.T>が大幅に3日続伸。ＳＭＢＣ日興証券より、「硫酸ニッケルを生産する播磨事業所を見学」と題したレポートが公表されており、材料視する向きもあるもよう。投資評価「2（中立）」、目標株価4060円は継続。
ＳＭＢＣ日興では、電気自動車の電池を生産する際に不可欠な材料となる硫酸ニッケルを生産する播磨事業所を訪問。電池材料の主流となる可能性が高いNMCやNCAでは、電池容量の改善のために硫酸ニッケル比率の引き上げが行われており、需要は大幅に伸びる可能性がある。播磨事業所では2018年の春以降、NCAの半製品であるプリカーサー、酸化スカンジウムの生産を開始する予定。休止した亜鉛工場を撤去すれば、敷地に余裕があり、これらの製品群の拡張余地は大きいことも確認。長期的に同社の収益を押し上げる可能性があるとの見方を示した。
住友金属鉱山<5713.T>が大幅に3日続伸。ＳＭＢＣ日興証券より、「硫酸ニッケルを生産する播磨事業所を見学」と題したレポートが公表されており、材料視する向きもあるもよう。投資評価「2（中立）」、目標株価4060円は継続。
ＳＭＢＣ日興では、電気自動車の電池を生産する際に不可欠な材料となる硫酸ニッケルを生産する播磨事業所を訪問。電池材料の主流となる可能性が高いNMCやNCAでは、電池容量の改善のために硫酸ニッケル比率の引き上げが行われており、需要は大幅に伸びる可能性がある。播磨事業所では2018年の春以降、NCAの半製品であるプリカーサー、酸化スカンジウムの生産を開始する予定。休止した亜鉛工場を撤去すれば、敷地に余裕があり、これらの製品群の拡張余地は大きいことも確認。長期的に同社の収益を押し上げる可能性があるとの見方を示した。
関連ニュース
日本株の最新ニュース
関連コンテンツ
