後場コメント No.1 伊藤忠食、極楽湯HD、バンナムHD、東芝プラ、戸田建、大成建など

2017/10/23(月) 15:11
★12:30  カワタ-後場買い気配 通期営業益を上方修正 日本・東アで車・電子部品関連堅調
 カワタ<6292.T>が後場買い気配。同社は23日前引け後、18.3期通期の連結営業利益予想を従来の6.8億円から8.0億円(前期比54.4%増)へと引き上げると発表した。上期で、日本と東アジアで自動車関連や電子部品関連の需要が堅調だった。

★12:31  伊藤忠食品-後場上げ幅拡大 通期営業益を上方修正 採算強化やコスト圧縮で
 伊藤忠食品<2692.T>が後場上げ幅拡大。同社は23日11時30分に、18.3期通期の連結営業利益予想を従来の39.0億円から42.0億円(前期比11.1%増)に引き上げると発表した。上期において、採算強化やコスト圧縮に努めたことが寄与する。
 また、18.3期上期(4-9月)の連結営業利益予想については従来の13.0億円から15.0億円(前年同期5.9%増)に引き上げた。

★12:39  極楽湯HD-後場プラス転換 上海の不動産投資会社がフランチャイズ出店
 極楽湯ホールディングス<2340.T>が後場プラス転換。同社は23日前引け後、子会社の極楽湯沐浴管理(中国上海市)が、上海宝蓮房地産(中国)と上海市宝山区で、温浴施設のフランチャイズ出店で合意したと発表した。
 上海宝蓮房地産は主に不動産開発、高級ホテル管理、ハイテク園芸緑化などに従事する大手投資グループの一社。上海市北東部に位置する宝山区で、オフィスビル、ホテルなどの高級商業施設が集まる一角に2万平方メートルの「極楽湯」ブランドの温浴施設を出店する。

★12:44  レッグス-後場上げ幅拡大 バンプレスト・養老乃瀧と業務提携 「映像居酒屋 ロボ基地」展開へ
 レッグス<4286.T>が後場上げ幅拡大。同社は23日12時に、バンダイナムコホールディングス<7832.T>傘下のバンプレスト(東京都港区)および養老乃瀧(東京都豊島区)と業務提携を行うと発表した。
 今回、飲食業に新たな価値の提供が可能になると考え、キャラクターマーチャンダイジングの企画・開発・販売のノウハウを持つバンプレスト、および全国に居酒屋チェーンを展開する養老乃瀧との3社で業務提携を行うこととした。
 第1弾としてワンタイム配信「BANDAI CHANNEL TOUCH」を使用し、1980年代を中心とするロボットアニメを視聴しながらオリジナルメニューを楽しめ、また店内でオリジナルグッズを購入できる「映像居酒屋 ロボ基地」の店舗展開を開始するとしている。今後の収益拡大への寄与が期待され、買いが入っている。

★13:00  島津製-3日ぶり反発 シンガポール国立大と環境センサー技術実用化で共同研究
 島津製作所<7701.T>が3日ぶり反発。同社は23日、シンガポール国立大学(NUS)と締結した包括共同研究契約の一環で、環境センサー技術の実用化に向けた共同研究開発を開始すると発表した。
 同包括的共同研究契約は、NUSの基礎研究技術・発明力に島津製作所のエンジニアリング設計技術・アプリケーション開発力を組み合わせることで、技術シーズを実用化するというもの。同契約でのテーマの1つとして、島津製作所のシンガポール子会社が、河川や湖など淡水中のリンや窒素をppbレベルで検出するための環境センサー技術の開発にNUS環境研究所と共同で取り組む。

★13:09  東芝プラント-後場マイナス転換 上期営業利益を下方修正 海外火力案件で追加費用発生
 東芝プラントシステム<1983.T>が後場マイナス転換。同社は23日13時、18.3期上期(4-9月)の連結営業利益予想を従来の80.0億円から58.0億円(前期比30.6%減)へと引き下げると発表した。
 2Qで完成した海外火力案件で、工期延長に伴う追加費用の発生などで採算が悪化した。東芝<6502.T>グループ内の一部取引にかかる貸倒引当金対象債権の増加に伴い、引当金計上額が増加したことも響いた。

★13:16  戸田建設-野村が目標株価引き上げ 建築の売上高は踊り場にある状況
 戸田建設<1860.T>が続伸。野村証券では、建築の売上高は踊り場にある状況と判断。投資判断「Neutral」を継続、目標株価は716円→840円と引き上げた。
 野村では会社予想と同様、建築の粗利率は7-9月期も4-6月期と同じ13.3%の高水準を予想。一方で、大型案件を中心に手持ち工事は豊富にあるものの、売上高への計上は遅れている状況であるとした。こうした足元の状況を18.3期通期以降の業績予想に反映。また、7-9月期では東京駅周辺の大型案件の受注を計上する可能性が高まっていると考えているが、他の案件と比べると採算は厳しくなる傾向にあると指摘。これら大型案件の影響が18.3期下期以降に顕在化すると予想している。

★13:29  日本リテールF-SMBC日興が目標株価引き上げ 柔軟な資本政策と質の強化を高く評価
 日本リテールファンド投資法人<8953.T>が小安い。SMBC日興証券では、投資主価値向上に向けた柔軟な資本政策と質の強化を高く評価。投資判断「1」を継続、目標株価を27万円→28万円と引き上げた。
 同投資法人は郊外型物件の譲渡から得られた取得余力や公募増資で調達した資金を活用し、都市型商業施設への投資を積極化している。SMBC日興では、郊外型施設から都市型施設へとポートフォリオの軸をシフトして質を強化する姿勢や、リニューアルなどによる収益向上に対する姿勢を評価。加えて、投資主価値の向上を目的とした自己投資口取得など、柔軟な資本政策に対して前向きな姿勢と実行力を持っていることも高く評価できると指摘している。

★13:35  大成建設-6日ぶり反発 既製コンクリート杭施工データ総合管理システム開発
 大成建設<1801.T>が6日ぶり反発。同社は23日、ICT(情報通信技術)を活用した既製コンクリート杭(くい)施工データ総合管理システム「T-Pile Recorder」を開発したと発表した。
 従来の既製杭施工データ管理は、確実な品質管理と施工記録の保存が必要となるため、施工状況の確認から記録作成・保存に至るまでの過程で多くの時間を費やしていた。同システムにより、信頼性の高い施工管理データの保存と施工管理業務の効率化、省力化が可能となる。

★13:48  エスフーズ-丸三が目標株価引き上げ 食肉取扱数量の力強い拡大を確認
 エスフーズ<2292.T>が続伸。丸三証券では、食肉取扱数量の力強い拡大を確認。投資判断「買い」を継続、目標株価を4800円→5200円と引き上げた。
 丸三では、引き続き業界内での相対的に高い成長性などを評価。また、食肉取扱数量が引き続き増加基調にあることや、生産効率化に取り組んでいる米オーロラ社の収益性が改善傾向になることなどから、計画達成確度は高まったと指摘している。


関連ニュース
日本株の最新ニュース
マーケットデータ
日経平均 37,113.51 -966.19
TOPIX 2,626.72 -50.73
グロース250 639.25 -20.62
NYダウ 37,775.38 +22.07
ナスダック総合 15,601.50 -81.87
ドル/円 153.94 -0.70
プレミアム銘柄の最新情報
ページTOPへ