後場コメント No.5 三菱地所、スターツ、ソフトバンク、トヨタ、日野自動車など
★13:17 いすゞ自動車－ＪＰモルガンが目標株価引き上げ タイのLCV事業の回復の時期に注目
いすゞ自動車<7202.T>が続伸。ＪＰモルガン証券では、投資判断「Neutral」を継続も、目標株価は1550円→1620円と引き上げた。投資論点は、国内普通トラック需要の見通しと、タイのLCV事業の回復の時期の2点。普通トラック需要は、今後3年間は安定成長期へ向かう公算が大きく、同社の国内事業も安定した収益源となる見通し。
いすゞ自動車<7202.T>が続伸。ＪＰモルガン証券では、投資判断「Neutral」を継続も、目標株価は1550円→1620円と引き上げた。投資論点は、国内普通トラック需要の見通しと、タイのLCV事業の回復の時期の2点。普通トラック需要は、今後3年間は安定成長期へ向かう公算が大きく、同社の国内事業も安定した収益源となる見通し。
★13:26 三菱地所－ＳＭＢＣ日興が目標株価引き上げ 順調な利益成長が続く見通し
三菱地所<8802.T>が続伸。ＳＭＢＣ日興証券では、順調な利益成長が続くと想定。投資評価「1（アウトパフォーム）」を継続、目標株価は2400円→2500円と引き上げた。
業績予想を増額修正。複数の開発プロジェクトの竣工に伴い、安定収益源である賃貸収益が持続的に成長すると予想。また、物流施設など生活産業不動産事業における売却益の増加にも期待可能。株価については、不動産セクター全体をアンダーパフォームする展開が続いており、NAVディスカウント（税引き後）27％、インプライド・キャップレート4.4％と、同社のアセット・クオリティを考慮すれば、バリュエーションの割安感は強いとみているとした。徐々にではあるが、株主還元策への意識も高まりつつある点も評価。
三菱地所<8802.T>が続伸。ＳＭＢＣ日興証券では、順調な利益成長が続くと想定。投資評価「1（アウトパフォーム）」を継続、目標株価は2400円→2500円と引き上げた。
業績予想を増額修正。複数の開発プロジェクトの竣工に伴い、安定収益源である賃貸収益が持続的に成長すると予想。また、物流施設など生活産業不動産事業における売却益の増加にも期待可能。株価については、不動産セクター全体をアンダーパフォームする展開が続いており、NAVディスカウント（税引き後）27％、インプライド・キャップレート4.4％と、同社のアセット・クオリティを考慮すれば、バリュエーションの割安感は強いとみているとした。徐々にではあるが、株主還元策への意識も高まりつつある点も評価。
★13:27 スターツ－3日続伸 アメリカのテキサス州・ダラスに現地法人を設立し営業開始
スターツコーポレーション<8850.T>が3日続伸。同社は22日に、スターツグループの海外ネットワークの新拠点として、今年7月にアメリカ合衆国のテキサス州・ダラスに現地法人を設立したと発表した。
スターツダラスでは、北部人気エリアのプレイノ市とアレン市に保有する戸建ての管理とともに、日本の国際事業本部と連携を図りながら仲介（賃貸・売買）、投資用物件の購入サポートにも注力するとしている。今後の収益拡大への寄与が期待され、買いが入っている。
スターツコーポレーション<8850.T>が3日続伸。同社は22日に、スターツグループの海外ネットワークの新拠点として、今年7月にアメリカ合衆国のテキサス州・ダラスに現地法人を設立したと発表した。
スターツダラスでは、北部人気エリアのプレイノ市とアレン市に保有する戸建ての管理とともに、日本の国際事業本部と連携を図りながら仲介（賃貸・売買）、投資用物件の購入サポートにも注力するとしている。今後の収益拡大への寄与が期待され、買いが入っている。
★13:29 ソフトバンクＧ－ＳＭＢＣ日興が目標株価引き上げ ビジョンファンドへの期待は高まろう
ソフトバンクグループ<9984.T>が続伸。ＳＭＢＣ日興証券では、いずれビジョンファンドへの期待は高まろうとコメント。投資評価「1（アウトパフォーム）」を継続、目標株価は10700円→11000円と引き上げた。
スプリントの合併交渉が、条件が折り合わずに停止され、株価が低下したが、実際にはスプリントの抜本的な解決は、現在も目指されていると考えられる。一方、ソフトバンク・ビジョン・ファンド（SVF）は、各分野のNo.1ユニコーンへの投資を着実に実行している。国内通信事業を行うソフトバンクはSVFが出資する全企業と合弁会社を作る計画を進めるなど、グループ全体に広がるシナジー効果も注目される。SVFの投資先の成長、IPOや一部売却による投資収益の実現などが見えてくるに連れて、株価評価は高まると予想。
ソフトバンクグループ<9984.T>が続伸。ＳＭＢＣ日興証券では、いずれビジョンファンドへの期待は高まろうとコメント。投資評価「1（アウトパフォーム）」を継続、目標株価は10700円→11000円と引き上げた。
スプリントの合併交渉が、条件が折り合わずに停止され、株価が低下したが、実際にはスプリントの抜本的な解決は、現在も目指されていると考えられる。一方、ソフトバンク・ビジョン・ファンド（SVF）は、各分野のNo.1ユニコーンへの投資を着実に実行している。国内通信事業を行うソフトバンクはSVFが出資する全企業と合弁会社を作る計画を進めるなど、グループ全体に広がるシナジー効果も注目される。SVFの投資先の成長、IPOや一部売却による投資収益の実現などが見えてくるに連れて、株価評価は高まると予想。
★13:33 トヨタ－ＪＰモルガンが目標株価引き上げ 能力拡張の意思決定がなされるかに注目
トヨタ自動車<7203.T>が3日続伸。ＪＰモルガン証券では、投資判断「Neutral」を継続、目標株価は7300円→7400円と引き上げた。
投資論点は（1）海外生産体制に対する中期戦略、（2）株主還元策の2点。堅調な北米事業の需要に対応するため、能力拡張の意思決定がなされるかどうかが重要な論点。固定費負担を抑制させながら、さらなる収益性の回復を期待するのはやや楽観的。能力拡張に伴う設備投資と、株主還元の向上をどうバランスさせていくかも重要なテーマと指摘した。
トヨタ自動車<7203.T>が3日続伸。ＪＰモルガン証券では、投資判断「Neutral」を継続、目標株価は7300円→7400円と引き上げた。
投資論点は（1）海外生産体制に対する中期戦略、（2）株主還元策の2点。堅調な北米事業の需要に対応するため、能力拡張の意思決定がなされるかどうかが重要な論点。固定費負担を抑制させながら、さらなる収益性の回復を期待するのはやや楽観的。能力拡張に伴う設備投資と、株主還元の向上をどうバランスさせていくかも重要なテーマと指摘した。
★13:37 日野自動車－ＪＰモルガンが目標株価引き下げ 国内トラック需要は当面は安定成長
日野自動車<7205.T>が続伸。ＪＰモルガン証券では、投資判断「Overweight」を継続も、目標株価は1600円→1560円と引き下げた。
投資論点は、国内事業の収益のアップサイドポテンシャルと、海外事業での成長性の2点。国内トラック需要は当面は安定成長が見込まれ、同社の収益源として機能すると見ているとした。アフターサービスなどのストックビジネスでどれだけ収益の上積みができるかがポイント。また、海外事業ではインドネシアへの依存度が高いが、ASEAN地域の商用車市場の回復は、同社収益のアップサイドとなり得ると指摘。
日野自動車<7205.T>が続伸。ＪＰモルガン証券では、投資判断「Overweight」を継続も、目標株価は1600円→1560円と引き下げた。
投資論点は、国内事業の収益のアップサイドポテンシャルと、海外事業での成長性の2点。国内トラック需要は当面は安定成長が見込まれ、同社の収益源として機能すると見ているとした。アフターサービスなどのストックビジネスでどれだけ収益の上積みができるかがポイント。また、海外事業ではインドネシアへの依存度が高いが、ASEAN地域の商用車市場の回復は、同社収益のアップサイドとなり得ると指摘。
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