前場コメント No.6 シャープ、小野薬、ファンタジー、朝日ラバー、クスリのアオキ、ヤーマンなど
★9:53 シャープ－ＳＭＢＣ日興が目標株価引き上げ 今後は業績モメンタムに注目
シャープ<6753.T>が変わらず挟み4日続伸。ＳＭＢＣ日興証券では、今後は業績モメンタムや種類株希薄化の顕在化リスクに注目と指摘。投資判断「3」を継続、目標株価を2200円→2500円と引き上げた。
ＳＭＢＣ日興では、18/3期2Q実績ならびに足元の事業環境を反映、為替前提は対ユーロ（1ユーロ=120円→130円）を見直し（ドルは1ドル=110円据え置き）、業績予想を修正した。なお、次は18.3期での復配の「有言実行」の有無がカタリストとなろうが、その後は19.3期以降のファンダメンタルズに再度注目が集まるとみており、慎重なスタンスを継続するとしている。
シャープ<6753.T>が変わらず挟み4日続伸。ＳＭＢＣ日興証券では、今後は業績モメンタムや種類株希薄化の顕在化リスクに注目と指摘。投資判断「3」を継続、目標株価を2200円→2500円と引き上げた。
ＳＭＢＣ日興では、18/3期2Q実績ならびに足元の事業環境を反映、為替前提は対ユーロ（1ユーロ=120円→130円）を見直し（ドルは1ドル=110円据え置き）、業績予想を修正した。なお、次は18.3期での復配の「有言実行」の有無がカタリストとなろうが、その後は19.3期以降のファンダメンタルズに再度注目が集まるとみており、慎重なスタンスを継続するとしている。
★9:54 小野薬品－大和が「2」へ引き上げ 薬価の不透明感がやや後退
小野薬品工業<4528.T>が反発。大和証券では、薬価の不透明感がやや後退したと判断。投資判断を「3（中立）」→「2（アウトパフォーム）」、目標株価を2000円→3000円と引き上げた。
利益予想は上方修正。大和の従来想定を上回って推移している抗PD-1抗体オプジーボと同キイトルーダに関するロイヤルティ収入の予想を増額。
2018
年度の薬価制度抜本改革の概要がほぼ固まったことを受け、22.3期までの業績予想に織り込んでいた潜在的な薬価引下げリスクを24.3 期以降に反映。もっとも、ロイヤルティ収入拡大で、オプジーボの国内売上への依存度は低下。さらなる薬価引き下げがあっても、ロイヤルティ収入増などで吸収できる可能性は従来と比べて高まっている。将来的にオプジーボの国内薬価が想定外に引き下げられるリスクを保守的に考慮しても、株価には割安感があると指摘。
小野薬品工業<4528.T>が反発。大和証券では、薬価の不透明感がやや後退したと判断。投資判断を「3（中立）」→「2（アウトパフォーム）」、目標株価を2000円→3000円と引き上げた。
利益予想は上方修正。大和の従来想定を上回って推移している抗PD-1抗体オプジーボと同キイトルーダに関するロイヤルティ収入の予想を増額。
2018
年度の薬価制度抜本改革の概要がほぼ固まったことを受け、22.3期までの業績予想に織り込んでいた潜在的な薬価引下げリスクを24.3 期以降に反映。もっとも、ロイヤルティ収入拡大で、オプジーボの国内売上への依存度は低下。さらなる薬価引き下げがあっても、ロイヤルティ収入増などで吸収できる可能性は従来と比べて高まっている。将来的にオプジーボの国内薬価が想定外に引き下げられるリスクを保守的に考慮しても、株価には割安感があると指摘。
★9:55 イオンファンタジー－急騰 11月既存店14.3％増収 全店15.9％増収
イオンファンタジー<4343.T>が急騰。屋内遊園地の運営を行う同社は14日、11月度の国内単体営業収益（全店）が、前年同月比15.9％増の45億円だったと発表した。既存店ベースでは、前年同月比14.3％増となった。
なお、11月は前年同月に対して火曜日・金曜日が各1日減少、水曜日・木曜日が各1日増加し、その影響は0.7％減となり、11月度の既存店前年比のすう勢は115.0％増となるとしている。
イオンファンタジー<4343.T>が急騰。屋内遊園地の運営を行う同社は14日、11月度の国内単体営業収益（全店）が、前年同月比15.9％増の45億円だったと発表した。既存店ベースでは、前年同月比14.3％増となった。
なお、11月は前年同月に対して火曜日・金曜日が各1日減少、水曜日・木曜日が各1日増加し、その影響は0.7％減となり、11月度の既存店前年比のすう勢は115.0％増となるとしている。
★10:02 朝日ラバー－3日続伸 車向けLEDの生産能力を倍増へ
朝日ラバー<5162.T>が3日続伸。15日付の日刊工業新聞で、同社が白河工場（福島県白河市）での自動車向け発光ダイオード（LED）の生産能力を中長期的に倍増すると報じられた。
順次LED製造で高速化装置を導入し生産性を高めるという。自動車向けLEDは用途が広がり既存のメーター回りやスイッチ、オーディオのほか、今後ルーフモジュールなどへの採用も広がる見通しとされる。投資額は数億円程度とみられ、高速設備により増産体制を整備、ニーズへの対応と人手不足を解消するのが狙いとしている。今後の業績拡大への期待から、株価は上昇している。
朝日ラバー<5162.T>が3日続伸。15日付の日刊工業新聞で、同社が白河工場（福島県白河市）での自動車向け発光ダイオード（LED）の生産能力を中長期的に倍増すると報じられた。
順次LED製造で高速化装置を導入し生産性を高めるという。自動車向けLEDは用途が広がり既存のメーター回りやスイッチ、オーディオのほか、今後ルーフモジュールなどへの採用も広がる見通しとされる。投資額は数億円程度とみられ、高速設備により増産体制を整備、ニーズへの対応と人手不足を解消するのが狙いとしている。今後の業績拡大への期待から、株価は上昇している。
★10:16 クスリのアオキ－急落 上期営業益57.9億円も材料出尽くしで
クスリのアオキホールディングス<3549.T>が急落。同社は14日に、18.5期の上期（5月21日-11月20日）の連結営業利益は57.9億円（クスリのアオキの前年個別業績比2.4％増）だったと発表した。同社は17.5期3Qより連結財務諸表を作成しているため、前年同期比較はできない。なお、上期の会社計画58.2億円だった。
既存店の活性化に注力し8店舗の全面改装を実施したことや、合計40店舗の出店を行い、さらなるドミナント化を推進したことなどが寄与した。なお、通期の会社計画109.2億円に対する進ちょくは53.0％となっている。しかし、株価は、材料出尽くしで売りが優勢となっている。
クスリのアオキホールディングス<3549.T>が急落。同社は14日に、18.5期の上期（5月21日-11月20日）の連結営業利益は57.9億円（クスリのアオキの前年個別業績比2.4％増）だったと発表した。同社は17.5期3Qより連結財務諸表を作成しているため、前年同期比較はできない。なお、上期の会社計画58.2億円だった。
既存店の活性化に注力し8店舗の全面改装を実施したことや、合計40店舗の出店を行い、さらなるドミナント化を推進したことなどが寄与した。なお、通期の会社計画109.2億円に対する進ちょくは53.0％となっている。しかし、株価は、材料出尽くしで売りが優勢となっている。
★10:19 ヤーマン－急落 上期営業益43％増も材料出尽くしで
ヤーマン<6630.T>が急落。同社は14日に、18.4期の上期（5-10月）の連結営業利益は33.1億円（前年同期比43.2％増）だったと発表した。
店販部門を中心に売り上げが好調であったことに加え、原価低減や効率的な経費支出に注力したことなどが寄与した。通期の会社計画45.8億円に対する進ちょくは72.4％となっている。しかし、決算期待で株価が上昇していたこともあり、材料出尽くしで売りが優勢となっている。
ヤーマン<6630.T>が急落。同社は14日に、18.4期の上期（5-10月）の連結営業利益は33.1億円（前年同期比43.2％増）だったと発表した。
店販部門を中心に売り上げが好調であったことに加え、原価低減や効率的な経費支出に注力したことなどが寄与した。通期の会社計画45.8億円に対する進ちょくは72.4％となっている。しかし、決算期待で株価が上昇していたこともあり、材料出尽くしで売りが優勢となっている。
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