後場コメント No.2 ガイアックス、味の素、ISID、ヤマハ発動機、デンソーなど

2018/01/19(金) 15:00
★12:44  ガイアックス-急騰 フィンテック事業でのAML/PEPsリスク確認業務への専用API提供開始
 ガイアックス<3775.NG>が急騰。同社は19日11時30分に、API型本人確認サービス「TRUST DOCK」にて、仮想通貨取引所やICOなど、KYC(本人確認)の重要性が増すフィンテック事業者向けに、AML(アンチマネーロンダリング)やPEPs(重要な公的地位にある者)のリスク確認業務の代行を、プロダクトへ組み込んだAPI経由により依頼できる「リスク確認API」の提供を開始したと発表した。
 これにより、口座開設時や取引開始時、または、定期的なリスク確認を行うにあたって、スムーズなAMLリスク確認業務を、APIを通してバックグラウンドでアウトソーシングすることが可能になるとしている。

★12:47  味の素-MSMUFGが目標株価引き下げ 飼料用アミノ酸の市況などがポイント
 味の素<2802.T>が4日ぶり反落。モルガン・スタンレーMUFG証券では、飼料用アミノ酸の市況、海外コンシューマー事業の成長率、株主還元がポイントとし、投資判断「Equal-weight」を継続した。目標株価は2600円→2400円と引き下げた。
 海外調味料・加工食品事業や海外冷凍食品事業は、中長期的に2ケタ利益成長が期待できる成長ドライバー。国内調味料や医薬用アミノ酸事業も、1ケタ台ながら成長中。最近株価が調整したことで割安感はあるが、複数事業にまたがって業績苦戦を強いられる要素を抱えている状態であり、今後の業績回復の見通しも不透明なことから「EW」の投資判断を維持。また、中期経営計画の達成確度も不透明と指摘。

★12:52  ISID-底堅い 金融機関向けリスク管理ソリューションの提供で業務提携
 電通国際情報サービス<4812.T>が底堅い。同社とニューメリカルテクノロジーズ(東京都港区)は19日に、金融機関におけるリスク管理業務の高度化・効率化に向け、パッケージソフトウエアの提供から、RPA(Robotic Process Automation)の活用も含む最適な業務プロセスの構築ならびに定着まで、トータルで支援するソリューションの提供について業務提携したと発表した。
 この提携に基づき、ニューメリカルテクノロジーズは金融機関のリスク管理で国内トップクラスの実績を有するパッケージソフトウエア「NtInsight」「NtCloud」の導入を、同社は全体プロジェクトの推進、クラウド環境の構築、RPAの活用を含む業務プロセスの構築ならびに定着支援サービスを提供し、両社で金融機関のリスク管理業務の高度化・効率化を支援するとしている。

★12:56  ヤマハ発動機-下げに転換 二輪車の燃費を誤記載と共同通信が報道
 ヤマハ発動機<7272.T>が下げに転換。共同通信が1月19日12時49分に、同社が二輪車の燃費を誤記載していると伝えている。国内で販売している二輪車の一部について、実際と異なる燃費の数値をカタログやホームページに誤って掲載していたと明らかにしたもの。

★13:01  デンソー-3日ぶり反発 JETROよりシステムインテグレーター育成の実証事業を受託
 デンソー<6902.T>が3日ぶり反発。同社は19日に、「Connected Industriesにおけるリーンオートメーションシステムインテグレーター(LASI)の育成検証」を、日本貿易振興機構(JETRO)から業務委託を受け開始すると発表した。
 今回の実証事業は、次世代のリーンオートメーションを取り入れた生産ラインのショーケースを用いて、タイ国内で生産設備やFA機器などを取り扱うシステムインテグレーターの育成を行うものという。
 同社は、今回の実証事業を通じ、タイランド4.0の中核事業と位置付けられている自動化領域の競争力強化、タイにおける日本のConnected Industriesプレゼンスの向上、タイおよび日系の地場製造業の自動化推進の加速などに貢献するとしている。


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