後場コメント No.6 塩野義、ツバキナカシマ、ＭＫシステム、アンジェス、ラクトジャパンなど
★13:52 塩野義製薬－野村が目標株価引き上げ 試練の後の大反撃に期待
塩野義製薬<4507.T>が続伸。野村証券では、試練の後の大反撃に注目するとし、レーティング「Buy」を継続した。目標株価は8900円→8500円と引き下げた。
競合薬bictegravir発売によるdolutegravirフランチャイズの影響を詳細に考慮し、来19.3期以降の業績予想を引き下げ。18年度上半期は試練の時期となるが、下半期に試験結果発表が推測される持続性注射剤は「第2のTriumeq」とも言える大型製品になる見込み。来19.3期の2剤療法のP3試験結果に注目。
塩野義製薬<4507.T>が続伸。野村証券では、試練の後の大反撃に注目するとし、レーティング「Buy」を継続した。目標株価は8900円→8500円と引き下げた。
競合薬bictegravir発売によるdolutegravirフランチャイズの影響を詳細に考慮し、来19.3期以降の業績予想を引き下げ。18年度上半期は試練の時期となるが、下半期に試験結果発表が推測される持続性注射剤は「第2のTriumeq」とも言える大型製品になる見込み。来19.3期の2剤療法のP3試験結果に注目。
★13:59 ツバキナカシマ－野村が目標株価引き上げ 買収事業の通期寄与で事業は加速度的に拡大へ
ツバキ・ナカシマ<6464.T>が4日続伸。野村証券では、買収事業の通期寄与で事業は加速度的に拡大すると想定。レーティング「Buy」を継続、目標株価は3000円→3400円と引き上げた。
米国NN社の旧PBC事業を統合した新体制が17年8月から幕を開けたと注目。18年にはこの買収を踏まえた新たな中期計画が発表予定で、「Further Profitable Growth（さらなる利益ある成長）」に基づいた戦略が注目される。
“Neo（新生）ツバキ・ナカシマ”の投資魅力は不変とし、（1）買収で獲得したローラー事業の中期的なシェア拡大、（2）スチールボールの欧米企業や日系企業の欧米拠点での販売拡大、（3）セラミック球の電気自動車や産業用モーターでの新規採用、（4）旧PBC事業との購買・生産面での相乗効果、（5）旧PBC事業が通期寄与する18.12期予想基準で3％を超える配当利回りに注目。
ツバキ・ナカシマ<6464.T>が4日続伸。野村証券では、買収事業の通期寄与で事業は加速度的に拡大すると想定。レーティング「Buy」を継続、目標株価は3000円→3400円と引き上げた。
米国NN社の旧PBC事業を統合した新体制が17年8月から幕を開けたと注目。18年にはこの買収を踏まえた新たな中期計画が発表予定で、「Further Profitable Growth（さらなる利益ある成長）」に基づいた戦略が注目される。
“Neo（新生）ツバキ・ナカシマ”の投資魅力は不変とし、（1）買収で獲得したローラー事業の中期的なシェア拡大、（2）スチールボールの欧米企業や日系企業の欧米拠点での販売拡大、（3）セラミック球の電気自動車や産業用モーターでの新規採用、（4）旧PBC事業との購買・生産面での相乗効果、（5）旧PBC事業が通期寄与する18.12期予想基準で3％を超える配当利回りに注目。
★14:05 ＭＫシステム－4日続伸 子会社が新サービス「人財CuBeクラウド」の提供開始
エムケイシステム<3910.T>が4日続伸。同社は22日13時に、人事総務関連業務の業務支援ソフトの設計・開発・販売を行う子会社ビジネスネットコーポレーションが、人材育成の現場で日々使える評価・育成ツールの「人財CuBeクラウド」の提供を4月から開始すると発表した。
「人財CuBeクラウド」では、「目標管理・人事考課」、「自己申告・キャリアプラン」、「人材プロフィール照会」の3つのモジュールが、有機的に連携し人材育成をサポートするとしている。今後の収益拡大への寄与が期待され、買いが入っている。
エムケイシステム<3910.T>が4日続伸。同社は22日13時に、人事総務関連業務の業務支援ソフトの設計・開発・販売を行う子会社ビジネスネットコーポレーションが、人材育成の現場で日々使える評価・育成ツールの「人財CuBeクラウド」の提供を4月から開始すると発表した。
「人財CuBeクラウド」では、「目標管理・人事考課」、「自己申告・キャリアプラン」、「人材プロフィール照会」の3つのモジュールが、有機的に連携し人材育成をサポートするとしている。今後の収益拡大への寄与が期待され、買いが入っている。
★14:13 アンジェス－エースが「中立」継続 収益企業への定着には遺伝子薬の米国展開が不可欠
アンジェス<4563.T>が続伸。エース経済研究所では、収益企業として定着するには遺伝子薬の米国展開が不可欠と判断。投資判断「中立」、目標株価670円を継続した。
2017年11月下旬、同社初の自社開発品となるHGF遺伝子薬の国内臨床試験で、承認申請に必要な結果が得られたと発表。申請作業が想定を上回る量であったことから、当初申請予定時期である2017年秋を過ぎたが、申請準備は着々と進んでいるもよう。
承認申請は今年度1Qになると、エースでは予想。販売提携先の田辺三菱製薬からの成功報酬額については非開示。また、同薬の米国治験は規模を大幅縮小し、2018年末以降に再開する見通し。
アンジェス<4563.T>が続伸。エース経済研究所では、収益企業として定着するには遺伝子薬の米国展開が不可欠と判断。投資判断「中立」、目標株価670円を継続した。
2017年11月下旬、同社初の自社開発品となるHGF遺伝子薬の国内臨床試験で、承認申請に必要な結果が得られたと発表。申請作業が想定を上回る量であったことから、当初申請予定時期である2017年秋を過ぎたが、申請準備は着々と進んでいるもよう。
承認申請は今年度1Qになると、エースでは予想。販売提携先の田辺三菱製薬からの成功報酬額については非開示。また、同薬の米国治験は規模を大幅縮小し、2018年末以降に再開する見通し。
★14:17 ラクトジャパン－エースが「強気」継続 押し目買いの水準との見方
ラクト・ジャパン<3139.T>が続伸。エース経済研究所では、押し目買いの水準とみて、投資判断「強気」、目標株価5400円を継続した。
今18.11期は引き続き、乳原料・チーズ事業の拡大に加え、アジア事業の収益拡大を見込でいるとした。2Q（累）計画の32％経常減益は、決算期末をまたぐ取引の期間損益の影響を考慮しているためだが、計画は総じて保守的との印象。新中期経営計画では、20.11期売上高1250億円、経常利益30億円を目標としており、注目するとした。
ラクト・ジャパン<3139.T>が続伸。エース経済研究所では、押し目買いの水準とみて、投資判断「強気」、目標株価5400円を継続した。
今18.11期は引き続き、乳原料・チーズ事業の拡大に加え、アジア事業の収益拡大を見込でいるとした。2Q（累）計画の32％経常減益は、決算期末をまたぐ取引の期間損益の影響を考慮しているためだが、計画は総じて保守的との印象。新中期経営計画では、20.11期売上高1250億円、経常利益30億円を目標としており、注目するとした。
★14:34 グノシー－エースが「強気」継続 Gunosy AdsやADNW事業の成長が続くと予想
Ｇｕｎｏｓｙ<6047.T>が続伸。エース経済研究所では、Gunosy AdsやADNW事業の成長が続くと予想。投資判断「強気」、目標株価4000円を継続した。
今18.5期上期の進ちょく率は会社計画に対して売上高106％、営業利益110％と上振れ。他社メディアに広告を配信するADNWとゲーム攻略サイトのゲームエイトが寄与。決算発表後に株価は急落しているが、これは2Q営業利益が上期のコンセンサス予想に届かなかったことが主因であると見られる。下期には既存事業の成長やルクラの収益化による売上成長が見込まれ、売上成長によって収益性も改善する見込み。会社計画に対する進ちょくは高く、上振れ含みであるため、引き続き押し目買いのスタンスを推奨。
Ｇｕｎｏｓｙ<6047.T>が続伸。エース経済研究所では、Gunosy AdsやADNW事業の成長が続くと予想。投資判断「強気」、目標株価4000円を継続した。
今18.5期上期の進ちょく率は会社計画に対して売上高106％、営業利益110％と上振れ。他社メディアに広告を配信するADNWとゲーム攻略サイトのゲームエイトが寄与。決算発表後に株価は急落しているが、これは2Q営業利益が上期のコンセンサス予想に届かなかったことが主因であると見られる。下期には既存事業の成長やルクラの収益化による売上成長が見込まれ、売上成長によって収益性も改善する見込み。会社計画に対する進ちょくは高く、上振れ含みであるため、引き続き押し目買いのスタンスを推奨。
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