後場コメント No.6 藤田観光、亀田製菓、大塚ＨＤ、ステラケミファ、ＢＭＬなど
★13:39 藤田観光－野村が目標株価引き下げ 主力のWHG事業の初期開業負担などで伸び悩み
藤田観光<9722.T>が大幅続落。野村証券では、レーティング「Buy」を継続も、主力のWHG事業の初期開業負担などで伸び悩んでいるとみて、目標株価は5880円→5760円と引き下げた。
WHG事業では従来の「ワシントンホテル」と「ホテルグレイスリー」のブランドで18年に「浅草（125室）」、19年に「大阪なんば（170室）」、18年夏に「ソウル（335室）」、21年に「台北（同248室）」を出店する。「ソウル」は韓国市場が日本や中国からの観光客減少で需給が悪化しており、苦戦が想定される。また、「台北」は19年開業予定だったが、許認可の関係で21年へ遅延。インドネシアではサービスアパートメント、日本では若年の外国人観光客向けの新ブランドを立ち上げる予定だが、開業関連費は重いとの見方を示した。
藤田観光<9722.T>が大幅続落。野村証券では、レーティング「Buy」を継続も、主力のWHG事業の初期開業負担などで伸び悩んでいるとみて、目標株価は5880円→5760円と引き下げた。
WHG事業では従来の「ワシントンホテル」と「ホテルグレイスリー」のブランドで18年に「浅草（125室）」、19年に「大阪なんば（170室）」、18年夏に「ソウル（335室）」、21年に「台北（同248室）」を出店する。「ソウル」は韓国市場が日本や中国からの観光客減少で需給が悪化しており、苦戦が想定される。また、「台北」は19年開業予定だったが、許認可の関係で21年へ遅延。インドネシアではサービスアパートメント、日本では若年の外国人観光客向けの新ブランドを立ち上げる予定だが、開業関連費は重いとの見方を示した。
★13:42 亀田製菓－野村が目標株価引き下げ 柿の種を除く国内主力品が苦戦
亀田製菓<2220.T>が5日ぶり反落。野村証券では、柿の種を除く国内主力品が苦戦していると判断。レーティング「Neutral」を継続、目標株価は5500円→5300円と引き下げた。
17年10～12月期経常利益は前年同期比8％減益の22億円。テレビ放映効果で「柿の種」の売り上げは好調であったが、その他主力品が苦戦、原材料価格上昇により採算が悪化し、国内米菓事業は同減益。海外では米国子会社MGCは2工場体制の固定負担が重く、赤字が継続するものの、売り上げは回復基調。持ち分法適用関連会社のTH FOODSは売上高・営業利益ともに回復基調と指摘。
亀田製菓<2220.T>が5日ぶり反落。野村証券では、柿の種を除く国内主力品が苦戦していると判断。レーティング「Neutral」を継続、目標株価は5500円→5300円と引き下げた。
17年10～12月期経常利益は前年同期比8％減益の22億円。テレビ放映効果で「柿の種」の売り上げは好調であったが、その他主力品が苦戦、原材料価格上昇により採算が悪化し、国内米菓事業は同減益。海外では米国子会社MGCは2工場体制の固定負担が重く、赤字が継続するものの、売り上げは回復基調。持ち分法適用関連会社のTH FOODSは売上高・営業利益ともに回復基調と指摘。
★13:44 大塚ＨＤ－後場上げ幅拡大 今期34％営業増益見込む 前期は3％増益着地
大塚ホールディングス<4578.T>が後場上げ幅拡大。同社は14日13時30分に、18.12期通期の連結営業利益予想を1400億円（前期比34.4％増）と発表した。なお、市場コンセンサスは1492億円となっている。
医療関連事業は、薬価改定の影響はあるものの、「REXULTI」、「Abilify Maintena」、「サムスカ/JINARC」のグローバル製品や国内新薬が大きく伸長し、増益となる見込み。また、ニュートラシューティカルズ関連事業も、グローバルで「ポカリスエット」、ニュートリション エ サンテ社製品の伸長と、2017年に買収したデイヤフーズ社の貢献により、増益となる見込みであるとしている。
併せて発表した、17.12期通期の連結営業利益は1042億円（前の期比3.0％増）だった。医療関連事業は減益となったものの、ニュートラシューティカルズ関連事業や消費者関連事業が増益となったことが寄与した。
大塚ホールディングス<4578.T>が後場上げ幅拡大。同社は14日13時30分に、18.12期通期の連結営業利益予想を1400億円（前期比34.4％増）と発表した。なお、市場コンセンサスは1492億円となっている。
医療関連事業は、薬価改定の影響はあるものの、「REXULTI」、「Abilify Maintena」、「サムスカ/JINARC」のグローバル製品や国内新薬が大きく伸長し、増益となる見込み。また、ニュートラシューティカルズ関連事業も、グローバルで「ポカリスエット」、ニュートリション エ サンテ社製品の伸長と、2017年に買収したデイヤフーズ社の貢献により、増益となる見込みであるとしている。
併せて発表した、17.12期通期の連結営業利益は1042億円（前の期比3.0％増）だった。医療関連事業は減益となったものの、ニュートラシューティカルズ関連事業や消費者関連事業が増益となったことが寄与した。
★13:46 ステラケミファ－いちよしがフェアバリュー引き下げ 原材料価格影響をカバーすることは難しい
ステラケミファ<4109.T>が大幅に3日続落。いちよし経済研究所では、原材料価格影響をすべてカバーすることは難しいが、転嫁はスタートしている可能性があるとみて、レーティング「A」を継続した。フェアバリューは4700円→4400円と引き下げた。
原材料価格上昇の影響が同社の損益面に影響を及ぼしていると判断。今18.3期中はこの影響をほぼフルに受ける見通しであり、短期損益は大幅な悪化が予想される。一方、来19.3期以降は価格転嫁の進展が期待されることに加え、製品需要そのものは旺盛。原材料価格および転嫁前提などを見直し、今18.3期以降の業績予想を修正。修正後の利益予想は従来見通しの1年遅れのイメージであるとした。
ステラケミファ<4109.T>が大幅に3日続落。いちよし経済研究所では、原材料価格影響をすべてカバーすることは難しいが、転嫁はスタートしている可能性があるとみて、レーティング「A」を継続した。フェアバリューは4700円→4400円と引き下げた。
原材料価格上昇の影響が同社の損益面に影響を及ぼしていると判断。今18.3期中はこの影響をほぼフルに受ける見通しであり、短期損益は大幅な悪化が予想される。一方、来19.3期以降は価格転嫁の進展が期待されることに加え、製品需要そのものは旺盛。原材料価格および転嫁前提などを見直し、今18.3期以降の業績予想を修正。修正後の利益予想は従来見通しの1年遅れのイメージであるとした。
★13:49 ＢＭＬ－いちよしがフェアバリュー引き下げ 検体検査需要減速は一過性要因が主因
ビー・エム・エル<4694.T>が続伸。いちよし経済研究所では、検体検査需要減速は一過性要因が主因とみて、レーティング「A」を継続した。フェアバリューは3400円→3300円と引き下げた。
足元の検体検査需要失速は一時的と考えるとしたが、物流コストが想定以上に増加している状況を考慮して、業績予想を見直し。いちよしでは、今18.3期業績を前期比2.7％増収、同4.0％営業増益と予想。4Q以降は前17.3期下期の検体需要低迷の反動と人件費増加の影響緩和により、増益に転じると想定。来19.3期業績は前期比3.8％増収、同15.5％営業増益と予想。
ビー・エム・エル<4694.T>が続伸。いちよし経済研究所では、検体検査需要減速は一過性要因が主因とみて、レーティング「A」を継続した。フェアバリューは3400円→3300円と引き下げた。
足元の検体検査需要失速は一時的と考えるとしたが、物流コストが想定以上に増加している状況を考慮して、業績予想を見直し。いちよしでは、今18.3期業績を前期比2.7％増収、同4.0％営業増益と予想。4Q以降は前17.3期下期の検体需要低迷の反動と人件費増加の影響緩和により、増益に転じると想定。来19.3期業績は前期比3.8％増収、同15.5％営業増益と予想。
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