前場コメント No.12 三菱電機、インベスターズC、日産自動車、フージャース、武蔵精密など

2018/02/19(月) 11:31
★10:12  三菱電機-SMBC日興が目標株価引き下げ FAやパワー半導体に加えて重電回復もけん引
 三菱電機<6503.T>が3日続伸。SMBC日興証券では、FAやパワー半導体に加え、今後は重電の回復も業績をけん引しているとみて、投資評価「1(アウトパフォーム)」を継続した。目標株価は2300円→2200円と引き下げた。
 中長期的には足元好調なFAに加え、産業用途や自動車用途で需要拡大が見込めるパワー半導体、原発の再稼動や系統変電需要増加などが期待できる重電システムが、成長をけん引する見込み。目標株価引き下げはバリュエーション手法を変更したことが主因。
 今18.3期は営業利益3330億円と、会社計画比+80億円の上振れを予想。重電システム、電子デバイス、家庭電器などは為替前提(105円/ドル、125円/ユーロ)が保守的な点も含め、上振れる余地があるとみるとした。

★10:13  インベスターズクラウド-岩井コスモが目標株価引き上げ 成長可能な不動産テック企業
 インベスターズクラウド<1435.T>が5日続伸。岩井コスモ証券では、中期的な成長が期待できる不動産テック企業と注目。投資判断「A」を継続、目標株価を1300円→2250円と引き上げた。
 年金対策などを目的に会社員がアパート経営を行う需要は強く、同社の主力事業は順調に拡大。民泊関連サービスやクラウドファンディングなどの新規事業も利益を計上する見通しになり、収益基盤の強化が進んでいる。今18.12期は会社計画を上回る前期比3割の営業増益が期待できるほか、中期的にも利益成長が期待できる点が株価の支援材料になると指摘。

★10:18  日産自動車-みずほが目標株価引き下げ 営業利益予想を下方修正
 日産自動車<7201.T>が3日続伸。みずほ証券では、営業利益予想を下方修正。投資判断「中立」を継続、目標株価は1150円→1050円と引き下げた。
 業績はみずほの想定を下回って推移しており、営業利益予想を下方修正。今18.3期は5300億円(従来6400億円、会社予想5650億円)、来19.3期は5660億円(従来7200億円)と予想。北米では販売奨励金が高水準となっていることに加え、会社想定を下回る販売で在庫調整を要する。質の高い販売体制へ切り替えるのに時間を要する可能性がある。国内における完成検査問題は悪影響が縮小しつつあるが、機会損失部分をすべて取り戻すのは難しく、緩やかな回復にとどまると予想されるとした。

★10:27  フージャース-大幅に3日続伸 サービスアパートメント「DUO FLATS芝公園」オープン
 フージャースホールディングス<3284.T>が大幅に3日続伸。同社は16日に、グループであるフージャースコーポレーション (東京都千代田区)が、東京都港区芝公園にて、サービスアパートメント「DUO FLATS芝公園」をオープンすると発表した。
 「DUO FLATS芝公園」は、交通の利便性に優れた港区芝公園エリアにおいて、都営三田線「芝公園」駅徒歩4分に位置する新築物件という。全戸を通じて、インテリアと家具家電が設置され、Wi-Fiや24時間対応のバイリンガル(日英)ヘルプデスクなどの便利なサービスが賃料に含まれており、滞在中の様々なニーズに対し、質の高いサービスを提供するとしている。今後の収益拡大への寄与が期待され、買いが入っている。

★10:28  武蔵精密-上げ幅拡大 ABEJAと協業 AIを活用した検品自動化を推進
 武蔵精密工業<7220.T>が上げ幅拡大。同社は2月19日10時ごろ、ディープラーニングを活用して産業構造の変革をサポートする事業を行う、ABEJA(東京都港区)と協業すると発表した。
 ものづくりにおけるAIの活用を推進する一環として、ディープラーニング技術を活用し、ムサシが製造する自動車部品(ベベルギヤ)の画像データを解析して、完成品の自動検品を行う実証実験を2017年6月から10月に実施。
 実証実験では、武蔵精密が製造する四輪車用の部品であるベベルギヤの画像データをディープラーニング技術により解析し、良品と不良品を見分け不良品を検出する学習済みモデルの構築を行った。


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