後場コメント No.1 東京海上、ＭＳ＆ＡＤ、アイリッジ、セレス、ソースネクストなど
★12:30 東京海上－大和が目標株価引き上げ 米法人減税が追い風に 株主還元の方針に注目
東京海上ホールディングス<8766.T>がもみ合い。大和証券では、米法人減税が追い風になると判断。株主還元の方針に注目するとし、投資判断「2（アウトパフォーム）」を継続、目標株価を5800円→6000円と引き上げた。
次期中計（18～20年度）における成長戦略に注目。自動車保険の値下げ影響や消費増税、債権法改正が逆風となる一方、新種保険の取り組みや海外事業の拡大はプラス材料となる見込み。海外の保険料率について、1月の契約更改では「再保険は1ケタ台前半、先進国プロパティは1ケタ台前半～中盤の引き上げ」と説明されている。なお、海外展開では優位性があり、特に海外M&A（合併・買収）のPMI（PostMerger Integration）の実績が強み。これまでの大型買収を振り返ると、英キルン（07年12月発表）、米フィラデルフィア（08年7月）、米デルファイ（11年12月発表）、米HCC社（15年6月発表）とM&Aを積極的に進めてきた。直近のHCC社買収発表から3年近くが経過しており、大型M&Aの可能性に注目。
東京海上ホールディングス<8766.T>がもみ合い。大和証券では、米法人減税が追い風になると判断。株主還元の方針に注目するとし、投資判断「2（アウトパフォーム）」を継続、目標株価を5800円→6000円と引き上げた。
次期中計（18～20年度）における成長戦略に注目。自動車保険の値下げ影響や消費増税、債権法改正が逆風となる一方、新種保険の取り組みや海外事業の拡大はプラス材料となる見込み。海外の保険料率について、1月の契約更改では「再保険は1ケタ台前半、先進国プロパティは1ケタ台前半～中盤の引き上げ」と説明されている。なお、海外展開では優位性があり、特に海外M&A（合併・買収）のPMI（PostMerger Integration）の実績が強み。これまでの大型買収を振り返ると、英キルン（07年12月発表）、米フィラデルフィア（08年7月）、米デルファイ（11年12月発表）、米HCC社（15年6月発表）とM&Aを積極的に進めてきた。直近のHCC社買収発表から3年近くが経過しており、大型M&Aの可能性に注目。
★12:34 ＭＳ＆ＡＤ－大和が目標株価引き下げ 来期は自然災害の反動による大幅増益へ
ＭＳ＆ＡＤインシュアランスグループホールディングス<8725.T>が8日続伸。大和証券では、来期は自然災害の反動による大幅増益とみて、投資判断「2（アウトパフォーム）」を継続した。目標株価は4000円→3900円と引き下げた。
次期中計に向けて、株主還元の方針が注目される。2017年11月の説明会では、準備金損益やキャピタル損益などの取り扱いを含めて「グループコア利益」の定義変更を検討中と説明。具体的な計算式は正式発表が待たれるが、17年度計画では異常危険準備金繰入：600億円程度、有価証券売買損益：950億円程度が見込まれており、税後1000億円以上の規模で還元基準となる利益が上乗せされる可能性がある。
短期的には、自社株取得にも期待。17年度の業績悪化を受けて、本決算時の還元は期待し難いとの声もあるが、次期中計の策定を前に株主還元と17年度業績（グループコア利益）は切り離された印象が強いとした。
ＭＳ＆ＡＤインシュアランスグループホールディングス<8725.T>が8日続伸。大和証券では、来期は自然災害の反動による大幅増益とみて、投資判断「2（アウトパフォーム）」を継続した。目標株価は4000円→3900円と引き下げた。
次期中計に向けて、株主還元の方針が注目される。2017年11月の説明会では、準備金損益やキャピタル損益などの取り扱いを含めて「グループコア利益」の定義変更を検討中と説明。具体的な計算式は正式発表が待たれるが、17年度計画では異常危険準備金繰入：600億円程度、有価証券売買損益：950億円程度が見込まれており、税後1000億円以上の規模で還元基準となる利益が上乗せされる可能性がある。
短期的には、自社株取得にも期待。17年度の業績悪化を受けて、本決算時の還元は期待し難いとの声もあるが、次期中計の策定を前に株主還元と17年度業績（グループコア利益）は切り離された印象が強いとした。
★12:39 アイリッジ－エースが目標株価引き下げ 自社サービスは着実に進ちょく
アイリッジ<3917.T>が6日ぶり反落。エース経済研究所では、自社サービスは着実に進ちょくしており、今後の展開への期待や株価水準から、投資判断「強気」を継続した。目標株価は2600円→1800円と引き下げた。
以前から案件の大型化・長期化の傾向が強まっており、今回の対応遅れによる下方修正は期待外れとコメント。会社は3/2に下方修正を発表。案件の大型化・長期化で売上計上が遅れていることが響いたもの。一方、自社サービス電子地域通貨プラットフォーム「MoneyEasy」の導入は進んでいると指摘。
アイリッジ<3917.T>が6日ぶり反落。エース経済研究所では、自社サービスは着実に進ちょくしており、今後の展開への期待や株価水準から、投資判断「強気」を継続した。目標株価は2600円→1800円と引き下げた。
以前から案件の大型化・長期化の傾向が強まっており、今回の対応遅れによる下方修正は期待外れとコメント。会社は3/2に下方修正を発表。案件の大型化・長期化で売上計上が遅れていることが響いたもの。一方、自社サービス電子地域通貨プラットフォーム「MoneyEasy」の導入は進んでいると指摘。
★12:40 セレス－後場買い気配 仮想通貨ポートフォリオ管理ツール開発・提供するＬＯＧＩＣＡと資本提携
セレス<3696.T>が後場買い気配。同社は14日12時に、仮想通貨のポートフォリオ管理ツール「Coinboard」（コインボード）を開発・提供するＬＯＧＩＣＡ（東京都渋谷区）と資本提携を行うと発表した。
「Coinboard」（コインボード）はAPI（あるWEBサービスが持つ機能やデータを他のサービスで使えるようにするための仕組み）にて仮想通貨取引所と連携させることができ、自動で取引履歴や残高といったデータ更新が行われる使用という。同社は、今回のＬＯＧＩＣＡへの出資を通じて、仮想通貨関連事業を推進するとともに、仮想通貨（トークン）・ブロックチェーン技術においてビジネスシナジーの可能性を追求するとしている。
セレス<3696.T>が後場買い気配。同社は14日12時に、仮想通貨のポートフォリオ管理ツール「Coinboard」（コインボード）を開発・提供するＬＯＧＩＣＡ（東京都渋谷区）と資本提携を行うと発表した。
「Coinboard」（コインボード）はAPI（あるWEBサービスが持つ機能やデータを他のサービスで使えるようにするための仕組み）にて仮想通貨取引所と連携させることができ、自動で取引履歴や残高といったデータ更新が行われる使用という。同社は、今回のＬＯＧＩＣＡへの出資を通じて、仮想通貨関連事業を推進するとともに、仮想通貨（トークン）・ブロックチェーン技術においてビジネスシナジーの可能性を追求するとしている。
★12:40 ソースネクスト－後場上げ幅拡大 成田・羽田・関西空港で「POCKETALK」レンタル受付開始
ソースネクスト<4344.T>が後場上げ幅拡大。同社は14日に、日本航空<9201.T>傘下のＪＡＬエービーシー（東京都中央区）を通して、通訳機「POCKETALK（ポケトーク）」のレンタルを開始すると発表した。
ＪＡＬエービーシーの運営するカウンター（成田空港、羽田空港、関西空港10カ所）で、海外旅行へ出かける、または海外からの旅行客向けに、日額800円（税込）でPOCKETALKをレンタルするとしている。
ソースネクスト<4344.T>が後場上げ幅拡大。同社は14日に、日本航空<9201.T>傘下のＪＡＬエービーシー（東京都中央区）を通して、通訳機「POCKETALK（ポケトーク）」のレンタルを開始すると発表した。
ＪＡＬエービーシーの運営するカウンター（成田空港、羽田空港、関西空港10カ所）で、海外旅行へ出かける、または海外からの旅行客向けに、日額800円（税込）でPOCKETALKをレンタルするとしている。
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