前場コメント No.7 ナノキャリア、積水ハウス、JXTG、イグニス、パーク24など

2018/03/22(木) 11:31
★9:36  ナノキャリア-7日ぶり反発 通期営業赤字縮小見込む 売上高が予想上回る
 ナノキャリア<4571.T>が7日ぶり反発。同社は20日に、18.3期通期の営業損益予想を従来の47.8億円の赤字から47.3億円の赤字(前期は27.1億円の赤字)へと引き上げると発表した。
 アキュルナへのライセンス契約締結に伴うライセンス収入および大手製薬会社との契約締結に伴う契約一時金収入により、売上高が当初予想を5800万円上回る見込みとなったことが寄与する。

★9:37  東急RE-大和が目標株価引き上げ 投資口価格に割安感は見出し難い
 東急リアル・エステート投資法人<8957.T>が反落。大和証券では、投資口価格に割安感は見出し難いとし、投資判断「3(中立)」を継続した。目標株価は14.00万円→14.50万円と引き上げた。圧縮積立金の取り崩しに依存せず、DPS(1口当たり分配金)は2670円を想定。「SBS」および「東急虎ノ門ビル」における稼働面での課題にメド。今後は力強い内部成長を享受できるフェーズに移行すると考えるとした。

★9:37  伊藤園-大和が目標株価引き上げ コーヒーとお茶の競争環境がリスク
 伊藤園<2593.T>が3日ぶり反発。大和証券では、コーヒーとお茶の競争環境がリスクとし、投資判断「4(アンダーパフォーム)」を継続した。目標株価は2800円→3000円と引き上げた。商品ミックスの悪化と原材料高が利益を圧迫も、子会社は順調な進ちょくと指摘。

★9:44  積水ハウス-SMBC日興が目標株価引き下げ 自社株買い再開がカタリスト
 積水ハウス<1928.T>が反落。SMBC日興証券では、足元業績は堅調で、自社株買い再開がカタリストとし、投資評価「1(アウトパフォーム)」を継続した。目標株価は2450円→2400円と引き下げた。
 SMBC日興では、国際事業をけん引役として20.1期まで営業最高益更新および増配が続くと想定。その間に、国内住宅事業のテコ入れや収益源の多様化が進むかが注目点。また、自社株買い再開がカタリストの1つであり、資金回収が進む20.1期に本格的に再開すると想定しているとした。

★9:44  国際帝石やJXTG-鉱業・石油関連高い 米石油在庫減少サプライズで原油高
 国際石油開発帝石<1605.T>やJXTGホールディングス<5020.T>、出光興産<5019.T>など、鉱業や石油関連高い。
 日経新聞電子版によると、米エネルギー情報局(EIA)が21日に公表した週間石油在庫統計で原油在庫が市場予想に反して前の週から減少した。それに伴い原油先物価格が上昇し、関連企業の利益拡大期待が高まっている。

★9:45  イグニス-5日ぶり反発 スマホ向けゲーム「メガスマッシュ」事前登録数10万突破
 イグニス<3689.T>が5日ぶり反発。同社子会社のスタジオキング(東京都渋谷区)は20日に、スマホ向けゲーム「メガスマッシュ(コードネームGK)」の事前登録数が10万を突破したと発表した。同ゲームは、指先ひとつで迫り来るモンスターや巨大なボスをなぎはらう、爽快ぶっとばしアクションRPGという。なお、2018年春配信予定となっている。

★9:52  パーク24-野村が目標株価引き下げ 本格的な増益寄与はまだ先
 パーク24<4666.T>が反落。野村証券では、海外駐車場事業の増収効果は大きいが、本格的な増益寄与はまだ先と想定。レーティング「Neutral」を継続、目標株価は3500円→3100円と引き下げた。
 業績予想に豪州など5カ国や英国の駐車場事業の買収による業績寄与、今18.10期Q1(17年11月~18年1月)期の決算動向を織り込んだとした。今18.10期は売上高2900億円 (前期比24.5%増)、営業利益225億円(同9.7%増)と予想。売上高の伸びが高いのは、買収した海外駐車場事業が通年寄与を開始するため。 国内駐車場事業が駐車場開発の進展で同3.4%営業増益が予想され、モビリティ事業は利用者拡大で同12.2%営業増益と予想。


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