J・TEC-急騰 表皮水疱症への適応拡大に向けて「ジェイス」の一部変更承認申請を提出
ジャパン・ティッシュ・エンジニアリング<7774.T>が急騰。同社は22日12時に、表皮水疱症の治療を目的とした、「ジェイス」の一部変更承認申請書を厚生労働省へ提出したと発表した。
表皮水疱症は、日常生活でのちょっとした刺激や摩擦により、全身の皮膚や粘膜に水疱(水ぶくれ)やびらん(ただれ)を繰り返し潰瘍(組織の欠損)が発生する遺伝性の皮膚難病。
「ジェイス」は、2007年に重症熱傷を適応対象として製造販売承認を取得した国内初の再生医療等製品という。「ジェイス」による表皮水疱症の治療は、患者本人の皮膚組織を培養することで製造した「ジェイス」を、再発性や難治性のびらん・潰瘍部分に移植し、速やかに上皮化するもの。これにより、感染防止、疼痛の軽減など、患者の症状の改善が期待できるとしている。
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