前場コメント No.8 朝日インテック、富士ソフト、帝国ホテル、ＵＭＣエレ、オリックスなど
★9:22 朝日インテック－大和が目標株価引き下げ 4Qの費用増や会社の流通在庫圧縮意向には留意
朝日インテック<7747.T>が4日ぶり反発。大和証券では、4Qの費用増や会社の流通在庫圧縮意向には留意とコメント。投資判断「1（買い）」を継続も、目標株価は5210円→4570円と引き下げた。
会社は期初に提示した通期の業績見通し（売上高474.3億円（前期比11.0％増）、営業利益121.4億円（同12.4％増））を据え置いた。「売り上げが当初の想定以上に伸びることにより利益も上回る見通し」と述べる一方、（1）海外における特需およびそれに伴う反動による影響度の把握が困難であること、（2）研究開発や営業関係費用などを中心に、将来の継続的成長のための積極的な費用投下を実施する予定であることなどから「総合して勘案し、見通しの修正は行っていない」と語っている。
7月から米国においてPTCAガイドワイヤーの自販を始めることが決まっており、流通在庫を圧縮させたい意向を持っていることにも留意が必要であるとした。
朝日インテック<7747.T>が4日ぶり反発。大和証券では、4Qの費用増や会社の流通在庫圧縮意向には留意とコメント。投資判断「1（買い）」を継続も、目標株価は5210円→4570円と引き下げた。
会社は期初に提示した通期の業績見通し（売上高474.3億円（前期比11.0％増）、営業利益121.4億円（同12.4％増））を据え置いた。「売り上げが当初の想定以上に伸びることにより利益も上回る見通し」と述べる一方、（1）海外における特需およびそれに伴う反動による影響度の把握が困難であること、（2）研究開発や営業関係費用などを中心に、将来の継続的成長のための積極的な費用投下を実施する予定であることなどから「総合して勘案し、見通しの修正は行っていない」と語っている。
7月から米国においてPTCAガイドワイヤーの自販を始めることが決まっており、流通在庫を圧縮させたい意向を持っていることにも留意が必要であるとした。
★9:23 富士ソフト－三菱ＵＦＪＭＳが目標株価引き上げ プロダクト・サービスも好調
富士ソフト<9749.T>が3日ぶり反発。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、組み込みソフトウェアに加え、プロダクト・サービスも好調と判断。投資判断「Overweight」を継続、目標株価は4850円→5050円と引き上げた。
エクイティストーリーは、『機械制御系（FA制御など）および自動車関連の組み込みソフトウェアをけん引役とする持続的な成長』。組み込みソフトウェアの需要拡大に加え、旺盛なITインフラ更新需要に伴う自社製品や他社ライセンスのプロダクト・サービスも好調。今18.12期1Q（1～3月）の組込系/制御系の売上高は前年同期比14％増であり、主力の機械制御系は同12％増、自動車関連は同26％増。プロダクト･サービス（アウトソーシング除く）の1Q売上高は同13％増であり、自社製品ではPOSシステム（子会社のソフトウェア製品）がけん引役。18年4月に975名（連結）の新卒入社があり短期的に固定費負担が増すが、豊富な受注残（1Q末、前年同期比15％増）による増収効果で上期営業利益は49億円（同17％増）と会社計画42億円（同flat）を上回ると予想。
富士ソフト<9749.T>が3日ぶり反発。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、組み込みソフトウェアに加え、プロダクト・サービスも好調と判断。投資判断「Overweight」を継続、目標株価は4850円→5050円と引き上げた。
エクイティストーリーは、『機械制御系（FA制御など）および自動車関連の組み込みソフトウェアをけん引役とする持続的な成長』。組み込みソフトウェアの需要拡大に加え、旺盛なITインフラ更新需要に伴う自社製品や他社ライセンスのプロダクト・サービスも好調。今18.12期1Q（1～3月）の組込系/制御系の売上高は前年同期比14％増であり、主力の機械制御系は同12％増、自動車関連は同26％増。プロダクト･サービス（アウトソーシング除く）の1Q売上高は同13％増であり、自社製品ではPOSシステム（子会社のソフトウェア製品）がけん引役。18年4月に975名（連結）の新卒入社があり短期的に固定費負担が増すが、豊富な受注残（1Q末、前年同期比15％増）による増収効果で上期営業利益は49億円（同17％増）と会社計画42億円（同flat）を上回ると予想。
★9:23 帝国ホテル－三菱ＵＦＪＭＳが目標株価引き上げ 東京ミッドタウン日比谷開業で恩恵
帝国ホテル<9708.T>が反発。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、ホテル客室単価の上昇は一服したが、東京ミッドタウン日比谷開業で恩恵ありと判断。投資判断「Hold」を継続も、目標株価は2280円→2350円と引き上げた。
エクイティストーリーに変更はないとし、ホテルの収益性向上、中期的には建て替えに注目するも、現状は大きな動きなし。目標株価は基準期の変更により小幅引き上げ。
大株主・三井不動産が3月に東京ミッドタウン日比谷を開業、エリア来場者の増加により、帝国ホテル東京のレストランや宿泊の需要の下支えが期待できる。また、不動産事業では、同ビルのオフィスに入居するテナントのグループ企業が、同社の日比谷のオフィスに入居するなど開業の恩恵を受けている。会社は旗艦ホテル・東京本社の建て替えを継続検討、建築費は高止まっているが、オフィス市況が引き続き好調であり、投資効率は高いと考えるとした。
帝国ホテル<9708.T>が反発。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、ホテル客室単価の上昇は一服したが、東京ミッドタウン日比谷開業で恩恵ありと判断。投資判断「Hold」を継続も、目標株価は2280円→2350円と引き上げた。
エクイティストーリーに変更はないとし、ホテルの収益性向上、中期的には建て替えに注目するも、現状は大きな動きなし。目標株価は基準期の変更により小幅引き上げ。
大株主・三井不動産が3月に東京ミッドタウン日比谷を開業、エリア来場者の増加により、帝国ホテル東京のレストランや宿泊の需要の下支えが期待できる。また、不動産事業では、同ビルのオフィスに入居するテナントのグループ企業が、同社の日比谷のオフィスに入居するなど開業の恩恵を受けている。会社は旗艦ホテル・東京本社の建て替えを継続検討、建築費は高止まっているが、オフィス市況が引き続き好調であり、投資効率は高いと考えるとした。
★9:27 ＵＭＣエレクトロニクス－急反発 21.3期営業益50億円目指す
ユー・エム・シー・エレクトロニクス<6615.T>が急反発。同社は16日、新中期経営計画（2018～20年度）を発表し、21.3期の連結売上高目標を2000億円、営業利益目標を50億円（前期比2.0倍）とした。設備投資については、19.3期に71億円（前期比18.3％増）、20.3期・21.3期に50億円を計画している。
ユー・エム・シー・エレクトロニクス<6615.T>が急反発。同社は16日、新中期経営計画（2018～20年度）を発表し、21.3期の連結売上高目標を2000億円、営業利益目標を50億円（前期比2.0倍）とした。設備投資については、19.3期に71億円（前期比18.3％増）、20.3期・21.3期に50億円を計画している。
★9:30 オリックス－大和が目標株価引き上げ 中期的な利益の目線が上昇
オリックス<8591.T>が3日ぶり反発。大和証券では、中期的な利益の目線が上昇していると判断。株価の割安感は鮮明とし、投資判断「1（買い）」を継続、目標株価を2500円→2600円と引き上げた。
17年度通期決算は連結当期利益が前期比15％増の3131億円。米税制改正に伴うプラス効果があり、4Qには中東投資先での減損を実施も、中計目標である3000億円を上回って着地。大和では17年度業績の上振れを受けて、18年度の当期利益の予想を引き上げ（従来予想：3200億円→3250億円）。18年度から始まった新中計では当期純利益の年間成長率として4～8％の目標が示されており、中期的な利益見通しも増額。19年度は3350億円→3400億円と上方修正。
オリックス<8591.T>が3日ぶり反発。大和証券では、中期的な利益の目線が上昇していると判断。株価の割安感は鮮明とし、投資判断「1（買い）」を継続、目標株価を2500円→2600円と引き上げた。
17年度通期決算は連結当期利益が前期比15％増の3131億円。米税制改正に伴うプラス効果があり、4Qには中東投資先での減損を実施も、中計目標である3000億円を上回って着地。大和では17年度業績の上振れを受けて、18年度の当期利益の予想を引き上げ（従来予想：3200億円→3250億円）。18年度から始まった新中計では当期純利益の年間成長率として4～8％の目標が示されており、中期的な利益見通しも増額。19年度は3350億円→3400億円と上方修正。
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