前場コメント No.10 ＮＴＴ、日本ゼオン、コスモエネルギー、トウキョウベース、インソースなど
★9:39 ＮＴＴ－岩井コスモが目標株価引き上げ 19.3期は増収営業増益を予想
ＮＴＴ<9432.T>が続落。岩井コスモ証券では、今19.3期は増収営業増益を予想。投資判断「A」を継続、目標株価を6000円→6500円と引き上げた。
前18.3期営業利益は14年ぶりに過去最高を更新。業務効率化を進める企業向けのクラウドサービスの伸長などで、今19.3期は増収営業増益の見通し。グローバルなIT企業に向けて収益構造の転換を推進中。収益構造の変化が進むにつれ、株価に対する評価も従来の通信業者としての評価から、ITサービス企業としての評価へ高まる可能性が考えられる。株価指標面での割安感や、今期予想配当利回りの高さも株価の支援材料になる見通し。
ＮＴＴ<9432.T>が続落。岩井コスモ証券では、今19.3期は増収営業増益を予想。投資判断「A」を継続、目標株価を6000円→6500円と引き上げた。
前18.3期営業利益は14年ぶりに過去最高を更新。業務効率化を進める企業向けのクラウドサービスの伸長などで、今19.3期は増収営業増益の見通し。グローバルなIT企業に向けて収益構造の転換を推進中。収益構造の変化が進むにつれ、株価に対する評価も従来の通信業者としての評価から、ITサービス企業としての評価へ高まる可能性が考えられる。株価指標面での割安感や、今期予想配当利回りの高さも株価の支援材料になる見通し。
★9:44 日本ゼオン－みずほが目標株価引き下げ 高限界利益率の独自製品を擁する事業構造を評価
日本ゼオン<4205.T>がもみ合い。みずほ証券では、高限界利益率の独自製品を多数擁する事業構造を高く評価するとし、投資判断「買い」を継続した。目標株価は1800円→1600円と引き下げた。
特殊合成ゴムおよびC5留分の総合活用に基づく各種高機能材料などの競争優位性に対する高評価を再確認。同社の事業ポートフォリオは、高限界利益率の高付加価値製品を多数擁するため、川下の需要変動に伴う業績変動は比較的大きい。ただし、中長期的には成長を期待できると判断。為替前提の変更により業績予想を修正。業績予想期間を変更するとともに、想定株式リスク・プレミアムを5.5％から6.0％へ引き上げ、目標株価は引き下げるとした。
日本ゼオン<4205.T>がもみ合い。みずほ証券では、高限界利益率の独自製品を多数擁する事業構造を高く評価するとし、投資判断「買い」を継続した。目標株価は1800円→1600円と引き下げた。
特殊合成ゴムおよびC5留分の総合活用に基づく各種高機能材料などの競争優位性に対する高評価を再確認。同社の事業ポートフォリオは、高限界利益率の高付加価値製品を多数擁するため、川下の需要変動に伴う業績変動は比較的大きい。ただし、中長期的には成長を期待できると判断。為替前提の変更により業績予想を修正。業績予想期間を変更するとともに、想定株式リスク・プレミアムを5.5％から6.0％へ引き上げ、目標株価は引き下げるとした。
★9:48 コスモエネルギー－続伸 150億円で重質油の分解能力増強
コスモエネルギーホールディングス<5021.T>が続伸。17日付の日経産業新聞で、同社が国内主力の堺製油所で150億円を投じ、重質油の分解能力を増強すると報じられた。
設備や運用を改良し、2019年後半に現状比で2割増強するという。アスファルトなど用途が限られる重質油を、ガソリンやジェット燃料など高付加価値な石油製品に活用するとされる。これらをテコに約240億円の利益押し上げ効果を見込むもよう。今後の業績拡大への期待から、株価は上昇している。
コスモエネルギーホールディングス<5021.T>が続伸。17日付の日経産業新聞で、同社が国内主力の堺製油所で150億円を投じ、重質油の分解能力を増強すると報じられた。
設備や運用を改良し、2019年後半に現状比で2割増強するという。アスファルトなど用途が限られる重質油を、ガソリンやジェット燃料など高付加価値な石油製品に活用するとされる。これらをテコに約240億円の利益押し上げ効果を見込むもよう。今後の業績拡大への期待から、株価は上昇している。
★9:49 ファンドクリエーションＧ－反発 不動産特定共同事業法に基づく許可を取得
ファンドクリエーショングループ<3266.T>が反発。同社は16日に、子会社のファンドクリエーションが、不動産特定共同事業法に基づく許可を取得したと発表した。
これにより、不動産特定共同事業契約に基づき営まれる不動産取引から発生する収益・利益の分配を行う「第1号事業」と、当該契約の締結代理または媒介を行う「第2号事業」が可能になるとのこと。より多様な商品開発の検討が可能になるとしている。今後の収益拡大への寄与が期待され、買いが入っている。
ファンドクリエーショングループ<3266.T>が反発。同社は16日に、子会社のファンドクリエーションが、不動産特定共同事業法に基づく許可を取得したと発表した。
これにより、不動産特定共同事業契約に基づき営まれる不動産取引から発生する収益・利益の分配を行う「第1号事業」と、当該契約の締結代理または媒介を行う「第2号事業」が可能になるとのこと。より多様な商品開発の検討が可能になるとしている。今後の収益拡大への寄与が期待され、買いが入っている。
★9:50 トウキョウベース－ＳＭＢＣ日興が目標株価引き下げ 中期成長に向けて構造改革中
ＴＯＫＹＯ ＢＡＳＥ<3415.T>が3日ぶり反発。ＳＭＢＣ日興証券では、中期成長に向けて構造改革中とコメント。投資評価「1（アウトパフォーム）」を継続も、目標株価は1900円→1400円と引き下げた。
カタリストは増収率および増益率の回復。今19.2期下期には前年ハードルが低下する。第3のブランド「PUBLIC TOKYO」（PT）も今19.2期下期に始まり、その立ち上がりが好調であれば、再び中期成長けん引への期待も高まる。仕入商品もある第一のブランド「STUDIOUS」（ST）に対し、SPA業態である「UNITED TOKYO」（UT）、PTの粗利率は高い。EC事業の引き続きの拡大とともに、中期的な営業利益率改善にも期待するとした。
ＴＯＫＹＯ ＢＡＳＥ<3415.T>が3日ぶり反発。ＳＭＢＣ日興証券では、中期成長に向けて構造改革中とコメント。投資評価「1（アウトパフォーム）」を継続も、目標株価は1900円→1400円と引き下げた。
カタリストは増収率および増益率の回復。今19.2期下期には前年ハードルが低下する。第3のブランド「PUBLIC TOKYO」（PT）も今19.2期下期に始まり、その立ち上がりが好調であれば、再び中期成長けん引への期待も高まる。仕入商品もある第一のブランド「STUDIOUS」（ST）に対し、SPA業態である「UNITED TOKYO」（UT）、PTの粗利率は高い。EC事業の引き続きの拡大とともに、中期的な営業利益率改善にも期待するとした。
★9:54 インソース－大幅に4日続伸 新作研修「組織マネジメント研修 パワハラを根本的に防止する」開発
インソース<6200.T>が大幅に4日続伸。同社は17日8時55分に、新作研修「組織マネジメント研修 パワハラを根本的に防止する」をリリースしたことを発表した。
パワハラを根本的に防止するためには、個人の倫理観だけに任せるのではなく、組織をつくる上級管理職や役員のマネジメントが重要という。そこで同社は、経営の視点から、ハラスメント防止と業績向上を同時に実現する高次元マネジメントを学ぶ研修を開発したとしている。今後の収益拡大への寄与が期待され、買いが入っている。
インソース<6200.T>が大幅に4日続伸。同社は17日8時55分に、新作研修「組織マネジメント研修 パワハラを根本的に防止する」をリリースしたことを発表した。
パワハラを根本的に防止するためには、個人の倫理観だけに任せるのではなく、組織をつくる上級管理職や役員のマネジメントが重要という。そこで同社は、経営の視点から、ハラスメント防止と業績向上を同時に実現する高次元マネジメントを学ぶ研修を開発したとしている。今後の収益拡大への寄与が期待され、買いが入っている。
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