前場コメント No.16 不二越、アドバンテスト、アドバンストメディア、コンコルディア、ＩＳＩＤなど
★10:57 不二越－ＳＭＢＣ日興が目標株価引き下げ ロボット受注拡大は下期以降か
不二越<6474.T>が続落。ＳＭＢＣ日興証券では、ロボット受注拡大は下期以降かとコメント。投資評価「2（中立）」を継続、目標株価は750円→620円と引き下げた。
油圧需要の好調が続き、工具・ベアリングも緩やかながら回復しているが、原材料費増加により利益が抑えられること、市場の注目の集まっていたロボット事業の受注が踊り場となっていることから、株価のアップサイドは限られる見通し。
ロボット事業の受注が減少したことで、1Q決算発表後の株価は大きく下落。電子産業向けの需要は下期以降に動く可能性が高いとのことで、再度同事業の高成長性を確認するタイミングは2Q以降との見方を示した。
不二越<6474.T>が続落。ＳＭＢＣ日興証券では、ロボット受注拡大は下期以降かとコメント。投資評価「2（中立）」を継続、目標株価は750円→620円と引き下げた。
油圧需要の好調が続き、工具・ベアリングも緩やかながら回復しているが、原材料費増加により利益が抑えられること、市場の注目の集まっていたロボット事業の受注が踊り場となっていることから、株価のアップサイドは限られる見通し。
ロボット事業の受注が減少したことで、1Q決算発表後の株価は大きく下落。電子産業向けの需要は下期以降に動く可能性が高いとのことで、再度同事業の高成長性を確認するタイミングは2Q以降との見方を示した。
★11:02 アドバンテスト－反発 半導体検査装置の生産能力1.5倍に
アドバンテスト<6857.T>が反発。17日付の日刊工業新聞で、同社が半導体検査装置の生産効率化に乗り出したと報じられた。
神奈川と福島の両県にある、同社の装置の組み立てなどを担う電子機器製造受託サービス（EMS）企業への委託業務を拡大したほか、韓国・天安市の工場内の生産スペースを1.8倍に拡張したという。これらの取り組みにより、半導体検査装置の生産能力を約1.5倍に増強したとされる。今後の収益の伸びが期待され、株価は上昇している。
アドバンテスト<6857.T>が反発。17日付の日刊工業新聞で、同社が半導体検査装置の生産効率化に乗り出したと報じられた。
神奈川と福島の両県にある、同社の装置の組み立てなどを担う電子機器製造受託サービス（EMS）企業への委託業務を拡大したほか、韓国・天安市の工場内の生産スペースを1.8倍に拡張したという。これらの取り組みにより、半導体検査装置の生産能力を約1.5倍に増強したとされる。今後の収益の伸びが期待され、株価は上昇している。
★11:06 ダイフク－ＵＢＳが「Neutral」へ引き下げ 成長期待の低下で
ダイフク<6383.T>が4日ぶり反発。ＵＢＳ証券では、5月14日引け後発行のレポートで、レーティングを「Buy」→「Neutral」、目標株価を8000円→6100円と引き下げた。成長期待低下のため。
FA&DA事業（物流機器関連）について、中期的な成長シナリオは不変としたが、受注成長と収益性改善のＵＢＳ予想を引き下げ。プレミアムの源泉であるFA&DAに代わり、マルチプルが低いエレキ関連のeFAが前期営業利益の最大けん引役へ躍り出た。フォワードPERはＵＢＳ予想で今期21倍まで低下も、再浮上するには増益率が30～40％増へ高まる必要があると指摘。国内自動化関連銘柄の相対感は物流機器への高い比重を背景にして優れるが、投資判断は格下げするとした。
ダイフク<6383.T>が4日ぶり反発。ＵＢＳ証券では、5月14日引け後発行のレポートで、レーティングを「Buy」→「Neutral」、目標株価を8000円→6100円と引き下げた。成長期待低下のため。
FA&DA事業（物流機器関連）について、中期的な成長シナリオは不変としたが、受注成長と収益性改善のＵＢＳ予想を引き下げ。プレミアムの源泉であるFA&DAに代わり、マルチプルが低いエレキ関連のeFAが前期営業利益の最大けん引役へ躍り出た。フォワードPERはＵＢＳ予想で今期21倍まで低下も、再浮上するには増益率が30～40％増へ高まる必要があると指摘。国内自動化関連銘柄の相対感は物流機器への高い比重を背景にして優れるが、投資判断は格下げするとした。
★11:09 アドバンストメディア－急騰 「AmiVoice Communication Suite2」を三井住友カードで展開
アドバンスト・メディア<3773.T>が急騰。同社は17日に、三井住友フィナンシャルグループ<8316.T>傘下の三井住友カード（東京都港区）の債権回収業務部門に音声認識ソリューション「AmiVoice Communication Suite2（アミボイス コミュニケーション スイートツー）」をＳＣＳＫ<9719.T>と共同で提供し、3月26日から稼働開始したと発表した。
このソリューションは、管理者が顧客との会話内容をリアルタイムでモニタリングすることが可能であり、オペレーターの応対品質向上に寄与するとしている。
アドバンスト・メディア<3773.T>が急騰。同社は17日に、三井住友フィナンシャルグループ<8316.T>傘下の三井住友カード（東京都港区）の債権回収業務部門に音声認識ソリューション「AmiVoice Communication Suite2（アミボイス コミュニケーション スイートツー）」をＳＣＳＫ<9719.T>と共同で提供し、3月26日から稼働開始したと発表した。
このソリューションは、管理者が顧客との会話内容をリアルタイムでモニタリングすることが可能であり、オペレーターの応対品質向上に寄与するとしている。
★11:10 コンコルディア－ＵＢＳが「Buy」へ引き上げ 株価の割安感は拡大
コンコルディア・フィナンシャルグループ<7186.T>がもみ合い。ＵＢＳ証券では、レーティングを「Neutral」→「Buy」、目標株価を730円→740円と引き上げた。
17年度決算を踏まえ、業績予想を微修正。バリュエーションのベースとなる株主還元見通しに大きな変更はないとし、結果的に目標株価もわずかな調整にとどまるとした。ただし、17年12月に「割安感は縮小」したとして投資判断を「Buy」から「Neutral」に引き下げて以降の低調な株価推移により、足元の株価の割安感は拡大。リスクリウォードはアップサイドに偏っていると判断するとした。
コンコルディア・フィナンシャルグループ<7186.T>がもみ合い。ＵＢＳ証券では、レーティングを「Neutral」→「Buy」、目標株価を730円→740円と引き上げた。
17年度決算を踏まえ、業績予想を微修正。バリュエーションのベースとなる株主還元見通しに大きな変更はないとし、結果的に目標株価もわずかな調整にとどまるとした。ただし、17年12月に「割安感は縮小」したとして投資判断を「Buy」から「Neutral」に引き下げて以降の低調な株価推移により、足元の株価の割安感は拡大。リスクリウォードはアップサイドに偏っていると判断するとした。
★11:18 ＩＳＩＤ－4日ぶり反発 ブロックチェーン活用農作物トレーサビリティー実証実験開始
電通国際情報サービス<4812.T>が4日ぶり反発。同社は17日、有機農産物の生産から最終消費までサプライチェーン（供給網）全体にわたるトレーサビリティー（生産履歴の追跡）をブロックチェーン（分散型台帳）技術で保証し、近年関心が高まる「エシカル（倫理的）消費」の真正性を担保・可視化する実証実験を開始すると発表した。
同実験では、この仕組みが「エシカル消費」の喚起・促進につながるとの仮説のもと、流通や最終消費まで含めた農産物のサプライチェーン全体にわたるトレーサビリティーをブロックチェーンで保証する仕組みを構築できるかなどを検証する。今後の事業展開推進への期待から、株価は上昇している。
電通国際情報サービス<4812.T>が4日ぶり反発。同社は17日、有機農産物の生産から最終消費までサプライチェーン（供給網）全体にわたるトレーサビリティー（生産履歴の追跡）をブロックチェーン（分散型台帳）技術で保証し、近年関心が高まる「エシカル（倫理的）消費」の真正性を担保・可視化する実証実験を開始すると発表した。
同実験では、この仕組みが「エシカル消費」の喚起・促進につながるとの仮説のもと、流通や最終消費まで含めた農産物のサプライチェーン全体にわたるトレーサビリティーをブロックチェーンで保証する仕組みを構築できるかなどを検証する。今後の事業展開推進への期待から、株価は上昇している。
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