NYオープン-反落　好調な経済指標も調達コストの上昇を嫌気

　NYオープンは反落。寄り前に発表されたウォールマートの第1四半期決算はおおむね市場予想に沿ったものだったが、電子商取引が大幅増となり買いが先行。米5月フィラデルフィア連銀製造業指数は+34.4と予想や前回値から大きく上振れる結果となった。しかしながら、主要株価3指数は上値が重い展開。米10年債利回りが一時3.12％まで上昇するなど米金利上昇の勢いは止まらず、企業の調達コスト増への懸念が高まっている。また、19日まで開催の第2回米中通商協議の行方も見極めたく、上値を追う展開とはなっていない。 DOW 　24733.18 -28.97(-0.12%) NASDAQ 　7377.59 -18.78(-0.25%) S&P500 　2718.63 -3.83(-0.14%) SOX 　1365.59 -4.51(-0.33%) CME225(ドル建て、大証日中終値比) 　22885 +45 CME225(円建て、大証日中終値比) 　22875 +35 WTI 　71.83 +0.34(+0.48%) ドル円 　110.73 ユーロ円 　130.67 債券（%） 　3.10 5/17（木）　〔予想〕　（前回） EU首脳会議（於；ブルガリア ソフィア） 21:00　コンスタンシオECB副総裁、講演 21:30　米5月フィラデルフィア連銀製造業指数　〔+21.0〕　（+23.2） 21:30　米新規失業保険申請件数　〔21.5万件〕　（21.1万件） 21:30　加3月国際証券取引高　〔-〕　（39.6億加ドルの流入） 23:00　米4月景気先行指数　〔+0.4％〕　（+0.3％） 23:45　カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁、講演 翌2:00　米10年債入札※リオープン（110億ドル） 翌2:30　カプラン米ダラス連銀総裁、講演 ※指標などの発表予定・時刻は予告なく変更になる場合がありますので、ご了承ください。